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【プロ野球】ドラフト順位による契約金や年俸はどれくらいなのか!?

プロ野球選手になるためには、年に1度行われるプロ野球12球団合同ドラフト会議で指名される必要があります。

アマチュア選手がそれ以外の方法でプロ野球選手になる方法はありません。選ばれた選手のみがなることができるプロ野球選手。

日本のスポーツの中でもトップクラスである年俸を誇るプロ野球選手。

今回は、NPBのドラフト会議で指名された選手の契約金と年棒について説明していきます。

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ドラフト会議とは

プロ野球12球団がプロ野球入団希望選手と入団の交渉権を獲得するために行われるものがドラフト会議です。

ドラフト会議で指名される選手

ドラフト会議で指名されるには学生や社会人選手にそれぞれ異なるルールがあります。

高校や大学生の場合、プロ志望届というもの提出しなければなりません。ドラフト会議では、プロ志望届を提出した学生選手のみの中から、各球団が指名します。

しかし、社会人や独立リーグの選手には、プロ志望届はなく、提出する必要はありません。ただし、社会人選手の場合、高校を卒業して3年、大学を卒業して2年社会人チームに所属している必要があります。

独立リーグの選手にはそういった制約はありません。

支配下選手と育成選手

プロ野球には各球団が登録できる選手の数に上限があります。

支配下選手枠といい、登録選手はシーズン中に1軍の試合に登録することができます。この中に登録されている選手のことを支配下選手といいます。

もう1つ育成選手というものがあります。育成選手は、1軍の試合には出場することはできませんが、2軍の試合には出場することができます。

そこで成長し活躍することで支配下選手になることができます。

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ドラフト会議の順位で決まる契約金と年俸

ドラフト会議では各球団が1名ずつ指名し交渉権を獲得していきます。

入団交渉を行い、両者合意の上、契約を行います。指名には順位があり、ドラフト1位指名や2位指名のように表現されています。

その順位の差で契約金や年俸はいくらになるのでしょうか。

契約金

球団に入団することで球団が選手に支払うお金のことを契約金といいます。選手には退職金がないため、その代わりとして支払われているものでもあります。

ドラフト1位指名の選手の場合、契約金は1億円になります。球団やその年によって多少変動はありますが、多くの球団の契約金は1億円になっています。

さらに期待の高い選手の場合、1億円に加え、出来高払い5000万円といった数千万単位が上乗せされます。それだけドラフト1位選手に対して、球団の期待があります。

ドラフト2位指名の選手は7000万円、3位指名の選手は5000~7000万円になります。

球団や指名された選手が高校生、大学生や社会人なのかによって金額も変わっています。一般的に高校生の指名選手は低く社会人指名の選手は高い傾向にあります。

ドラフト4位指名の選手になると3000~5000万円。5位の選手は3000~3500万円。6位から下位の指名選手になると、2000~2500万円になります。

ドラフトの指名順位の差で数千万円もの差があります。

育成契約選手は支度金

ドラフト会議では育成選手も指名されます。育成選手は入団時には契約金はなく、支度金というものを受け取ります。

支度金は各球団に差がありますが、育成選手の指名順位での金額の差はほとんどありません。200万円~350万円ほどが支度金として、育成契約に支払われます。

育成契約選手が支配下選手に登録されたときには、契約金は支払われるようです。

年俸

契約金は入団時に支払われる一時金です。

プロ野球選手は全員個人事業主として球団と契約します。1年ごとに契約は行われ、年俸という形で選手の1年間の報酬が支払われます。

ドラフト1位選手の年俸は大学、社会人選手の契約の場合、1400~1600万円。高校生の場合が1000~1300万円で契約を結んでいることが多いです。

2位指名の選手は1000~1100万円。3指名の選手は800万円前後。4位指名の選手は700万円。5位指名は600万円。6位や7位異名の選手は400~500万円になります。

しかし、4位や5位指名の選手が高校生で、その下位指名の選手が社会人の選手の場合は、下位の選手のほうが年俸は高い契約が結ばれていることもあります。

先ほどの記述した金額は目安ではありますが、球団や契約選手の年齢に応じて違いがあることも多いです。

育成選手の年俸は同じ球団の場合、順位での差はほとんどありません。年俸は260~400万円です。

まとめ

プロ野球ドラフト会議で指名された選手だけが、プロ野球選手になることができます。

指名を受けることも難しく、素晴らしいことです。指名の順位での契約金や年俸の差は大きいですが、年齢に応じた金額設定にもなっています。

また、年俸が少ない下位指名や育成指名の選手でも野球に打ち込めるように、球団は若手選手のための選手寮を持っており、食と住について球団はサポートしています。

毎年行われるプロ野球ドラフト会議。指名順位は選手の能力や期待値の評価になります。そしてそれが契約金や年俸に直結し、同じ入団の選手でも大きな格差があります。

実力主義の環境だからこそ、ハングリーさも生まれ、下位指名選手や育成選手からスター選手になる選手もいるのかもしれません。

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