「乗馬に興味があるけど、馬に乗って落ちたらどうしよう」「乗馬体験してみたいけど、自分にできるのかな?」といった不安を抱えている方もいると思います。
たしかに始めてみる前は自分にできるかどうか心配ですよね。しかも、あまり触れ合ったことのない動物に乗るなんて、なおさら不安になると思います。
そこで、そのように「乗馬に興味があるけど、不安な気持ちがある」という方に向けて、少しでも背中を押せるように乗馬に向いてる人についてまとめてみました。
その他にも、注意点や楽しみ方についても知っておけば、乗馬を始める準備は整ったと言っても過言ではありません。
ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね!
スポーツとしての乗馬とは?
あなたは「乗馬」と聞いたら、どのようなイメージを思い浮かべますか?
「馬に触れることで癒されそう」「馬に乗れたら気持ち良さそう」といった方が多いと思います。
たしかにそのような面を持ち合わせているのが乗馬の魅力ですが、乗馬はスポーツとしての役割もきちんと担っているのです。
「ただ乗っているだけ」のように見えますが、実はバランス良く馬に乗るためには正しい姿勢を維持し続けなければなりません。
上手に乗れるようになった暁には、自ら指示を出して障害物を飛び越えたり、技を覚えさせることだってできます。
結果として人も体幹を鍛えられ、人と馬が一緒になって楽しめるスポーツと言えるでしょう。
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乗馬に向いてる人は?
乗馬は意外にも身体を使うスポーツだということで、「運動神経がないから不安」「運動が得意じゃないから向いてないかも」という方もいるのではないでしょうか?
乗馬に対する不安を払拭させるためにも、乗馬に向いてる人はどのような人なのか、ご紹介していきましょう!
動物のお世話が好きな人
乗馬に1番向いてる人は「動物のお世話が好きな人」です。
「運動神経じゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、実は乗馬は運動神経が良くても悪くても関係ありません。
それよりも、馬のお世話が大好きで仕方ない人の方が技術レベルが伸びると言えるでしょう。なぜなら、乗馬は馬のお世話が8割、騎乗するのが2割と言われているからです。
馬に乗ることだけが乗馬だと思われがちですが、乗馬において重要なのは馬と良い信頼関係を構築できるかにあります。
そのため、動物のお世話が好きな人こそ、乗馬に向いてる人として1番に挙げられるでしょう。
人の気持ちを考えられる人
普段から人の気持ちを考えて行動できる人は、動物に対しても同じように接することができます。
人と同じく、馬にも性格や個性、感情があるため、馬の気持ちを考えて寄りそう必要があります。
「手綱を乱暴にひいたら嫌がるよね」「手綱は優しくひくようにしよう」「撫でてあげたら喜ぶかな」というように、常に馬を気にかける配慮をするのです。
それができる人は、向いてる人と言えるでしょう。
臨機応変に対応できる人
天候や環境が変わったり、馬のコンディションが悪かったりする日ももちろんあります。人に体調の波があるように、馬にも体調が良い日や悪い日だって存在するのです。
そんな時でも、イライラせず焦らずに臨機応変に対応できる人が乗馬に向いています。
乗馬の注意点は?
乗馬に向いてる人と合わせて、乗馬をする際の注意点も知っておくと良いでしょう。何事も始めるにあたって、リスクのあることを知っておいて損はありません。
それでは、乗馬の注意点についてご紹介していきましょう。
初期費用がかかる
初期費用がかからず、簡単に始められるスポーツとは違い、乗馬は初期費用が高額です。
乗馬クラブによって異なりますが、具体的には入会金10万円、月額会費1万円、傷害保険料2000円、騎乗料2000円程度がかかるでしょう。
他にも、ヘルメットやグローブなどの身に付ける物を用意する場合もあります。
ただ、クラブによってはレンタルしているところもあるので、きちんと調べておきましょう。
怪我をする恐れがある
乗馬では誰もが落馬する可能性があるため、傷害保険に加入する必要があります。
優雅に馬に乗れる姿を想像しますが、コミュニケーション不足や体調不良によって馬が暴れてしまい、怪我をする恐れがあることを知っておきましょう。
乗馬の楽しみ方は?
乗馬には注意しなければならない点もありますが、もちろん楽しみ方もたくさんあります。
ここでは、主に2つの楽しみ方についてご紹介していきますね。
ストレスを発散する
自然の中で馬に乗りながら身体を動かしてリフレッシュすることによって、ストレス発散に繋がります。
10分乗馬すると、消費されるカロリーは平均35キロカロリーだと言われています。サイクリングの場合は10分で28キロカロリーなので、運動量はかなりありますよね。
乗馬が終わった後は「良い運動になった」と気持ちがリフレッシュされること間違いなしです!
馬に癒される
なんと言っても、乗馬の醍醐味は馬に癒されることでしょう!
温厚で優しく臆病な動物である馬と触れ合うことによって、普段よりも優しく接しようという気持ちにもなると思います。
優しい目をした馬に癒されてみてはどうでしょうか?
まとめ
乗馬を始めるにあたって、向いてる人はどのような人か、そして注意点や楽しみ方についてご紹介しましたが、不安は解消されたでしょうか?
たしかに乗馬は初期費用や落馬の可能性があることからも、簡単に始められるようなスポーツではありません。
ただ、馬と触れ合えるような貴重な経験は、あなたの人生において意味のある体験になると思います。
もしも興味が少しでもあるようでしたら、まずは乗馬体験から始めてみてはいかがでしょうか?
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