スポーツ好きな方や筋肉トレーニングが大好きな方に人気の職業が、ジムインストラクターです。
ジムインストラクターは、ジムを利用する方の目的に合った運動プログラムを考えて、サポートします。
ジムインストラクターになるために必要な資格や必要なスキルはあるのでしょうか?
トレーニングを教えるだけではない業務の内容やお給料など、気になる情報を徹底解説します。
アスリートと関わるための道のりの一例もご紹介。
ジムインストラクターになるには?
一般的にジムインストラクターは、スポーツジムで筋肉トレーニングの的確な方法やマシンの使い方を指導する職業です。
ジムを訪れる方の一人ひとりに合ったプランを立てたり、指導の中で会話もしたりするため、専門知識だけではなく、コミュニュケーション能力も必要となってきます。
ジムトレーナーになるために必要な資格は2021年時点ではありませんが、取得しておくと実務で役立つ資格はいくつかあります。
・スポーツプログラマー
・日本トレーニング指導者協会認定 トレーニング指導者
・日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー
・アスリートフードマイスター
・健康管理能力検定
など、スポーツや健康にまつわる資格を取得していると、実務で活かせるはずです。
資格取得の他には、専門学校や大学で学ぶという道もあります。
スポーツに関する学科で学んでいる方は、アルバイトだけでなく、就職を含めたキャリア形成に役立ちます。
日頃のウエイトトレーニングや実際にスポーツを続けていた経験がある方は、業務においてその経験を活かす場所が多く見つかる仕事です。
スポーツ経験やスキル、資格がない方も未経験歓迎の求人に応募して、採用されればジムインストラクターになれます。
ジムインストラクターの求人は、主に民間の会社が運営するジムや公的な施設などから出されています。
アルバイトから正社員への道が開けることもあるため、ジムインストラクターになりたい方は、ジムの求人を探してみるとよいでしょう。
ジムインストラクターの年収
気になるジムインストラクターの給料についてご紹介します。
ジムインストラクターの平均年収は、正社員で338万円、年俸制ベースで月給換算にすると28万円ほどが相場です。
アルバイトの場合、時給平均が958円となっています。
ちなみに大手のフィットネスジム、ティップネスの求人では新卒の月給が22万6000円となっています。
地域別で年収を比較していくと、最も高い給与水準なのが東京の354万、最も低い水準の福岡県で293万円です。
東京都と福岡県で平均年収の差額は61万円となります。地域によって大きな差があるのは驚きですね。
ジムインストラクターとして働く中で、年収を上げるためにはいくつかの方法があります。
その一つが、単価の高いパーソナルトレーニングを行うことです。
会社やアルバイトで経験を積んで独立したり、働きながら副業でパーソナルトレーニングをしたりするのがおすすめです。
指導実績によっては、プロのアスリートと関わる道のりが開けることもあるかもしれません。
ジムインストラクターの仕事内容
ジムインストラクターの仕事内容は、多岐にわたります。
業務の中でも主となるのがトレーニングの指導です。
勤務中はマシンの使い方の指導をしたり、フロアを巡回してジムに来ている方に声をかけたりします。
ジムに来ている方のトレーニングメニューを考える仕事もあるため、一人ひとりの方と向き合うコミュニュケーション能力も必要になります。
プールやスタジオなどがある複合型の施設の場合、それぞれの種目や競技ごとのレッスンをする場合もあります。
新型コロナウイルスの影響を受けて、オンラインのツールを用いた運動指導や一対一のパーソナルトレーニングといった働き方にも注目が集まっています。
その他にも受付や事務作業マシンの清掃や点検がジムインストラクターの業務です。
ジムインストラクターとしてプロのアスリートと関わりたいという方もいるはずです。
プロチームがジムインストラクターの求人を出していることは稀です。
そのため、最初は企業などに所属してジムインストラクターとしての実績を積んでいきましょう。
日々の業務から学べることに加え、スキルや資格の取得を目指してみるのもおすすめです。
実績を作った上でスカウトを待つことや、人脈を作って機会を待つことがプロチームと関わりを持つ方法の一つです。
チームではなく選手個人と契約を結ぶ方法もあります。
その場合も、選手から信頼されるだけの実績やスキルが必要になるため、選手を支えられるだけの知識を実践の中で身につけておくことが大切だといえます。
まとめ
ジムインストラクターになる方法や給料、その働き方についてご紹介しました。
特別な資格やスキルを持たなくても、チャレンジできるジムインストラクターはスポーツが好きな方から人気の職業です。
ジムで働くだけでなく、パーソナルトレーニングやオンラインレッスンなど働き方も多様に。
スキルを磨けばプロのアスリートと関わることも夢ではありません。
ぜひ紹介したことをジムインストラクターになりたい方は参考にしてみてください。
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