ターゲット・バードゴルフと聞いてイメージできる人はどれくらいいるでしょうか。
ターゲット・バードゴルフについて詳しく知らない人も少なくないでしょう。
「ゴルフ」という名前がついていることから、クラブを使ってボールを打つということはなんとなくイメージがつくと思います。
しかし、「ターゲット?」「バード?」という名前がついて「???」が出る人も多いのではないでしょうか。
ただ、ターゲット・バードゴルフはメディアに出ないというだけで、多くの方に楽しまれているスポーツです。
今回はそんなターゲット・バードゴルフは「一般的なゴルフ」の違いとどう違うのか、さらに、ターゲット・バードゴルフの発祥や歴史、ルール・打ち方・練習方法まで徹底的に解説していきます。
ターゲット・バードゴルフと一般的なゴルフとの違い
一般的なゴルフは広大な土地で遠くに飛ばすことが多いのですが、ターゲット・バードゴルフは小さなコートで遠くに飛ばすよりも、コントロールを重視しています。
そのため、高齢になっても続けることができるのが特徴です。
ボールの違いもあり、一般的なゴルフはゴルフボールを使うのに対し、ターゲット・バードゴルフは羽がついたボールを使用して、飛ばないように飛距離が制限されています。
ターゲット・バードゴルフの方が気楽に高齢者でも続けることができるところが特徴です。
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ターゲット・バードゴルフの歴史
ターゲット・バードゴルフは日本発祥のスポーツで、当時日本にゴルフ練習場が少なかったため、ゴルフ愛好者が「狭い場所でもゴルフの練習ができないのか」というところから考案されました。
そこから、ターゲット・バードゴルフ協会が創立し、全国や海外に広がることとになります。
健康目的として、高齢者になっても行うことができるため、生涯スポーツの1つとして楽しまれています。
ターゲット・バードゴルフの進め方・ルール
ターゲット・バードゴルフの詳しい競技ルールを解説していきます。
競技の進行方法
競技は以下の通りに進行されます。
・スタートホールの打順はジャンケンで決め、第2ホール以降は打数の少なかったプレーヤー順に打つ。
・コース外にボールが出たら、ホールに近寄せないようにフェアウェイに戻す。(この時打数はプラス1加える)
・全員がホールインすると、次のホールへ進む。
ショットをする時のルール
ショット時のルールを解説します。
・ボールは必ずショットマット(白線が書かれた芝生マット)にセットして打つ。
・バンカーの場合はショットマットを使用せずに打つ。
・OBゾーンからのショットは禁止。(フェアウェイに戻す)
・ボールはクラブで必ず正しい打ち方で打つ。それ以外の打ち方は禁止で2打罰則がつく。
ターゲット・バードゴルフに必要な用具
ターゲット・バードゴルフには以下の用具が必要です。
・ボール:専用のボールで羽がついている
・ショットマット:白線が書かれていて芝生マット
・ホール:傘を逆さまにしたようなホール、上部のホールが直径約110cm、セカンドホールが直径約86cm
・クラブ:ゴルフクラブを使用する
ターゲット・バードゴルフの正しい打ち方
ターゲット・バードゴルフはコントロールがとても大事で、フォームを定着させる必要があります。
正しい打ち方について解説します。
クラブを振り上げるとき
左腕を主軸として、左肘を固定します。
トップに持っていくと、重心は右足に乗せ、顎下に左肩が来るまで身体を捻ります。
この時に背筋を軸として捻ることで、回転力をスムーズにインパクトへ持っていくことが出来ます。
クラブを振り下ろすとき
重心を両足の中心へ持っていき、左腕を主軸として、捻った身体を元に戻します。
その元に戻る回転力をヘッドに伝え、インパクトします。
インパクト時の注意点として、頭を固定して、ボールを見続けることが大事です。
インパクトした後
インパクトした後は、右腕を飛ばしたい目標に向けて伸ばし、身体(へそ)が飛ばしたい目標に向くように腰を回して、重心は左足に乗るようにします。
ターゲット・バードゴルフの練習方法
ターゲット・バードゴルフが上達する練習方法を解説していきます。
ショットマットを使用する
ショットマットという白線が書かれた芝生マットを敷いて、その線に沿ってクラブ振ります。
この時に、芝生マットにクラブが軽く触れるように振ることでボールが綺麗な放物線を描きます。
「ザッ」と音がなるように意識してください。
握り方を覚える
まずはクラブの握り方を覚えることが大切です。
左手の中指・薬指・小指の3本で握り、親指は真上よりもやや右側に握ります。
右手は親指・人差し指で左手の親指を包むように握り、小指を左手の人差し指に絡めます。
肩から手に繋がる線がV字になるように意識することが大切です。
カゴ入れ
ターゲット・バードゴルフはカゴに入れることでポイントが入ります。
つまり、この練習はターゲット・バードゴルフが上手くなるためには必須です。
最初は距離を短くして、徐々に遠い距離からでも入れることができるように距離を伸ばしていきます。
最初はショットマットを敷いて行うことで、飛ぶ方向を定めることが可能です。
まとめ
今回は日本発祥で生涯スポーツの1つであるターゲット・バードゴルフについて詳しく解説しました。
ターゲット・バードゴルフはルールが単純明快で、体力の壁がないため、年齢問わず楽しむことができるスポーツです。
体験したことがない方は、ぜひ1度やってみてください。
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