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ラクロスとはどんなスポーツ!?ルールや特徴を徹底解説!

ラクロスと聞くと、名前は聞いたことがあるけど、どんなものかよく知らないといった人も多いと思います。

学校や部活動で体験することが少なく、今まで経験したことがない人の方が多いスポーツです。中には高校生まで違うスポーツをして、大学生から始めるといった人もいます。

残念ながらラクロスはテレビ放送もまだ少なく、知名度はそこまで高くありません。

しかし、いざ経験・観戦してみると、とてもエキサイティングなスポーツで、観ている人を惹きつけるとても魅力のあるスポーツです。

今回はそんなあまり馴染みのないスポーツ「ラクロス」について紹介していきます。

ラクロスとはどんなスポーツ?

ラクロスは色々な種類があり、代表的なものは男女フィールドラクロスと呼ばれます。

他には「ボックスラクロス」「ソフトラクロス」「ミックスラクロス」「インドアラクロス」「6人制ラクロス」「車椅子ラクロス」「ビーチラクロス」などがあります。

「ソフトラクロス」は子どもの頃から体験できる安全なもので、子どもにやらせたいと思う方はまずこちらから始めてみるのもいいかもしれません。

どのラクロスにも共通していることは、クロスと呼ばれる先に網が付いたスティックを使用して、ボールを相手陣地に決めて、点を取り合うスポーツということです。

ハンドボールでスティックを使用するようなイメージです。

ラクロスの歴史と起源

ラクロスの起源は、17世紀に遡ります。

当時、北米の先住民族が祭事や鍛錬のために行っていたものを、フランス系の移民が発見し、それがスポーツ化したことが始まりとされています。

当時に使用していた道具が、僧侶の持つ杖(Crosse)に似ていたことから「La-Crosse」と呼ばれるようになりました。

19世紀後半にカナダの国技となり、アメリカ、オーストラリア、イギリス、日本を中心に盛んになって行きました。

ラクロスのルールと特徴

ラクロスは他のスポーツと違って、ルールや特徴など男子と女子で分かれているため、部のスポーツと言っていいほどです。

15分×4クォーター制で10対10で戦い、競技フィールドはサッカーコートとほぼ同じ広さで、ゴールは183cm四方の正方形です。ボールは直径6cm、重さ150gの硬質ゴム製のものを使用します。

サッカーのように相手ゴールに入れたら得点となり、合計点の高いチームが勝利となります。

ただサッカーとは違い、ゴール裏にもスペースがあるため、そういうところはアイスホッケーによく似ています。

男子の場合は相手がボールを持っているときや、ボールを奪い合っている時は、ボディチェックとしてコンタクトが許されているため、防具を着用しています。

ただし、頭や腰よりも下にタックルをすると、反則を取られることになります。150kmを超える弾丸シュートがあるため、「地上最速の格闘球技」と呼ばれています。

それと比べて女子は防具をつけておらず、ファッショナブルなユニフォームで戦います。男子のようなボディチェックとしてのコンタクトは禁止されており、反則を取られます。

こう聞くとそこまで激しくないのかと思われがちですが、自分のスティックで相手のスティックを打ち当てる行為などは許されているため、実際のゲーム内容はとてもエキサイティングなものとなっています。

そういったことから女子ラクロスは「華麗な本格派フィールド球技」と呼ばれています。

日本ラクロス

日本全国でラクロス協会に加盟しているチームは約400チームで、競技人口は男子で約6000万人女子で約1万5000人に増えてきています。

ラクロスといえば、女子ラクロスのイメージが強い人も多いのではないでしょうか。そのイメージ通り、男子と比べると倍近くの人数になっています。

日本ラクロス協会ではこういった盛り上がりを応援すべく、様々なイベントを開催しています。

全国合計で毎年、約4,500人の大学1年生がラクロス部に入部しており、全面的なバックアップのため、全国各地区で優秀なコーチを招いての1年制合同合宿新人戦大学1年生の選抜チームなどを開催しています。

日本代表選手の中で大学生からラクロスを始めた人もいるため、誰もが日本代表になれるチャンスがあります。

日本ラクロス協会はそういった選手を応援したく、アメリカをはじめ、カナダ、オーストラリア、中国、韓国、ニュージーランドなどのラクロス海外ツアーを開催しています。

世界ラクロス

世界ラクロスはカナダ、アメリカ、オーストラリア、イギリス、日本を中心に、近年ではヨーロッパやアジアなどにも普及しています。

現在は14カ国が国際連盟に加盟し、世界の競技人口は約60万人を超えてきています。

ラクロスは男女それぞれ4年に1度、世界選手権19歳以下の世界選手権が開催されています。

また2年に1度、アジアとパシフィック圏の頂点を決める大会も開催されています。

ラクロスがオリンピック正式競技として採用され、日本チームが金メダルを獲得することを願っています。

まとめ

今回、名前は聞いたことがあってもよく知らない「ラクロス」について紹介しました。

ラクロスと聞くと、女子のフィールド競技をイメージしがちですが、男子ラクロスも含め、他にも色々な種目がありました。

いざやりたいと思ってもなかなか体験できるものではありませんが、体験会として開催しているところは意外にあります。

是非とも一度体験してみてください。もしかしたら、あなたもラクロスの魅力の虜になってしまうかもしれません。



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トシ

トシ

医療資格のあるスポーツ大好きズッコケ隊長

初めまして、大阪出身ズッコケ隊長のトシです!鍼灸師やアスレティックトレーナーの資格など保有しており、リハビリや健康・ダイエット指導をしております!スポーツは中学から「バスケットボール」をやっておりました!関西人の個性を活かして、おもしろおかしく楽しい記事をお届けしていきます!

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