スポーツを楽しむ人、あるいは観戦する人ならば一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
ーーこの世界で一番人気のスポーツは何?と。
今回はそんな、世界で最も多くプレイされているであろうスポーツを5つご紹介いたします。
【スポーツ】競技人口世界第1位:バレーボール
世界の競技人口:約5億人
「え、バレーボールってそんなに人気があるの?」と思った人もいるのではないでしょうか。
というのも、バレーボールはメジャーなスポーツでありながら、日本では他のスポーツと比べると、規模が小さい印象を受けがちであるからです。
日本の競技人口:約42万人
日本バレーボール協会に登録しているチームに所属する選手の数で見た場合42万人に留まっているとのこと。
テレビ中継でプロの試合が放送される野球などと比べると、人目に触れる機会が少ないからかもしれません。
その一方で、笹川スポーツ財団が2018年7月から8月にかけ、18歳以上の男女3,000人を対象にしてスポーツ活動に関する全国調査を実施した記録によれば、日本国内で、1年間にバレーボールを1回以上行った人の数はなんと約290万人にも上るとのこと。
男性では105万人、女性では188万人だそうです。
小学校から高校までの間に、授業や部活動で一度もバレーボールをしたことがないという人は非常に少ないのではないでしょうか。
老若男女問わず楽しめて、他の競技と比較した時運動負荷が小さめであることもまた、人気の秘訣であるのかもしれません。
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【スポーツ】競技人口世界第2位:バスケットボール
世界の競技人口:約4億5000万人
世界的に一番人気のスポーツといったらこれでしょう!と思っていた方は少なくないのではないでしょうか。
アメリカでは、アメリカンフットボールと並んで人気が高いスポーツであり、トッププロ選手ともなれば高い収入が見込めることでも知られています。
実際アメリカの経済紙「フォーブス」が発表した、最もお金を稼いだ選手の5位から7位にバスケットボールの選手がランクインしているほど。
5位のレブロン・ジェームス選手は、なんと年間で95億円ものお金を稼いだとのことです。
日本の競技人口:約218万人
学校でも、バスケ部を見たことがないという人は少ないのではないでしょうか。
日本の競技人口だけで見れば、バレーボールよりも人気があるスポーツだと言えるでしょう。
【スポーツ】競技人口世界第3位:卓球
世界の競技人口:約3億人
学校あるいは温泉などでプレイしたことがあるという人は多いかもしれません。
メジャースポーツなのは知っていたけどそこまで人気なのかと驚いた人もいるのではないでしょうか。
というのも、卓球が特に人気であるのは中国であり、元々の総人口が多い中国の中でも競技人口の多いスポーツとされているのが卓球であるからなのです。
中国だけでもなんと3000万人以上もの人が卓球をプレイしていると言われています。
中国が卓球の強豪国として真っ先に名前が挙がるのも、この分厚い選手層を見れば頷けることでしょう。
日本の競技人口:約30万人
日本の卓球人口は、レジャーとしてならば100万人以上の人が楽しんでいるとされています。
老若男女、気軽に楽しめるスポーツとして高い人気を誇っていると言えるでしょう。
ただし、本格的に競技として取り組んでいる人は現時点ではまだ20万人から30万人に留まっているそうです。
【スポーツ】競技人口世界第4位:クリケット
世界の競技人口:約3億人
日本ではあまり馴染みのないスポーツかもしれません。世界的に見ればクリケットは非常に競技人口の多いスポーツなのです。
特に英国、オーストラリア、インド、南アフリカ、西インド諸島などの英連邦諸国を中心に人気を博しています。
クリケットこそが世界で2番目に人気のスポーツだ、という集計データもある
ほど。
特にインドでは注目度の高いスポーツと言われ、なんとクリケットのテレビ視聴率は約12億人といわれる総人口の約80%を占めるとされるほどなのです。
クリケットもサッカー同様ワールドカップが4年に1度開催されており、テレビの視聴者数は世界で15億人を超えるとされるほどの白熱ぶりを見せています。
日本の競技人口:約2000人
日本でも、ジュニア世代を中心に競技人口が飛躍的に増加している傾向にありますが、まだまだマイナースポーツの域を出ていないのが現状です。
日本クリケット協会に登録されているデータによれば、国内のすべてのチームの選手をあわせても競技人口は2000人に届かないとのこと。
日本クリケット協会が公式に活動を開始したのが1984年であり、まだ40年も過ぎていないというのも理由としてあります。
日本独特の土地事情において、広い敷地を必要とするクリケットにはなかなか厳しいというのもあるのかもしれません。
【スポーツ】競技人口世界第5位:サッカー
世界の競技人口:約2億6000万人
子供達に人気のスポーツとして、真っ先に名前が挙がるのがサッカーでしょう。
特に、イングランドではフットボールと言ったらサッカーのことを指すことが殆どとされるほどメジャーなスポーツであり、ワールドカップの人気も相まって世界的に認知度の高い競技の一つだと言えるでしょう。
日本の競技人口:約450万人
学校の部活動では必ずといっていいほど存在するサッカー部。
幼少時代から、ボールがあればサッカーをしていた、なんて人は非常に多いのではないでしょうか。
そんなサッカーは当然日本でも人気が高く、部活動なども含めた競技人口はここ10年平均では約450万人程度だと言われています。
なんと日本だけの数字で見れば、上位4つのスポーツを凌ぐほどの競技人口を誇っているのです。
世界では競技人口がやや減少気味とされている反面、日本では高い人気が維持できており、今後も選手数の増加が見込めるスポーツの一つと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。まさかの競技が上位にいた、と驚いた人は少なくなかったのではないでしょうか。
ちなみに、日本で一番競技人口の多いスポーツはボウリングだというデータが出ています。
やはり、一般の人が気軽に楽しめるスポーツほど、競技人口が増える傾向にあるようです。
まだまだ奥が深いスポーツの世界。新たな発見と共に、今まで挑戦したことのなかったスポーツにチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。
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