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スラックラインとは?人気上昇スポーツの魅力や歴史ついて徹底解説!

スラックラインは専用のラインの上でバランスを楽しむスポーツで、老若男女問わず、誰でも楽しめます。日本では競技者が約4万人と、多くの人が注目しています。

しかし、スラックラインについて詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。スラックラインは、2000年後半に日本へ入ってきたスポーツです。

今回はそんなスラックラインの魅力、競技の歴史や基本動作を紹介していきます。

スラックラインとは?

スラックラインは専用のライン(ウェビング)の上で楽しむスポーツです。また、使用する器具のことを指します。スラックラインは綱渡りを低く、短くした誰でも楽しめるスポーツであり、子どもから大人まで、親子でも楽しめます。

スラックラインは英語で「Slackline」と書きます。この英語を直訳した場合、「たるんだ線」という意味があります。スラックラインは鉄製のワイヤーとは異なり、さまざまな方向に揺れ弾むところが特徴です。

スラックラインのラインは、長さが約10mで膝の高さに張ります。競技者はラインの上で「歩く」、「座る」、「ジャンプ」と複数の動作を行っていくのです。

このスポーツは初心者でも行えますが、コツを掴むまでに時間がかかるでしょう。初心者は、ラインの上に乗り掛かるところから始めると良いです。

技術が上達すれば、ラインの上を歩いたり、ジャンプしたりと自由に動けます。さらに、アクロバティックな動きや高所に張ったラインを歩くなど、さまざまな動きができ楽しめるでしょう。

スラックラインは、公園や体育館などの場所で設置します。ラインの高さは低く、安全に競技を楽しめます。例えば、2本の木の間やポールの間にラインを張ることが可能です。

この競技は楽しみながら、トレーニングやダイエットの効果が見込めるでしょう。

スラックラインの歴史

スラックラインは1960年代、アメリカのヨセミテのチェーン歩きが起源と言われています。

クライマーはヨセミテの「Camp4」という場所で「ワイヤー」、「ロープ」、「クライミングギア」を使い、綱渡りを行っていました。その中でチューブ状のナイロンラインは「スラックライン」と名付けられます。

1980年代、スラックラインはクライマーがバランストレーニングやパフォーマンスなどを行ったことで、認知度が高まります。さらに、スコット・バルカムがヨセミテのロストアロースパイヤーの岩峰に張ったラインを歩行したことで、クライマーの間で知れ渡りました。

スラックラインの日本の歴史

2000年代後半、スラックラインはヨーロッパで盛んになりました。さらに、ドイツのGIBBON社が開発したラインと設置ラチェットで人気が高まります。その後、日本でGIBBON社のスラックラインの販売が始まり、メディアでも取り上げられたことで広がりました。

スラックラインは、ライン上の動きが体幹やバランス強化に繋がるため、医療やスポーツの分野に注目されています。日本を含め、世界80カ国300万人以上が楽しむスポーツです。

2017年には、「スラックラインワールドカップジャパン・フルコンボ」が長野県の小布施町で開催され、約3万人の観客が盛り上がりをみせました。

2019年、「一般社団法人スラックライン推進機構」のジャッジングシステムを使い、新たな世界基準の大会を目指しています。

スラックラインの魅力

スラックラインの魅力には、「ライン上でさまざまな動作を楽しめる」、「複数の楽しみ方があること」、「生涯楽しめるスポーツ」の3つがあります。
複数の楽しみ方として、以下のような状況で実践可能です。

・トリックライン・・・アクロバティックな技に挑戦
・ロングライン・・・バランスを楽しむ
・ウォーターライン・・・水の上で楽しむ
・ハイライン・・・高い場所で行う
・スラックインヨガ・・・ライン上でヨガを行う
・フィットネス、エクササイズ・・・体幹を鍛える

スラックラインはさまざまな場面で行えるスポーツです。そのため、目的に合ったスラックラインを楽しめます。興味がある人はスラックラインを知ることから始め、さまざまな動作に挑戦しましょう。

スラックラインの基本動作

スラックラインには複数の動作があり、一つずつ習得することをおすすめします。ここでは、スラックラインの基本動作を紹介します。

・前進・後進
・バウンシングライン
・垂直ジャンプ

前進・後進

前進は、ライン上で前に向いて歩くことです。基本動作の前進は初心者にとって、難しい動作の一つです。前進は体の重心移動が大事になり、コツを掴むまでに時間がかかります。前進する時は力を入れ過ぎず、リラックスすることを心掛けましょう。

後進は、ライン上で前進の反対の動きを行います。この動作は体勢を崩しやすく、恐怖心を感じるでしょう。後進する時は前進と同様に目線を下げず、顔を上げたまま動きます。

バウンシングライン

バウンシングラインは、直立状態でラインを上下に揺らすことです。習得するコツとして、手を使いながら、揺れをコントロールします。また、体全身を使いながらバランスを取りましょう。

垂直ジャンプ

垂直ジャンプは、ライン上で真上に飛ぶ動作です。習得するためには、バウンシングラインを身につける必要があります。ジャンプする時は真上に飛ぶことを意識し、動作しましょう。

まとめ

スラックラインは、子供から大人まで幅広い層が楽しめるスポーツです。競技を行うためにはいくつかの動作を習得する必要があります。

スラックラインを始める人は、基本動作から一つずつ始めることをおすすめします。さまざまな動作を習得し、アクロバティックな技に挑戦してみましょう。

今後、競技人口が増える見込みのあるスポーツと言えるでしょう。



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林みろ吉

林みろ吉

スポーツ好きのwebライター

在宅webライターとして、企画・ライティングの仕事に取り組んでいます。 学生時代、「バレーボール」・「硬式野球」・「軟式野球」・「相撲」・「水泳」・「ソフトボール」とさまざまなスポーツを行っていました。 現在は視聴する側として、スポーツを楽しんでいます。 メジャーからマイナーなスポーツまで、多くの情報を発信していきます。

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