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バイアスロンの歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】

2つの競技を組み合わせて戦うバイアスロン。ヨーロッパでは認知度が高いものの、日本では競技人口は約400人と少なく、バイアスロンに馴染みのない方が多いかもしれません。

クロスカントリースキーやライフル射撃は知っているが、バイアスロンに関して詳しく知らない方も多いかと思います。

今回はバイアスロンの歴史やルール、世界的に見たバイアスロン日本代表の強さなどについて解説します。

バイアスロンの起源・歴史について

バイアスロンの起源は、スカンジナビアの森でスキーをしながらライフルで射撃をしていたことが始まりだと言われています。

それまでの生活様式だったものが18世紀後半にノルウェーとスウェーデンの軍人がスポーツとして取り入れ、国が民間の軍事力を高める名目で競技化したのがバイアスロンのきっかけです。

その後、1924年にバイアスロンの前身であるミリタリーパトロールという『スキー登山と射撃』を含めた競技が、オリンピックの正式種目になりました。

1960年に開催されたスコーバレーオリンピックの男子種目、1992年開催のアルベールビルオリンピック女子種目でオリンピックの正式種目に認定され、種目名がバイアスロンに改名されました。

日本におけるバイアスロンの歴史について

1972年の札幌オリンピック開催に向けて組織的な強化がされ、男子は1964年第9回インスブルック冬季大会、女子は1992年のアルベールビル冬季大会から参加しました。

その後、1968年に日本近代5種・バイアスロン連合が設立。2000年には社団法人化され、2011年に一般社団法人日本バイアスロン連盟が発足しています。

バイアスロンと関連のあるスポーツ

派生した競技に『戦車バイアスロン』があり、軍隊における技術をスポーツ化したインターナショナルアーミーの1部門として行われています。

2013年に始まった競技で、その名の通り戦車による射撃と機動でバイアスロンを行います。通常のバイアスロンと異なる点は、走行する道に障害物が設けられており、障害物を乗り越えたり、破損させたりすると10秒のペナルティーが加算される点です。

バイアスロンの競技人口について

日本の競技者数は約400人と少なく、銃刀法による規制から競技者のほとんどは、陸上自衛隊の選手で成り立っています。

世界では、バイアスロン発祥とされている北欧の諸国では人気の高いスポーツで、競技人口が多く、環境も充実しています。

競技者は警察官や軍隊など、仕事で銃を身近に使っている選手が多いですが、ヨーロッパでは民間人も参加しており、プロプレイヤーもいます。

バイアスロンのルールについて

バイアスロンは、スキーをした後の息が切れている状態でいかに精密な射撃をし、短い時間でゴールすることができるかを競うスポーツです。

種目はスプリント(短距離)・インディビジュアル(個人)・パシュート(個人追い抜き)・マススタート(一斉スタート)・リレー、ミックスリレー(男女混合)の6種です。

各種目滑走する距離やペナルティーの内容が異なります。距離50mの射撃を一周ごとに立って射撃を行う立射、伏せて射撃を行う伏射のどちらかを5個の的に5回の射撃を行います。

弾を外すペナルティーは、インディビジュアル(個人種目)は完走タイムに1分の追加、それ以外の種目は150mの追加滑走です。

特例としてリレー競技は、3発の予備弾が用意されています。予備弾を使用してもすべての標的を外してしまった場合は、150mのペナルティー滑走が追加されます。

バイアスロンの国際的な大会について

世界では国際バイアスロン連合が開催している『バイアスロン世界選手権』をはじめとして、北欧諸国では国際的な大会が開催されています。

日本では、日本バイアスロン連盟によって『バイアスロン日本選手権大会』が開催されています。

世界から見た日本のバイアスロンの強さのレベル

男子日本代表は、1964年のインスブルック大会に始まりこれまで15回のオリンピックに出場しています。オリンピックでの最高成績は、1972年札幌大会のリレーでの8位です。

女子日本代表は、1992年から計8回のオリンピックに出場しており、最高成績は1998年長野オリンピックで高橋涼子選手の個人6位となっています。

男子代表、女子代表ともに、世界のトップレベルに入ることはまだできていませんが、引き続き今後の活躍が期待されます。

まとめ

先述にもある通り、日本におけるバイアスロンの問題点は、銃刀法による規制から20歳にならないと競技に参加がすることができないことによる、競技人口の少なさだと思われます。

未来のオリンピアンのために、未成年でも使用できるレーザー銃で練習する機会を、与えるためのクラウドファンディングも行われています。

バイアスロンに少しでも興味を持った方は、周囲にその魅力を広めていくだけでも日本バイアスロンの発展に繋がるかもしれません。

この記事がそのきっかけになれたら幸いです。

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バイアスロンとは?選手になるための必要な資格などを解説!



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