子どもの習い事候補のひとつとして挙がることが多いテニス。日本人選手の国際的な活躍もあって、子どもの習い事としてテニスは根強い人気をキープしています。
とはいえスイミングや体操、サッカーほど一般的ではないテニスを幼い頃から習う意味はあるのでしょうか?
実はたくさんの良い理由があるのです。
今回は子どもの習い事としてテニスをおすすめする理由と、子どもの成長にテニスがもたらすメリットをご紹介します。
子どもの習い事にテニスがおすすめの理由
習い事としてテニスを始められるのは、一部のスクールを除けば一般的には4歳ごろから。
それは3歳以下で体が小さいとラケットを振ることもできないからです。
そのためスタートは0歳から始められるスイミングや、2〜3歳からの教室もある体操やサッカーより遅くなりがち。
それでもテニスを選ぶ理由はいくつもあります。
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団体スポーツではない
テニスの特徴は、サッカーやバスケットボールのようなコンタクトスポーツではないということ。
実は「誰かと競ってボールを奪い合うのは苦手」という子どもは多いのです。
その点、テニスの相手はネットの向こうにいます。
球技を習わせたいけど性格的にコンタクトスポーツが苦手な子どもには、テニスの方が合っているかもしれません。
コンタクトスポーツではないので、誰かとぶつかって怪我をすることがないのも嬉しいポイントです。
また野球やバレーボールのようなチームスポーツが苦手な子どももいますが、テニスは基本的に個人スポーツなので、人見知りでも大丈夫。自分のペースで練習することができます。
そして大きな意味を持つのが、個人競技なので誰でも試合に出られるということ。
チームスポーツではレギュラー入りできずに出場機会がほとんどないということも多いのですが、テニスなら誰でも試合を経験できるのです。
高校の部活で活躍できる
日本の部活動では中学校までテニスは軟式が一般的。
硬式テニスは高校の部活が初めてということが多くなります。
幼い頃から硬式テニスを習っておけば、大きな実力差をつけて高校の部活を始められる可能性があるのです。
親の負担になりにくい
テニスは球技の習い事の中では親の負担が少ないと言われています。
その理由は、やはり団体競技ではないから。
野球やサッカーなどの団体競技では当番制で保護者が送迎や飲み物係をすることがあり、時間的な負担が大きくなることもあるのです。
その点、テニスはスクールで学ぶもので、親の時間的負担は少なくて済みます。
一方で月謝は5000円からと、スポーツ少年団よりは高くなりがち。とはいえ一般的な習い事の範囲内だと言えます。
初期費用が安い
テニスにはラケットやシューズなどの道具が必要。
とはいえ最初のうちはスクールで貸し出してくれることが多いので、すぐに辞めてしまっても無駄にはなりません。
さらにジュニア用のラケットやシューズは買ってもそれぞれ5000円台から。
多くの道具を揃える野球や剣道などと比べれば初期費用は安くなります。
一生続けられる
個人スポーツであるテニスは、チームに入らなくても続けられるのが魅力。
相手が一人いれば、市営のコートなどを借りて気軽に楽しむことができます。
体力的に無理のない範囲でプレーができるのも魅力。
怪我の心配も少ないため、年配になっても楽しむ方がたくさんいます。
子どものうちに一度技術を覚えれば、一生続けられることもテニスの魅力なのです。
習い事で子どもがテニスをするメリット
習い事のテニスは、子どもの心と体の成長にもメリットがあると言われています。
中でもテニスならではといえるメリットは何でしょうか?
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運動能力が幅広く向上する
テニスは、走る、止まる、飛ぶ、打つなど、複雑な運動をします。
さまざまな動きをすることで、運動能力が総合的に鍛えられるのです。
試合でコートを縦横無尽に走り回ることで瞬発力、持久力も向上。
また速いボールの動きを見るため動体視力も発達し、テンポ良く動くことでリズム感も身につくと言われています。
瞬発的な思考力が向上する
テニスでは一球ごとに瞬時に状況判断をする必要があります。
ボールを追いながら相手の位置を見て、打ち方やコースを即座に判断。
テニスを習うことで、この瞬発的な思考力が向上すると言われています。
また打ち合っていく中で相手を不利な状況に追い詰める必要があり、戦術的な思考力も鍛えられます。
集中力と忍耐力がつく
テニスで必要なのは集中力。インパクトの一瞬に完全に集中しなければ打ち損じてしまいます。
しかし楽しくテニスをしているうちに、この集中力が自然に向上します。
また長いラリーではチャンスを待って耐えることも必要。
打ち急いではミスが増えるため、忍耐力も向上しやすくなります。
メンタルが鍛えられる
テニスは、精神状態がプレーに現れやすいスポーツ。メンタルが弱いとミスが増え、勝つことができないため、常に自分の精神状態をコントロールする必要があります。
その結果、メンタルが鍛えられ、緊張する状態にも負けない心が育つと言われています。
まとめ
体が大きかった大坂なおみ選手は3歳から、錦織圭選手は5歳、松岡修造選手は8歳から始めたというテニス。
幼いうちに習うならプロレベルを目指してもらいたくなってしまいますが、習い事のテニスには趣味レベルだとしてもメリットがたくさんあるのです。
なによりテニスは楽しいスポーツ。
子どもの性格がテニス向きだなと思った方は、一度テニススクールに体験入会してみてはいかがでしょうか。
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