数あるスポーツの中でも、プロ野球は注目度が高いスポーツの1つです。
プロ野球シーズンにはニュースで頻繁に取り上げられ、目にする機会も自然に多くなります。
今回は、そんなプロ野球選手について、お金の観点からご紹介します。
野球選手の収入やお金事情について、日本と世界の両方から取り上げますので、ぜひご覧ください。
日本のプロ野球選手の年棒
まずは、日本の野球選手が得る年俸について解説します。
プロ野球選手の年俸はチームにおける査定によって決まり、ヒット数やホームラン数など全成績を査定しながら決定されます。
個人としての成績はもちろん、チームへの貢献度もポイントを決める大きな要素です。
成績によっては、インセンティブがプラスされることもあります。
1軍は1チーム29人まで登録可能。優秀な成績を出した選手や試合で活躍している選手がほとんどです。
1軍選手の平均年俸は約9,991万円だといわれています。それ以外の2軍・3軍選手の平均は、約848万円といわれています。
2軍以下の選手は新人選手や育成契約の選手が多く、1軍選手と比べると大きな差があるのです。
【日本】プロ野球で最も稼いでる選手の年俸
続いては、日本で最も稼いでいるといわれる野球選手をご紹介します。
まずは日本のプロ野球における2021年の年俸トップ3です。
3位は福岡ソフトバンクホークスに所属しているD.サファテ選手で、年俸7億円。2位は読売ジャイアンツの菅野智之選手で、3位と1億円差の年俸8億円とされています。
そして、1位は2021年にメジャーのヤンキースから東北楽天ゴールデンイーグルスに帰ってきた田中将大選手。年俸はなんと9億円です。
なお、100位以上の選手は全員年俸1億円以上であるため、トップ層のプロ野球選手は非常に大きな年俸を手にしていることがわかります。
続いては、メジャーリーグで活躍する日本人選手の年俸についてご紹介します。
3位は2名おり、筒香嘉智選手と秋山翔吾選手です。年俸は700万ドルで、日本円にすると約7億2,000万円といわれています。
2位はシアトルマリナーズに所属している菊池雄星選手で、年俸は1,650万ドルです。
日本円にすると約17億円であり、3位の選手の2倍以上であることがわかります。
1位はサンディエゴ・パドレスに所属しているダルビッシュ有選手です。年俸は1,900万ドル、日本円にすると約19億7,000万円です。
日本のプロ野球に比べ、メジャーリーガーのほうが高い年俸を得ていることがわかります。
【世界】プロ野球で最も稼いでる選手の年俸
最後に、世界の野球選手について、2021年の年俸から見ていきましょう。
同額の選手が2人と1位の選手が1人いるため、この3人についてご紹介します。
2位の選手はジェイコブ・デグロム選手とゲリット・コール選手です。
契約総額はそれぞれ1億3750万ドルと3億2400万ドルですが、契約年数が5年と9年であるため、1年あたりの年俸が同じになります。
2021年の年俸は3,600万ドル、日本円にすると約37億8,000万円。この時点で桁違いの額だということがおわかりいただけるでしょう。
1位の選手は、あの大谷翔平選手も所属しているロサンゼルス・エンゼルスに所属しているマイク・トラウト選手。2021年の年俸は3711万6666ドルで、日本円にすると38億9,700万円です。
2位の選手と1億円以上の差、日本のメジャーリーガー1位の選手と比較すると、2倍ほどの差があることがわかります。
世界で活躍する野球選手が非常に大きな年俸を得ていることがわかる結果です。
まとめ
プロとして活躍する野球選手の年俸を見てみると、トップ層の選手が非常に大きな額を得ていることがわかります。
また、トップ選手となるとスポンサーやCMなど、野球以外での収入を得ている可能性もあるため、プロ野球選手は非常に夢のある職業だと言えるでしょう。
このようにプロとして活躍するアスリートについて、さまざまな面を知ることで、違った興味がわいてきます。
野球をより楽しむためにも、ぜひさまざまな観点から野球について調べてみてください。
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