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【ドッグスポーツ】種類は6つ!愛犬と楽しめる競技を種目別でご紹介

スポーツ好きで愛犬家の方なら、犬と一緒にスポーツを楽しみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?

欧米などでは犬と一緒に楽しめるドッグスポーツが人気。数多くの競技が行われています。

ここではドッグスポーツの代表的なものをご紹介します。

ドッグスポーツ|種類①アジリティー

アジリティーは犬の障害物競走。犬と指導手(ハンドラー)が息を合わせてコース上に置かれたハードルやスラローム、トンネル、シーソーなどの障害物をクリアしていきます。ゴールまでのタイムによって順位が決定。

またハードルのバーを落とす、障害の前でためらうなどのミスは5点減点となります。障害物に逆側から入ったり順番を間違えたりすると即失格。競技レベルのほか、障害の種類や数、犬の体高などで部門が分かれます。

競技では最初にコース検分を行います。これはハンドラーによるコースの下見。人間だけが行うため、犬はいきなり本番となります。たくさんのコースで練習を積み、どんな障害にも対応できる能力が必須。

もちろんハンドラーと息がぴったり合うことも重要で、ハンドラーも一緒に走るため、実は人間もかなりの体力が必要となります。

ドッグスポーツ|種類②フライングディスク

フライングディスクはその名の通り、犬と共にフライングディスクを行う競技。日本では日本フリスビードッグ協会が大会などを開催しています。

競技はディスタンス、フリーフライト、ロングディスタンスの3つです。

ディスタンスは決められた時間内に犬がフリスビーを何回どのようにキャッチできるかを競う種目。一投ごとにポイント制で採点しますが、人が投げてから犬によるキャッチまでの距離が長いと高得点。また完全にジャンプしてキャッチしても高得点になります。

フリーフライトは演技の美しさを競う種目。5枚のディスクを音楽に合わせて投げ、キャッチする犬と人の演技の美しさを競います。技の難易度、成功率、ショーマンシップ、ジャンプなどで審査します。

ロングディスタンスは投げた地点からキャッチするまでの距離を競う種目。90秒間に何度でも投げることができ、最長距離を競います。

ドッグスポーツ|種類③ドッグダンス

ドッグダンスは音楽に合わせて犬と人が一体になって踊る競技。正式名称は「ケイナインフリースタイル」と言います。ケイナインとは犬のこと。犬と一緒にフリースタイルで踊るという意味になります。

もともとは1980年代にアメリカで介助犬や盲導犬がリタイヤした後の健康維持のために誕生。2000年代から競技が始まりました。

走る、ジャンプするといった基本的な犬の動きだけでなく、バックや回転、人の足の間を潜る、足をクロスさせるなど、普段は行わない動きを組み合わせてダンスを構成。人が一つひとつの動きを声で指示します。賢い犬になると100ほどの動作を覚えます。

競技では犬が自主的に喜んで動くことが得点のポイント。犬を脅したり、無理矢理動かそうと触れたりした場合には大きな減点となります。愛犬家にとっては犬たちの可愛らしい動きをダンスに取り入れ、観客に愛犬自慢できることも魅力。特に欧米で人気の競技となっています。

ドッグスポーツ|種類④ドッグマラソン

ドッグマラソンは犬と一緒に長距離を走る競技。長距離といっても大会によって距離は数百mから数kmと比較的短く、気軽に参加できるのが魅力。犬と一緒に人間が体を動かすことが目的なので、犬を抱っこして走ることもできます。

ルールは基本的なマナーや犬の健康に関することがほとんど。コース上に犬がおしっこやうんちをしたときは必ず伴走者が処理することや、犬が疲れたら引っ張らずに抱っこするか棄権するなどの決まりがあります。競走ではなく、多くの愛犬家との交流を目的に参加する人が増えています。

ドッグスポーツ|種類⑤ガンドッグレトリーブ

「ガンドッグ」は鳥や獣を追う犬、レトリーブは獲物を回収し、主人に届けるという意味です。ガンドッグレトリーブは狩猟での獲物の回収を再現した競技

スローワーが投げたターゲット(ダミーの獲物)の着地を確認してから時間内に回収してくる能力を競います。タイムではなく、真っ直ぐにダミーに向かい、すぐにダミーを咥えてまっすぐ戻れば高得点。うろうろと迷うと減点になります。

イギリスで盛んに行われていますが、趣味としての狩猟がほとんど行われない日本ではこの競技もマイナーなものとなっています。

ドッグスポーツ|種類⑥オビディエンス

オビディエンスは従順・忠順という意味の英語。オビディエンス競技は犬のしつけを競技化したものです。

経験値や犬種によって出場できる種目が変わるのが特徴。ビギナーの競技内容は、「リード付きで横について歩く」「座って待つ」「伏せー呼び寄せ」「伏せて待つ」というもので、レベルが上がれば緩歩やスラロームなど難しい種目が増えていきます。

オビディエンス競技は日本語では「服従訓練」とも訳されますが、実際には犬が主人の言うことを聞くというよりは、犬と主人が共通のルールに従って行動するという内容。犬と人がしっかりとシンクロすることが重要で、信頼関係が問われます。

まとめ

ドッグスポーツは犬のしつけや遊びの延長線上にあるものが多く、犬が楽しめることを重視しているのが特徴です。

スポーツですが勝ち負けは無関係。一緒に楽しめば、愛犬との絆がより深まるかもしれません。

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でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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