スイミングスクールに通うお子さんが多いように、水泳は子どもの習い事として人気があります。泳げるようになればいざというときに役に立ちますし、健康にも良いと言われる水泳。では、水泳には具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。
今回は、お子さんの習い事として水泳をおすすめする理由を4つご紹介します。
体への負担が少なく有酸素運動が身に付く
水泳のメリットのひとつとして、ベビースイミングやリハビリなどにも利用されていることからもわかるように、赤ちゃんからお年寄りまで経験の有無を問わずにできる点が挙げられます。水の浮力が支えてくれるので、体への負担が少ない状態で運動できるのです。
水泳は全身を動かしながらできる優れた有酸素運動。有酸素運動を行うと、心肺機能や基礎代謝の向上、血圧の安定が期待できます。消費カロリーも多いため、肥満防止にも良いとされています。
基礎体力を付けることができるので、風邪をひきにくい丈夫な体づくりにも役立つでしょう。また、冷たい空気の場所やほこりがある場所に比べて湿度の高いプールで行う水泳は、気管支や呼吸器が弱いお子さんにとっても適しているスポーツです。
体幹を鍛えて高いバランス感覚が身に付く
体幹は日常生活においても重要です。例えば、息切れしにくくなったり姿勢が良くなったりするなど、体幹を鍛えるメリットはたくさんあります。もちろんスポーツでも、ランニングフォームの改善や、体力の向上、動きをスムーズにするなど、どのスポーツにおいても体幹は重要な役割を果たしているのです。
体幹を鍛えるためには、体の深いところにあるインナーマッスルを動かすことが重要です。普段の生活や陸上の運動ではなかなか鍛えるのが難しいインナーマッスル。幼少期や小学生くらいのお子さんにとってはなおさらです。
しかし、全身運動ができる水泳では、水中での浮力が働くためインナーマッスルを鍛えられます。泳ぐことはもちろん、水中でのウォーキングだけでも効果があると言われています。
体幹を鍛えることで体の軸が安定し、バランス感覚も身に付きます。さらに、水泳を行う際には、陸上と違って水の中で水平にバランスを取らなければならないため、普段使わない神経を使います。このことも、高いバランス感覚を身に付けられる理由です。
全身運動で運動神経を高められる
人間の運動神経は5歳で80%、12歳ではほぼ完成されると言われています。5~12歳頃の時期は「ゴールデンエイジ」とも呼ばれるほど。
つまり、運動神経を高めるのならこの「ゴールデンエイジ」がチャンスということです。有名なスポーツ選手たちも、この時期に様々な運動を経験していた人が少なくありません。
運動神経が発達するこの時期に、神経系の発達を助けるような刺激を与えることで、運動神経を育てることが可能です。また、骨格や筋肉といった運動能力もこの時期に発達すると言われています。全身運動である水泳は、運動神経・運動能力をバランスよく育てるためにまさにうってつけのスポーツです。
水泳には、運動神経の発達だけでなく、体幹やバランス感覚、丈夫な体づくりにも効果があります。体を上手に動かせればできることも増え、運動自体を楽しいと感じられるだけでなく、子どもの自信を育てることや、精神的成長にもつながるでしょう。
バランスのいい筋肉が付けやすい
筋肉を付けると言えば筋トレですが、特定の部位を鍛えるだけでは筋肉の付き方が偏ってしまい、バランスのいい体はつくれません。そもそも、まだ体が成長途中のお子さんに筋トレをさせるのは難しいことです。
バランスのいい筋肉を付けるのにも、水泳は効果的です。陸上では重いダンベルなどで筋肉に負荷をかけたトレーニングを行いますが、水泳では水圧が体に自然と負荷をかけてくれます。水泳では普段の生活では受けない水の抵抗の中で運動するため、普段使わない筋肉まで使うことができ、全身にバランスの良い筋肉が付きやすくなるのです。また、器具などでケガをするリスクもありません。
水の密度は空気の約800倍。こうした密度・浮力・水圧の中で行う水泳は、筋肉の引き締め効果も高い運動だと言われています。
水泳は年齢や習熟度など、個人ごとに運動内容を変えることもできますし、泳ぎ方によっては特定の部位を鍛えることも可能です。お子さんの習い事としてはもちろん、将来的にも継続していけるスポーツだと言えるでしょう。
まとめ
水泳は体の負担が少ない状態で有酸素運動が行えるので、子どもの心肺機能や体力向上に効果があります。また、体幹を鍛えることでバランス感覚が身に付き、バランスのいい筋肉を付けるのにも役立つスポーツです。「ゴールデンエイジ」と呼ばれる小学生までの間に水泳を行うことで、運動神経の向上も期待できます。
ご紹介したように、水中での全身運動である水泳にはたくさんのメリットがあります。将来的にわたって健康な体をつくるためにも、ぜひお子さんに水泳を習わせてみてはいかがでしょうか。
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