登山・トレッキングは手軽に誰でも自然を楽しめるアクティビティとして近年人気急上昇しています。登山は綺麗に整備されているコースがたくさんあり、初心者でも楽しめるようになっています。
しかし、全く知識や準備をしないまま登山・トレッキングをすることは危険です。
そこで今回この記事では、登山・トレッキングに必要な装備や知識などをご紹介していきます。
登山・トレッキングとは？
登山という言葉は馴染みがある人が多いと思いますが、トレッキングを知らない人も多いかと思います。トレッキングとは、自然や風景を楽しむことを目的としたアクティビティです。
ここでは登山・トレッキングの魅力についてご紹介していきます。
日本の四季を味わうことができる
日本は四季があり、春は桜・夏は新緑・秋は紅葉・冬は雪景色を楽しむことができます。また、季節ごとに咲く花や生き物なども楽しめるのも魅力のひとつです。
これらは、なかなか都市部にいたら味わえないことが多いでしょう。基本的に登山・トレッキングは春から秋に適していると言われており、冬場は山開きしていない場所もあるのでしっかりと下調べをしてから足を運んでみてください。
健康促進になる
登山・トレッキングは、森林や山道で長い時間有酸素運動を行えます。有酸素運動は、脂肪燃焼効果や基礎代謝の向上などの効果があり、健康的な体になりやすくなります。
また、心肺機能も向上するためスタミナがつき、疲れにくい体になっていきます。
リラックス効果がある
登山・トレッキングでは自然とふれあうことができます。景色の良い山道や、森林の小道などを歩くので普段の生活では味わえない体験ができ、リラックス効果が得られるでしょう。
また、標高が高い山ではスモッグや排気ガスを感じることはなくなります。綺麗な空気と日光浴で更なるリラックス効果が期待できるでしょう。
登山・トレッキングに必要な準備物
必要な装備を持たずに登山・トレッキングに行くと、万が一の非常事態に対応できなくなるため大変危険です。
ここでは必要な持ち物や服装について解説していきます。
登山・トレッキングに必要な持ち物
・登山用リュック
登山用リュックを選ぶときのポイントは「軽さ・丈夫さ・容量」になります。ずっと背負って歩いていくので軽さも重要ですし、必要な荷物を入れても安心の丈夫さと容量が必要になります。
・水
水の用途は水分補給だけではありません。怪我したときの傷口洗浄や調理するときにも使います。ペットボトルのままでも良いですが、寒い時期であれば保温性に優れた水筒に入れて持っていくと良いでしょう。
・地形図とコンパス
現在地の確認や、道に迷ったときに使います。地形図は進む道を決めるのに役立ちますし、コンパスがあれば、進む方角に迷わなくなるのでとても重要な持ち物になります。
・スマートフォンとバッテリー
スマートフォンにはGPS機能がついているため万が一のときの現在地を知ることができ、通信手段にもなります。また、充電がなくなっては使い物にならないのでバッテリーも必要になります。
・ヘッドライト
予定した時間よりも遅くなってしまったときや、万が一遭難してしまった場合に役立つのがヘッドライトです。暗くなると足元が見えづらくなり大変危険です。また、電池式のものであれば替えの電池も必要です。
・レインコート
山では天候が変わりやすいため、急に雨が降ってくるケースがあります。体が濡れてしまうと体温が急激に下がってしまうのでレインコートがあれば便利です。
・速乾性タオル
タオルは汗を拭く以外にも、首に巻いて日焼け止めに活用するなどさまざまな用途があります。また、速乾性であればすぐ乾いてくれるのでとても便利です。
・常備薬
持病があるなしに関わらず、薬を持っていった方が良いでしょう。特に山では気候の変動が激しいので、体調を崩しやすいです。また、標高が高ければ高山病になりやすいので頭痛を引き起こす可能性もあります。
登山・トレッキングに適した服装
・登山靴
登山靴は防水性のあるものをおすすめします。足元が濡れてしまうと足先から一気に体が冷えてしまうからです。しかし、登る山によっては軽微な靴で良い場合もありますので事前調べをおすすめします。
・速乾性のTシャツやインナー
登山は寒くても歩いていれば汗をかくことがあります。そのため、汗が冷えないように速乾性の高いTシャツやインナーを選ぶと良いでしょう。
・防寒着
山は基本的に寒いので防寒着は必須になります。歩いている最中、暑くなって脱ぐこともありますが、防寒着なしで登山すると寒いときに対処できなくなります。
荷物が重くなるため迷ったが置いてきてしまったということがないよう、しっかりと防寒着を用意して気温の変化や寒暖差に対応できるようにしましょう。
まとめ
登山の魅力や準備する必要があるものなどをご紹介してきました。
準備しなければならないものは多いですが、登山仕様のものでなくとも今あるもので代用しても構いません。
しかし、万が一の備えがないと命の危険がありますので、必要なものはしっかりと準備してから登山・トレッキングを楽しみましょう。
