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トップ選手への道のり

セーリングのプロになるには?活動内容や日本人トップ選手もご紹介!

セーリングとは、コントロールの難しい水上を滑走する速さや技術を競う競技です。

そんなセーリングで活躍している選手はどんな人がいるの?お金はどれくらい貰えるのかな?

プロになるためにはどんな方法があるの?といった疑問が浮かんだ方に向けて、セーリング選手のキャリアやプロ選手になる為に必要なことを本記事で紹介します。

セーリングトップ選手の紹介

セーリングで活躍している選手を数名ここで紹介します。

日本人初のメダリスト

日本人初のセーリングでのメダリストは、重由美子選手と木下アリーシア選手です。

重由美子選手は、1965年佐賀で生まれ育ち、ヨットハーバーに勤務する傍らヨット競技に打ち込み、日本のトップ選手に成り上がりました。

一方の木下アリーシア選手は、フェリス女学院大学在学中、同好会でヨットを楽しんでいた所、重選手にスカウトを受け世界のステージへ上がりました。

期待の新人

土井愛実選手は、20代の若さにして今セーリング界でもっとも注目を集めている選手です。

小学2年生で横浜でヨットを始め、高校時にレーザーラジアル級に挑戦。2010年に行われたJOCジュニアオリンピックカップで総合2位、女子1位の成績をおさめています。

翌年、開催された全日本選手権で優勝しており、ルーキーとは思えないほどの経験値と実力を持っています。

セーリング選手の活動内容

ここではセーリングの活動内容に関する解説をします。

お金の事情

セーリング選手の主な収入源は、レース招待選手としての謝金、コーチングの講師料、スポンサー料などが挙げられます。

やはり、マイナースポーツなだけにセーリング選手としてのスポンサー料などの収入だけでは生活は厳しく、会社員やその他の仕事と兼業でセーリング競技をされている選手は多い傾向にあります。

Jリーグのスポンサーとして有名なのが”キリン”ですが、スポンサー料200億円と多額なお金が動く競技はメジャースポーツならではです。

セーリングは競技としての認知度はまだ高いわけではないので、例えセーリング選手としてプロになったとしても、選手業1本で生活することは難しいという考え方が妥当でしょう。

プロを目指す上でセーリングに関することやそれ以外の分野で収入の柱を1つ持つことがおすすめです。

選手寿命

アスリートの引退平均年齢は、20代半ばから30代半ばです。

データが少なく、セーリング選手の引退平均値は定かではありません。

しかし、セーリング選手の中には54歳でメダルを獲得した選手も存在しており、他競技と比べてセーリングにおける選手寿命は長いと言えます。

また、最低限の体力があれば男女の差は比較的小さく、身体能力に依存しない競技特性を持つ点もセーリングの魅力のひとつでしょう。

こうした理由からセーリングは生涯スポーツとしても幅広い年代の方々に愛されているのです。

セーリングのプロになるには?

大会の実績

セーリングのプロ選手になる為には、まず高校や大学、アマチュアの大会で結果を出すことが効率的でしょう。

現在活躍中のセーリング選手の多くは、学生時代やその後のキャリアで実績をあげプロ選手として活動しています。

JSAF公益財団法人日本セーリング協会は、東京五輪以降のオリンピックを目指す13歳〜22歳を対象にNF-HOPEプログラムを開始しました。

こうした選考に入り込んでいくことも、ある程度の実績が必要となるでしょう。

JSAF公式のバッジを獲得しよう

セーリングは、コントロールの難しい海上で帆(セール)に発生する揚力を動力として、水上を滑走する速さや技術を競う競技です。

単にフィジカル面を鍛えたとしても到底、海の力や風の力には及ばないことは言うまでもないですよね。

セーリングでトップ選手になる為には、これら自然の力に抵抗するのではなく、利用する技術を会得する必要があります。

勿論、その技術を我流で学ぶこともひとつの手段ですが、JSAFはセーリング技術検定試験、通称「バッジテスト」という検定の場を設けています。

このバッジテストは”セーリングの安全と普及、そして健全なセーラーを育成する”目的で、これにより自分自身の技量がどんなものなのかを客観的に知ることができます。

これにより今のレベルとプロ選手のレベルを比較し、何が足りていて何が必要で何を優先的に伸ばすべきかを考える指標となるかもしれません。

効率的に上手くなるための1つの手段として考えてみてはいかがでしょうか?

興味がある方は、公式ページから申し込みをしてみてください。

まとめ

さて、本記事ではセーリング選手の概要やプロ選手になる為に必要なことについて説明しました。

セーリングは、バスケやサッカーといった競技と比べて選手寿命が長いです。

その為、技術を磨けた人からどんどん上に上がっていきます。

コツコツと技術を磨き準備ができる人に向いているスポーツではないでしょうか。

是非、本記事を参考にしてプロ選手を目指してください。

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セーリングの歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】



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