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競艇選手の年収をチェック!どれくらい稼げる!?

競艇は競馬、競輪、オートレースと同じ公営競技の一つとして親しまれている競技です。ギャンブルの一種として、日々多くの人に楽しまれている背景には、選手個人の努力や様々な競技の魅力があります。

お金の増減に楽しみを覚えて賭ける人がほとんどだと思いますが、競艇選手も大きく稼げる人もいれば、そうではない選手も存在します。

今回は競艇選手の気になる収入事情について迫っていきます。

競艇選手(ボートレーサー)の年収について

競艇選手の給料は完全な歩合制となっていて、給料が保証されているわけではありません。なので、選手によって大幅に差が生じることもあります。

2021年現在では、平均年収は約1,700万円、最低でも約800万円ほどだと言われているので、完全歩合制だとしてもサラリーマンの平均年収より遥かに高いです。

また、競艇選手はクラスで分かれており、上位クラスに行けば行くほど収入は大きくなります。競艇選手の平均年齢は37歳、平均勤続年数は30年なのでサラリーマンと同等か少し少ないくらいの期間、選手として活動していくことができます。

平均年収から計算しても、サラリーマンの生涯年収を超える収入を稼ぐことができるでしょう。ただし、競艇は危険が伴う競技なので事故や怪我などで長い間レースに出場できず、突然の引退というのも有り得ます。

そう言った点では他の競技と同じで、シビアな世界になるでしょう。また、競艇には「フライング」や「出遅れ」などのペナルティがあり、ペナルティを課せられると一定期間レースに出場することができません。その期間は無収入となるので、駆け出しの選手がペナルティを課せられることは致命的です。

競艇選手(ボートレーサー)の収入の仕組み

競艇選手の収入源は主に「賞金」と「日当」です。レースで得られるのが賞金、レースに出場するだけでもらえるのが日当です。それぞれの概要は以下のようになっています。

賞金

競艇選手の収入源で最も大きく、メインとなるのが「賞金」です。一般戦からグレードが付いた大きな大会までがあり、一般戦でも1位になると賞金10万円前後を手にすることができます。

勝ち続けると賞金も大きくなっていくので、勝てば勝つほど稼げる仕組みとなります。一般戦の場合、3着までに入った選手が賞金を手にすることができます。

グレードが付いた大きな大会は賞金も多く、BOATRACEの公式サイトによると2021年現在の各グレードの優勝賞金は以下の通りです。

・グランプリ→1億円
・SG→1,700万円〜3,900万円
・G1→480万円〜1,500万円
・G2→450万円
・G3→105万円以上

各グレードで優勝すれば一攫千金となるので、競艇選手は大きな大会で成績を残すために日々練習しているのです。

ちなみに、賞金王と言われる選手に関しては年収が2億円を超えることがほとんどだそうで、たった1年でサラリーマンの生涯年収を稼いでいます。

日当

レースで勝利してもらえる「賞金」の他に、レースに出場するだけでもらえる「日当」があります。この日当は「出走手当」とも言われ、レース前日の前検から最終日までの日当をもらうことができます。日当は約1万円〜3万円と言われており、駆け出しの選手や成績を残すことができていない選手にとっては大きな収入源となるでしょう。

仮に長期間の間負け越していたとしても、日当はもらえるので最低限の生活はできる仕組みになっています。フライングなどでペナルティを課せられ、レースに出場できない期間はアルバイトと二足の草鞋を履いている選手もいるようです。

ペナルティと事故、怪我さえなければ安定して高収入を稼げる競技ではないでしょうか。

競艇選手(ボートレーサー)のその他の収入について

「賞金」と「日当」以外に、競艇選手のその他の収入は「ナイター手当」「荒天手当」「完走手当」「金一封」など様々な手当があります。これらの手当については以下の通りです。

・ナイター手当・・・ナイター競走時に支払われる手当
・荒天手当・・・レースが荒天状況で開催されたときに支払われる手当
・完走手当・・・一般戦の節間で無事故の場合支払われる手当
・金一封・・・節間で全勝したときに支払われる手当

会社員が「手当」という名目でお金が支払われるように、競艇選手にも上記のような手当が支払われます。他にもレース開催会場までの交通費が支給されることや、企業の協賛品を参加賞としてもらえる場合もあります。

各種手当が充実していることも下位選手にとっては大きいですし、競艇選手を目指す一つの安心材料ではないでしょうか。

まとめ

今回は公営競技の一つである競艇選手の収入事情について解説していきました。

強い選手が大きなお金を稼ぐ実力社会ですが、ペナルティと事故、怪我さえなければそこそこの収入を安定して稼げる競技だということがこの記事を通じて分かったと思います。

競艇という競技に興味を持ち、選手を目指す人は是非参考にしてください。



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