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【変化球】握り方20選!各球種を覚えて三振を積み重ねよう!

簡単には覚えられないくらいたくさんの種類がある変化球。

腕の振りはストレートと同じにしないと変化球であることが見破られてしまうため、握り方を工夫することでボールの回転に縦や横、さらに無回転などの変化をつけます。

そこで今回は、変化球の握り方20選をご紹介!

三振を積み重ねるためにも、ぜひ習得を目指してください。

【変化球】ストレート系の握り方3選

基本のストレートは、人差し指と中指を指1本分開けて上から握り、親指で下から支えるというもの。薬指は曲げて側面を支えます。

人差し指、中指、薬指、親指を縫い目にかけるのがコツ。

ストレート系変化球は、これを基本にして握りを変えていきます。

カットボール

カットボールはストレートと同じように直線的に進んでからホームベース手前で利き手の逆にスライドする変化球。

握り方は、ストレートから少しだけ人差し指と中指を外側へずらします

ツーシーム

ツーシームはバッターの手元で沈むように揺れる変化球。

握り方はストレートに似ていますが、ボールの角度が変わり、人差し指と中指でそれぞれボールの縫い目を縦に覆います

これによってバックスピンで縫い目が空気に当たる回数が減り、沈むようになるのです。

ワンシーム

ワンシームはバッターの手元で投手の利き手側に揺れるように曲がる変化球。

ツーシームのボールの向きで人差し指を中指側に寄せ、2本の指でボールの1つの縫い目を覆います

ツーシームより球速が落ちる代わりに変化量は大きくなるのが特徴です。

【変化球】カーブ系の握り方4選

カーブ系の変化球は遅めの球速で利き手の逆側に大きく曲がるのが特徴。

比較的習得しやすい変化球です。

カーブ

カーブは弧を描くように落ちる変化球。

握り方は中指と人差し指を揃えて1本の縫い目を覆い、親指で下から支えます

ストレートと同じフォームで投げつつ、人差し指の横から抜くように投げるのがコツです。

スローカーブ

スローカーブはその名の通り、普通のカーブよりも遅い変化球。

さらに山なりの軌道となり、変化量は大きくなります。

握り方はカーブと同じですが、さらに力を抜いて握るのがコツ

軽く握る、浅く握るなど、それぞれのピッチャーが工夫します。

パワーカーブ

パワーカーブは普通のカーブより速く、打者の手前で鋭く落ちる新しい変化球。

握り方は人差し指と中指で1本の縫い目を覆い、薬指と親指で落ちないように下から支えます

この握りから人差し指と中指を押し込むように投げ、縫い目にかかった中指でボールに強く回転をかけるのです。

ドロップカーブ

ドロップカーブは縦の変化が大きいカーブ。

縦カーブとも呼ばれています。

握り方は普通のカーブと同じですが、手首を寝かせ、人差し指と中指でボールの上側をこすります

その上でボールを抜くことで、トップスピンがかかったボールになるのです。

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【変化球】スライダー系の握り方4選

スライダー系はバッターの手前でピッチャーの利き手の逆側に鋭く曲がる変化球。

決め球にしているピッチャーも多い球種です。

横スライダー

横スライダーはバッターボックスの手前で横スライドする変化球。

握り方は、人差し指と中指で1本の縫い目を覆い、薬指と親指を別々の縫い目に沿わせて支えます

リリースで手首を内側にひねり、チョップをするように投げることで、ボールに鋭い回転を与えるのです。

縦スライダー

縦スライダーはその名の通り、縦に落ちるスライダー。

握り方はスライダーと同じですが、ボールを少し下へ回し、親指にかかる縫い目を1つ分ずらすのがポイントです。

この握りで縦にひっかくようにリリースすると縦スライダーになるのです。

高速スライダー

高速スライダーはストレートに近い球速を持つスライダーです。

握りはスライダーとストレートの中間

この握りでスライダーの投げ方をすると高速スライダーに、ストレートの投げ方をするとカットボールになります。

スラーブ

スラーブはカーブのような山なりの軌道からスライダーのように斜め下に曲がる変化球。

握り方はスライダーですが、カーブのように抜きながら投げることでカーブとスライダーの中間のようなボールになります。

【変化球】シュート系の握り方3選

シュート系はピッチャーの利き手の方向に曲がる変化球。

ストレートを投げていてナチュラルにシュート回転してしまうこともありますが、意図して投げれば球威のあるボールとなります。

シュート

シュートはストレートに近い軌道で横に変化する変化球です。

握り方は、人差し指と中指がそれぞれ縫い目に沿うように

手首を外側に傾け、人差し指に力を入れてリリースすることでシュート回転をかけます。

シンカー

シンカーはシュートに比べて球速が落ちる代わりに、曲がりながら沈む変化球です。

握り方は中指と薬指でボールを挟み、人差し指は中指、小指は薬指にそれぞれ添えて、親指で下を支えます

この握りから人差し指と中指でボールを撫でるように抜くのがコツです。

スクリュー

スクリューは逆向きのスラーブのように、山なりの軌道から斜めに落ちる変化球です。

握り方はツーシームの握りを少しずらし、人差し指の親指側と中指の人差し指側に縫い目がくるようにします

腕を自然に内側にひねるのがコツ。

ボールの内側を人差し指と中指で撫でるようにしてリリースします。

【変化球】フォーク系の握り方2選

フォーク系はベースの手前で鋭く落ちる変化球。

多くのピッチャーが空振り三振を取る決め球にしています。

フォーク

フォークはホームベースの手前で急ブレーキがかかり落下する変化球。

握り方は人差し指と中指を開き、縫い目の外側で挟み込みます

指の間から抜くように真っすぐ投げるのがポイント。

その結果ほぼ無回転のボールになり、空気抵抗で落下します。

スプリット

スプリットはメジャーリーグではフォークとして認識されているボール。

肘への負担を減らすためフォークよりも浅くボールを挟むのが特徴です。

その結果、フォークに比べて落下の幅が小さい代わりに球速があるボールになります。

【変化球】チェンジアップ系の握り方4選

チェンジアップ系は球速を変えてタイミングを外す変化球。

ストレートと全く同じ腕の振りにすることで威力を発揮します。

チェンジアップ

チェンジアップはストレートのように指先で強くボールを押し出さないことで速度を落とす変化球です。

バックスピンも減らすためにボールを深く握り、指先を少し浮かせるのがコツ。

指の付け根で転がすようにリリースします。

サークルチェンジ

サークルチェンジはチェンジアップよりも少しシュート方向に落ちる変化球。

親指と人差し指で輪を作るようにして握ることからサークルチェンジと呼ばれ、OKサインにも似ていることから、OKボールと呼ばれることもあります。

ナックル

ナックルはその名の通り、指の関節で握る特殊な変化球です。

指を曲げて握り、指の関節で押し出すようにリリース。

これによってフォークよりもさらに回転が抑えられ、ほぼ完全な無回転になります。

空気抵抗を激しく受けて投げたピッチャーも予測できない変化をするため、投げるのも捕るのも難しい変化球です。

パーム

パームとは手のひらのこと。

指ではなく、手のひらで包み込むように握ります

チェンジアップより回転を抑えられるのが特徴。

チェンジアップ以上に減速し、さらに回転を抑えればナックルのような変化もします。

まとめ

今回ご紹介した握り方はそれぞれの変化球の代表的なもの。

多くのピッチャーが独自の工夫をして違う形の握り方を開発しています。

変化球に興味を持った方は、さらにバラエティ豊かな握り方を調べてみると面白いかもしれません。

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