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【侍ジャパン】歴代背番号一覧|受け継がれし番号に迫る!

数多くのチームから選手が集められる日本代表「侍ジャパン」。
そこで疑問になるのが、選手たちの背番号です。
もし希望の背番号が重なってしまったらどうするのでしょうか。
今回は、侍ジャパンの歴代背番号を調査。
背番号を決める方法や、伝統の背番号についてもご紹介します。

【侍ジャパン】歴代背番号一覧

まずはWBCに出場した侍ジャパンの歴代背番号一覧。
厳密には「侍ジャパン」という愛称を使い始めたのは2009年の第2回WBC直前のことですが、ここでは第1回のメンバーからご紹介します。

2006年 第1回

投手
11 清水直行
12 藤田宗一
15 黒田博樹 → 久保田智之
18 松坂大輔
19 上原浩治
20 薮田安彦
21 和田毅
24 藤川球児
31 渡辺俊介
40 大塚晶則
41 小林宏之
47 杉内俊哉
61 石井弘寿 → 馬原孝浩

捕手
22 里崎智也
27 谷繁元信
59 相川亮二

内野手
1 岩村明憲
2 小笠原道大
3 松中信彦
7 西岡剛
8 今江敏晃
10 宮本慎也
25 新井貴浩
52 川﨑宗則

外野手
5 和田一浩
6 多村仁
9 金城龍彦
17 福留孝介
23 青木宣親
51 イチロー

2009年 第2回

投手
11 ダルビッシュ有
14 馬原孝浩
15 田中将大
16 涌井秀章
18 松坂大輔
19 岩田稔
20 岩隈久志
22 藤川球児
26 内海哲也
28 小松聖
31 渡辺俊介
39 山口鉄也
47 杉内俊哉

捕手
2 城島健司
10 阿部慎之助
29 石原慶幸

内野手
5 栗原健太
6 中島裕之
7 片岡易之
8 岩村明憲
9 小笠原道大
25 村田修一
52 川﨑宗則

外野手
1 福留孝介
23 青木宣親
24 内川聖一
35 亀井義行
41 稲葉篤紀
51 イチロー

2013年 第3回

投手
11 涌井秀章
14 能見篤史
15 澤村拓一
16 今村猛
17 田中将大
18 杉内俊哉
20 前田健太
21 森福允彦
26 内海哲也
28 大隣憲司
35 牧田和久
47 山口鉄也
50 攝津正

捕手
2 相川亮二
10 阿部慎之助
27 炭谷銀仁朗

内野手
1 鳥谷敬
3 井端弘和
5 松田宣浩
6 坂本勇人
7 松井稼頭央
41 稲葉篤紀
46 本多雄一

外野手
9 糸井嘉男
13 中田翔
24 内川聖一
34 長野久義
61 角中勝也

2017年 第4回

投手
10 松井裕樹
11 菅野智之
12 秋吉亮
14 則本昂大
15 宮西尚生
17 藤浪晋太郎
19 増井浩俊
20 石川歩
30 武田翔太
34 岡田俊哉
35 牧田和久
41 千賀滉大
66 平野佳寿

捕手
9 炭谷銀仁朗
22 小林誠司
27 大野奨太

内野手
2 田中広輔
3 松田宣浩
4 菊池涼介
6 坂本勇人
13 中田翔
23 山田哲人

外野手
1 内川聖一
7 青木宣親
8 平田良介
25 筒香嘉智
51 鈴木誠也
55 秋山翔吾

2023年 第5回

投手
11 ダルビッシュ有
12 戸郷翔征
13 松井裕樹
14 佐々木朗希
15 大勢
16 大谷翔平
17 伊藤大海
18 山本由伸
20 栗林良吏
21 今永昇太
22 湯浅京己
26 宇田川優希
28 髙橋宏斗
29 宮城大弥
47 高橋奎二

捕手
10 甲斐拓也
24 大城卓三
27 中村悠平

内野手
1 山田哲人
2 源田壮亮
3 牧秀悟
7 中野拓夢
25 岡本和真
33 山川穂高
55 村上宗隆

外野手
8 近藤健介
9 周東佑京
23 ヌートバー
34 吉田正尚
51 鈴木誠也

【侍ジャパン】歴代背番号の意味

メンバーに選ばれる選手の人数は、28人から30人。
コーチや監督を除いても余る背番号はたくさんあります。
しかし歴代の侍ジャパンの背番号を見ると、ほぼ必ず使われている背番号もあるのです。
これらの背番号にはどのような意味があるのでしょうか。

侍ジャパンの背番号の選び方

侍ジャパンならではの伝統的な背番号があるのかというと、実はそうではありません。
侍ジャパンの背番号の選び方は、実は意外と単純です。

①ほとんどの選手は所属球団で付けている背番号を使う
②他の選手と重なる場合、年上の選手から順に好きな番号を決める
ただし年上の選手が若い選手に背番号を譲ることも
③番号が重なってしまった年下の選手は、空いている番号から自身で決める

日本のプロ野球は高校野球からの流れもあり、はっきりとした年功序列
成績やプロ入りの順番ではなく、年上が偉いという伝統があります。
そして多くの選手が各チームの背番号を使うため、チームごとの背番号の意味を背負っていることがほとんどです。
とはいえ、球界全体で伝統とされている背番号も、やはり存在します。

18番

日本のプロ野球でエースナンバーといえば、18番
プロ野球初期の若林忠志投手、野口二郎投手、スタルヒンなどの活躍と、歌舞伎の「十八番」という言葉から定着しました。
特に巨人のエースナンバーとして有名です。
オリンピックの日本代表時代には、西川佳明投手、石井丈裕投手、伊藤智仁投手が使用。
WBCがスタートしてからは、他の大会も含めると、松坂大輔投手、ダルビッシュ有投手、杉内俊哉投手、田中将大投手、澤村拓一投手、山口俊投手、前田健太投手、多和田真三郎投手、森下暢仁投手といった、球界を代表する投手が背負っています。
2023年の第5回WBCでは、2021年と2022年に日本プロ野球史上初となる2年連続の投手5冠を達成した山本由伸投手が、球団の背番号のまま18番を背負うことになりました。

17番

第5回WBCで話題の背番号が、17番
伝統的にはエースまたは準エース、期待の新人投手が背負うナンバーとして知られています。
侍ジャパンでもこれまでに三浦大輔投手、田中将大投手、岸孝之投手、藤浪晋太郎投手、山本由伸投手などが使用。
2023年の大会でこの背番号が話題になった理由は、侍ジャパンに選ばれた大谷翔平投手と佐々木朗希投手が共に所属球団で17番を使用しているからです。
結局、佐々木朗希投手は14番を選び、大谷翔平投手は16番を選択。
その際、大谷投手は背番号が17ではなく16になった経緯についてこのように語っています。
先輩優先みたいな。野球界あるあるですかね。僕は背番号にこだわりないですし、偉大な先輩に良い番号を付けていただいたらなと」
その後にメンバーに選ばれ、空いていた背番号17をつけたのは、大谷投手より3つ年下の伊藤大海投手。日本ハムでも背番号17の伊藤選手ですが、たまたま空席だったところにうまく入った形になりました。

1番

強打者の代名詞といえば、背番号1
もちろん王貞治氏の印象が強い背番号ですが、侍ジャパンでも強打者が背負ってきました。
その歴代選手には、福留孝介選手、田口壮選手、岩村明憲選手というメジャーでも活躍した野手、内川聖一選手、鳥谷敬選手、山田哲人選手といった好打者・強打者がずらりと並んでいます。

22番

少し変わった伝統となっているのが、22番
本来22番は田淵幸一氏のイメージが強く、捕手に好まれる背番号でした。
侍ジャパンでも里崎智也捕手などが22番を使用。
しかし球史に残るクローザーである佐々木主浩投手、高津臣吾投手、そして藤川球児投手が背負ったことで、球界では投手のイメージが強い背番号にもなっていきます。
侍ジャパンでも藤川球児投手や大野雄大投手が使用。
一方で小林誠司捕手も使用するなど、投手と捕手が取り合う状態になっています。
第5回大会では湯浅京己投手が選択
「過去のWBCで球児さんがつけていらっしゃった。そこで自分の覚悟の意味を含めて22番を選ばせていただきました」と語っています。

まとめ

伝統的な意味があり、年功序列で取り合ったり譲り合ったりすることもある侍ジャパンの背番号。
その数字に自分なりの意気込みや決意を込めている選手もいます。
応援している選手が所属球団とは違う背番号を背負っていたら、その意味を調べてみるのも面白いかもしれません。



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でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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