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【部活動一覧】運動部~文化部・珍しい部活まで各種類ご紹介!

中学や高校で多くの生徒が入ることになる部活動。
いったいどれくらいの種類があり、どの部活が人気なのでしょうか。
今回は、中学と高校の部活動を調査。
登録人数のランキングを中心に、珍しい部活もご紹介します。

【部活動一覧】中学

中学の部活動は強制になることが多く、その一方、種類が少ないために特定の部活動に生徒が集中することも多くなります。
ではその登録人数のランキングはどのようになっているのでしょうか。

運動部・男子

中学の主な運動部の登録人数は日本中学校体育連盟が把握しています。
令和3年度の男子のランキングは、このようになりました。

1位:サッカー 16万7256人
2位:バスケットボール 16万4005人
3位:軟式野球 14万9485人
4位:卓球 14万6937人
5位:ソフトテニス 13万8335人
6位:陸上 12万3916人
7位:バレーボール 5万6889人
8位:バドミントン 5万5827人
9位:剣道 4万2307人
10位:水泳 2万7001人
11位:柔道 1万8056人
12位:ハンドボール 1万7601人
13位:体操 1405人
14位:スキー 1116人
15位:ソフトボール 1049人
16位:相撲 904人
17位:アイスホッケー 433人
18位:スケート 274人
19位:新体操 254人

サッカーとバスケットボールが2大人気スポーツですが、軟式野球や卓球、ソフトテニス、陸上競技もかなりの人気です。
一方で「うちにはこんなのなかった」という部活も多いのではないでしょうか。

運動部・女子

一方、令和3年度の運動部女子の登録人数ランキングは以下の通り。

1位:ソフトテニス 16万0644人
2位:バレーボール 15万1277人
3位:バスケットボール 12万6121人
4位:卓球 8万8720人
5位:陸上 8万8563 人
6位:バドミントン 8万4332人
7位:ソフトボール 3万0190人
8位:剣道 2万9782人
9位:水泳 1万4837人
10位:ハンドボール 9940人
11位:柔道 6485人
12位:サッカー 5660人
13位:軟式野球 4003人
14位:新体操 3769人
15位:体操 3134人
16位:スキー 818人
17位:スケート 270人
18位:アイスホッケー 45人
19位:相撲 28人

女子はソフトテニスとバレーボールが2大人気スポーツ
バスケットボールがすぐ後に続き、卓球、陸上、バドミントンはほぼ同数で並んでいます。

文化部

文化部は連盟に登録していないものも多いため、実際の人数は把握不可能。
しかしスポーツ庁が行ったアンケートによると、中学では約20%の生徒が文化部に所属していることが分かっています(運動部は約72%、帰宅部は約8%)。
その中で、公立中学のアンケート上位に入った文化部は、このようなランキングになりました。

1位:吹奏楽 47.2%
2位:美術・工芸 21.5%
3位:合唱 4.5%
4位:パソコン 3.6%
5位:自然科学 2.2%
6位:調理 1.6%
7位:茶道 1.3%
8位:文芸 1.1%
8位:放送 1.1%
10位:器楽・管弦 1.0%

※各部活の横の「%」は、文化部全体に占める割合
中学の文芸部は吹奏楽が圧倒的多数
その他の有名な文化部では、ボランティア部が0.9%で11位、演劇部が0.8%で12位。人数が多そうな軽音部や漫画・アニメ部はそれぞれ0.2%となっています。

マイナー部活

一般的に中学校は選べる部活の数も少なめ。
しかし日本中学校体育連盟に登録していないマイナーな部活もあります。
ダンス部はダンス部でも社交ダンス専門の部活や、アマチュア無線研究部ロッククライミング部、旗を回すカラーガード部リコーダー部など。
また伝統芸能部として地域の祭りや伝統芸能を継承している部活も全国にあります。

【部活動一覧】高校

高校は中学に比べると部活の種類がかなり増えます。
全国高等学校体育連盟日本高等学校野球連盟に登録している部活動だけでもかなりの数に。
ではそのランキングはどうなっているのでしょうか。

運動部・男子

令和4年度の男子のランキングは、このようになっています。

1位:サッカー 14万7086人
2位:野球 13万1259人
3位:バスケットボール 8万3625人
4位:バドミントン 6万9118人
5位:陸上 5万9792人
6位:バレー 5万972人
7位:卓球 4万7187人
8位:テニス 4万2765人
9位:ソフトテニス 3万9356人
10位:弓道 2万9235人
11位:ハンドボール 2万7842人
12位:剣道 2万517人
13位:競泳 1万7667人
14位:ラグビー 1万7649人
15位:柔道 1万1247人
16位:登山 8237人
17位:空手道 4515人
18位:ソフトボール 3689人
19位:ボート 2864人
20位:アーチェリー 2316人
21位:ボクシング 1953人
22位:レスリング 1724人
23位:体操 1674人
24位:ウエイトリフティング 1619人
25位:ホッケー 1606人
26位:自転車競技 1504人
27位:フェンシング 1395人
28位:スキー 1200人
29位:水球 1185人
30位:少林寺拳法 1177人
31位:カヌー 973人
32位:スケート 829人
33位:相撲 803人
34位:ヨット 789人
35位:新体操 418人
36位:飛び込み 29人

高校ではサッカーと野球が2大人気スポーツということに。
一方、この2つが10万人以上の人数になるのに対して、全国で数百人単位という競技もあります。

運動部・女子

高校の運動部女子、令和4年度のランキングはこちら。

1位:バドミントン 5万6311人
2位:バレー 5万5583人
3位:バスケットボール 5万2883人
4位:弓道 3万6202人
5位:陸上 3万3475人
6位:ソフトテニス 2万8515人
7位:テニス 2万7356人
8位:卓球 2万1104人
9位:ソフトボール 1万5755人
10位:ハンドボール 1万5647人
11位:剣道 1万2345人
12位:競泳 1万759人
13位:サッカー 1万507人
14位:柔道 3426人
15位:空手道 3367人
16位:登山 2805人
17位:体操 2506人
18位:新体操 1959人
19位:アーチェリー 1718人
20位:ボート 1651人
21位:なぎなた 1483人
22位:ホッケー 1252人
23位:少林寺拳法 1170人
24位:フェンシング 1105人
25位:スキー 656人
26位:カヌー 505人
27位:ウエイトリフティング 455人
28位:ヨット 400人
29位:スケート 340人
30位:レスリング 279人
31位:自転車競技 149人
32位:飛び込み 48人

バドミントン、バスケットボール、バレーボールが3大人気スポーツですが、その人数は5万人台と少なめです。
男女ともに最も狙い目なのは登録人数が唯一2桁の飛び込みと言えそうですが、そもそも飛び込み部がある学校が少ないのが難点。飛び込み部に1人でも登録している高校は全国で男子が21校、女子が33校のみとなっています。

文化部

スポーツ庁が行ったアンケートによると、高校では運動部に入る割合は約53%に減り、帰宅部が約19%に増加。文化部は約28%に増えます。
そして公立高校の文化部所属割合はこのようなランキングに。

1位:吹奏楽 17.6%
2位:美術・工芸 7.1%
3位:茶道 6.4%
4位:書道 5.7%
5位:軽音楽 5.5%
6位:写真 4.6%
7位:調理 4.6%
8位:ボランティア 4.2%
9位:パソコン 3.5%
10位:演劇 3.3%

高校では吹奏楽が圧倒的ではなくなり、代わりに各部活に平均して参加するようになっています。

マイナー部活

高校になるとマイナーな部活動も一気に増えることになります。
例えば宮城県の農業高校には牛の世話をする牛部が。
東京都の工芸高校にはガラスを使ってとんぼ玉などを作るグラスアート部があります。
また体育大学附属高校などいくつかの高校にはライフセービング部も。
他にも自作の自動車を走らせる自動車部や、ゲーム部とは言わないeスポーツ部、うどんを打つうどん部など、全国にマイナーな部活があります。

まとめ

さまざまな種類がある部活動。
多くの部員がしのぎを削るメジャーな部活がある一方で、各地にはユニークな部活もたくさんあります。
高校選びの第一条件にする人も多い部活動。
しっかり調べてみると、一生の趣味や将来の夢につながる部活が見つかるかもしれません。



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おおぱ!

おおぱ!

寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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