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「子供とスポーツ」を考える

【必見!!】子供にはスポーツを複数やらせた方がいい?

水泳、サッカー、野球など、子供の習い事としてもスポーツは大人気です。幼少期から小学校までのお子さんをお持ちのパパ・ママも、そろそろスポーツをさせた方が良いのでは、と考える時期ではないでしょうか。

幼少期から習い事として取り組めるスポーツの種類はたくさんあります。その中からひとつに絞らずに、複数のスポーツを行わせることは良いことなのか、また子供の成長に与える影響とは!?

今回は、お子さんにスポーツを複数行わせる場合のポイントをご紹介します。

複数種目と一種目だけに取り組む場合との違いとは?

ひとつのスポーツの道を極めるのは素晴らしいことです。「スポーツエリート教育」という言葉があるほど、就学前から小学校低学年といった早期に専門競技をやらせるスポーツ教育も存在します。

では、複数のスポーツをする場合は、専門教育を受けた人と比べて能力的に劣るのでしょうか。それは違います。複数のスポーツを経験したことで様々な動きが可能になり、結果として専門種目でも良いパフォーマンスを発揮するケースも多いのです。

一種目に限定していた場合、そのスポーツで使う特定の部位のケガをしやすく、またモチベーションの低下によってスポーツ自体を辞めてしまうリスクが存在。その点、複数のスポーツを経験していれば、様々な部位に負荷が分散されるため、特定のスポーツ障害のリスクは下がります。ひとつの競技への意欲が低下しても、他の競技があればそちらでモチベーションを保つことができるでしょう。

複数のスポーツが子供に与えるメリット

複数のスポーツをすることで、子供にはどんなメリットがあるのでしょうか。3つの点からそのメリットをご紹介します。

メリット1

まずは、身体的成長です。走る、泳ぐ、ボールを投げるなど、動きによって違う身体の部位を使うように、複数のスポーツをすれば色々な身体の動きを身に付けることができます。また、多くの部位を動かすことで、身体的発達がバランス良く促進されるでしょう。

メリット2

2つ目は、精神的成長です。スポーツ自体から学ぶマナーや作法、社会性が身に付くことです。また、「できた」という成功体験が積み重なり、運動自体を楽しいと感じられます。こうした成功体験を積み重ねることで、子供の自信を育むこともできるのです。

メリット3

3つ目は、パフォーマンスの向上です。様々なスポーツを経験すれば、身体的能力だけでなく、そのスポーツごとのスキルや視点を身に付けられます。それぞれの種目で身に付けたことを他の種目で応用することで、子供の自信を育むこともできるのです。

いくつぐらいのスポーツを行うのが理想なのか

では、子供にいくつぐらいのスポーツを行わせるのが理想なのでしょうか。結論から言えば、3つ以上のスポーツを行うことをおすすめします。

3つ以上のスポーツを経験していれば、できるスポーツの幅が広がるため、その中の1種目に飽きたとしても、他のスポーツに意欲を見せる可能性があります。また、特定のスポーツによる燃え尽き症候群やスポーツ障害が発生した場合でも、他に選択肢を作っておくことで、子どものスポーツに対するモチベーションを維持することができます

前述の通り、できるだけ多様な動きを身に付けた方が、バランスよく身体が発達します。3種類以上の動きをさせることで、特定部位の負担を分散させることができるでしょう。また、例えば屋外スポーツだけをやらせた場合、梅雨の時期はまったく運動できず、ストレスが溜まったりやる気がなくなったりすることもあります。その点、屋内のスポーツも並行して行っていれば、天候などによって運動できないという事態にはなりません。

英才教育ではなく選択肢を増やす方針が理想!?

子供にスポーツを行わせるなら、親としては早い段階でその道を極めてほしいと思ってしまうもの。たしかに、スポーツ英才教育を受け、実際にジュニア選手として活躍している方も多数いらっしゃいます。
しかし、海外では幼少期から複数のスポーツに触れさせ、その中でその子の適性に合った種目を絞り込むというスタイルが少なくありません。また、1種目に絞ることでスポーツ障害やモチベーション低下のリスクも生じます。

大切なのは、子供が主体的に楽しんでスポーツに取り組むこと。自らがやりたいスポーツを選択できることが、心身共に健康に育つためのポイントだと言えます。子供にスポーツをさせることを考えているのであれば、将来の選択肢を増やす方針のもと、複数のスポーツを経験させるのが理想的です。

まとめ

子供にスポーツを行わせる際、早い段階から1種目を突き詰めること自体は立派なことです。しかし、子供の頃から専門種目に絞るよりも、複数のスポーツを経験させた方がバランスの良い身体づくりだけでなく、自信を付けること、他種目のパフォーマンスを上げることにもつながります。

子供が自ら楽しんで、将来的にも主体的に取り組めるよう、選択肢を増やすという観点から複数のスポーツを経験させてみてはいかがでしょうか。

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