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【バスケ】アリウープって何?なぜゴールテンディングにならない?

バスケットボールの試合解説でよく出てくる「アリウープ」という言葉。

試合を観戦していてもよく分からなかったという経験をした人は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、バスケットボールにおけるアリウープを解説します。

これから観戦を楽しみたい人は参考にしてみてください。

バスケの「アリウープ」って何?

【バスケ】アリウープって何?なぜゴールテンディングにならない?①

アリウープとは、リングに近い位置にパスを出し、それを空中で受けそのままシュートをおこなう一連のプレーです。

ここではそんなアリウープの語源やルールについて詳しく見てみましょう。選手の動きに着目すると新たな視点でバスケットボールの試合を考察できますよ。

ルール

アリウープのイメージであるダンクシュートですが、絶対的にダンクシュートである必要はないでしょう。

パスを受けるとそのままバレーボールのようにトスをすることもあります。またアリウープにつながるパスをアリウープパスと言います。

そのほかにもアリウープとついた技名は以下の通りです。

・アリウープレイアップ:空中で受け取った選手が着地せずそのままレイアップシュートをおこなうプレー。

・アリウープダンク:空中でボールを受けた線湯が着地せずそのままダンクシュートをおこなうプレー。

つまりパスから始まる一連の流れがあれば、すべてアリウープとも言えます。しかしながら盛り上がるのはダンクシュートです。

アリウープの語源・スペル

アリウープのスペルは「alley-oop」です。その語源はフランス語の「allez hop」と言われており、サーカスの曲芸師がかけ声として使っていました。

スポーツにおいては、1950年に「高い弧を描く」という意味で使用されたことが始まりです。

ゴールディングのように反則にならない理由

【バスケ】アリウープって何?なぜゴールテンディングにならない?②

ゴールテンディングとはバスケットボールにおける反則の一つです。基本的にシュートされたボールはリングよりも高い位置にある場合、触れてはいけないルールとなっています。

ここで重要になるのが、ゴールテンディングが「シュート」に対して適応されるルールであること。

アリウープは、リングに近い位置にパスを出し、それを空中で受けそのままシュートをおこなう一連のプレーを指すので、シュートには当たりません。

シュートかパスかの判断は審判に委ねられるでしょう。背の高い選手が少ない日本ではあまり見られる反則ではありませんが、NBAでは起こる可能性があります。

アリウープとタップシュートとの違い

【バスケ】アリウープって何?なぜゴールテンディングにならない?③

アリウープとタップシュートのおもな違いを厳密に分けるのは難しいでしょう。

タップシュートは投げられたボールがリングや壁などに当たり、跳ね返ったボールをジャンプでキャッチしてシュートをおこなうプレーです。

空中で軽くボールを弾くようにして、シュートまで導きます。

アリウープが一連のパスだとすると、タップシュートはあくまで「シュート」であることが分かります。

「パス」か「シュート」で考えると良いでしょう。

アリウープ以外に知っておきたい用語

【バスケ】アリウープって何?なぜゴールテンディングにならない?④

アリウープ以外にルールが難しい用語を解説します。

基本的なプレーではありませんが、バスケットボールを楽しむうえでは、知っておきたいテクニックです。

アンクルブレイク

アンクルブレイクとは日本語に直訳すると「足を破壊する」という意味です。

バスケットボールでの試合においては、1対1になった際にドリブルやテクニックを用いて、相手のディフェンスを崩すことを示します。

またそのアンクルブレイクを得意とする選手のことをアンクルブレイカーと言います。

アンクルブレイクのポイントはディフェンスの重心を崩すこと。トップレベルのプレイヤーになれば、瞬時に判断する能力も必要になるでしょう。

チェンジオブペース

チェンジオブペースとは、ドリブルに緩急をつけて、相手ディフェンスの隙を作ることを示します。

アンクルブレイクと非常に似ていますが、足元を狙うかそうでないかで分類すると良いでしょう。

ドリブル速度を急激に落とし、相手が諦めた瞬間のタイミングを狙って再び加速します。自分の走るスピードと同じ程度にボールコントロールが必要です。

シュートヘジテイション

シュートヘジテイションとはいわば、シュートのフェイントのことです。ドリブルの途中でシュートをすると見せかけて、相手を翻弄します。

相手のディフェンスはそのままシュートを打つと考えているので、体の動きが止まり、シュートを防ぐような体制になります。

しかし、オフェンスはシュートを打たないので、駆け引きをしながら、ゴールに近づけるわけです。

ロッカーモーション

ロッカーモーションとは、体の後ろでボールを左右に入れ替えることで、相手のディフェンスを錯覚させるテクニックです。

ポイントはディフェンスが前に出てきた際に、一気にドリブルを加速させること。重心を後ろにすると、素早い動き出しが可能です。

まとめ

アリウープとは、リングに近い位置にパスを出し、それを空中で受けそのままシュートをおこなう一連のプレーを示します。

実際のプレーを動画で見ると、軽やかに動いていることが分かります。バスケットボールのルールとしては少し複雑ですが、一度覚えれば、すぐに習得できるでしょう。

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よーへい

よーへい

健康第一クリエイター

栄養士資格取得後、フリーのWEBライターに転身。サイトの企画からライティング・デザインなど幅広い分野で活動しています。

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