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ゲートボールの歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】

ゲートボールは、「高齢者のスポーツ」とイメージしがちですが、老若男女が楽しめる世界的なスポーツとして浸透しつつあります。

ゲートボールを深く知ることで、「ゲートボールってなんだか楽しそう」と思ってくれるはずです。

ここでは、歴史・ルール・大会などを紹介していきます。

ゲートボールの起源・歴史について

ゲートボールは、「日本発祥」のスポーツです。今では4年に1度の世界大会が開催されるほど、日本だけでなく世界でも人気のスポーツとなっています。

1947年(昭和22年)に北海道芽室町に在住していた鈴木栄治さんが、「クロッケー」というイギリス発祥の球技をヒントに考案して生まれたのが、ゲートボールの起源です。

日本におけるゲートボールの歴史について

1984年に日本ゲートボール連合が発足し、翌1985年に記念すべき第1回目となる全日本ゲートボール選手権が開催されました。

基本的には全日本ゲートボール選手権は1年に1度、開催されています。

近年では、同じ職場の人たちでチームを結成して優勝を競う「全国社会人ゲートボール大会」が開催されました。

また、6歳以上15歳未満の子や、15歳以上の子供たちが各年代にクラス分けされ、試合に参加できる「全国ジュニアゲートボール大会」なども開催されています。

ゲートボールは身体への負担が少ないために、高齢者向きのスポーツとして注目されていました。

しかし現在では野球やサッカーなどのように、世代を問わず老若男女が楽しめるスポーツとして普及しています。

ゲートボールと関連のあるスポーツ・派生したスポーツ

ゲートボールから派生したスポーツはありませんが、ゲートボールの原型となった「クロッケー」が関連のあるスポーツとして挙げられます。

クロッケーは、6個のフープを通しつつ中央にあるペグに当てる速さを競うスポーツです。

ゲートボールは合成樹脂でできている球をマレットで打ちますが、クロッケーでは木製またはプラスチック製の球となっています。

ゲートボールの原型はクロッケーであるため、多少の違いはあるもののルールや使用する用具などは似ています。

ゲートボールの競技人口について

日本国内と世界のゲートボールの競技人口は以下の通りとなっています。(2018年時点)

  • 日本国内の競技人口:190万人(10歳以上)
  • 世界の競技人口:1,000万人以上

世界ではアジアをはじめ、ヨーロッパ・南米・アフリカ・北米の各大陸で普及し、50ヶ国を超える国と地域で国民的なスポーツとして、ゲートボールが行われています。

ゲートボールのルールについて

ゲートボールは、「相手チームより多く得点を取ったチームが勝つ」スポーツです。試合時間は30分で、各チーム5人で行われます。(公式大会では3人まで控え選手を登録することができます。)

打つ順番は、「1・3・5・7・9」と「2・4・6・8・10」と奇数チームと偶数チームで分かれて打ち、10番目が打ち終わるとまた1番目から再開されます。

基本的なルールとしては、ゲートと呼ばれる「コの字型」をした金具が3つあり、①〜③の順番にボールをゲートに通すことができれば、各1点の獲得となり合計で3点となります。

また、中央にはポールのような形をしているゴールポールがあり、順番にゲートを通した後、ポールにボールを当てると2点獲得となりトータルで5点の獲得が可能です。

5点を獲得すると「あがり」となり試合から抜けます。仮に5人全員があがりとなるとそこで勝利が確定です。

言葉にすると簡単そうに見えますが、得点を取ることよりも「相手に得点を与えないこと」が試合の勝敗を分けることもあります。ゲートボールの人気の秘密は、身体への負担が少ないのはもちろんのこと、頭を使って勝利を手繰り寄せる楽しさがあるからです。

ゲートボールの国際的な大会について

ゲートボールの国際的な大会は以下の通りです。

  • 世界ゲートボール選手権大会
  • アジアゲートボール選手権大会

世界ゲートボール選手権大会とアジアゲートボール選手権大会は、それぞれ4年に1度の開催で優勝を争っています。

世界から見た日本のゲートボールの強さのレベル

世界から見たゲートボール日本代表は発祥国ということもあり、「実力」と「実績」どちらも世界No.1を争う強豪国です。

世界ゲートボール選手権では、日本は過去に7回優勝しており世界最多の優勝回数を誇ります。また、アジアゲートボール選手権でも日本は過去に4回優勝しており、アジア最多の優勝回数です。

しかし、世界ゲートボール選手権では2006年大会以降は優勝がなく、アジアゲートボール選手権では2012年は優勝したものの、2016年は中国に優勝を譲っています。

王座奪還とまでは言わないものの、ゲートボール日本代表の復活が期待されます。

まとめ

ゲートボールは、日本発祥の世界的なスポーツです。世界の競技人口は1,000万人を超えており、アジア・南米など世界5大陸まで普及しています。

ゲートボール日本代表は、世界でも強豪国となっており、世界ゲートボール選手権・アジアゲートボール選手権ではどちらも最多優勝国です。

また、世界的なスポーツでありながら老若男女楽しめるスポーツなので、機会がありましたら、是非1度試合に参加してみてください。

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