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【グランドスラム】優勝回数一覧|男女別で詳しくご紹介!

テニスのプロツアーでも特に大きな意味を持つのが、グランドスラム四大大会。
全豪・全仏・ウィンブルドン・全米の4つの大会に勝つことは全てのプロテニス選手の目標であり憧れです。
ではその四大大会での優勝回数が特に多いのはどのような選手なのでしょうか。
今回は、テニスのグランドスラム大会の優勝回数ランキングをご紹介。
上位選手の特徴も解説します。

【グランドスラム】優勝回数ランキング 男子

まずは男子のグランドスラム優勝回数を、回数の多い選手から順にご紹介。
5回以上の優勝があるのは、以下の選手たちになります。
(※表で全英と書かれている大会は正式にはウィンブルドン選手権)

回数名前全豪全仏全英全米
22ラファエル・ナダル21424
21ノバク・ジョコビッチ9273
20ロジャー・フェデラー6185
14ピート・サンプラス2075
12ロイ・エマーソン6222
11ロッド・レーバー3242
11ビヨン・ボルグ0650
10ビル・チルデン0033
8フレッド・ペリー1133
8ケン・ローズウォール4202
8ジミー・コナーズ1025
8イワン・レンドル2303
8アンドレ・アガシ4112
7リチャード・シアーズ0007
7ウィリアム・レンショー0070
7ウィリアム・ラーンド0007
7ルネ・ラコステ0322
7アンリ・コシェ0421
7ジョン・ニューカム2032
7ジョン・マッケンロー0034
7マッツ・ビランデル3301
6ローレンス・ドハティー0051
6アンソニー・ワイルディング2040
6ジャック・クロフォード4110
6ドン・バッジ1122
6ステファン・エドベリ2022
6ボリス・ベッカー2012
5フランク・セッジマン2012
5トニー・トラバート0212

テニスファンならおなじみの名前も数多く並びます。
この中で一時代を築いた選手といえば、ビヨン・ボルグ、ジョン・マッケンロー、イワン・レンドル、ステファン・エドベリ、ボリス・ベッカー、アンドレ・アガシなどの名前が挙がりますが、上位にはそれらの選手を圧倒していわゆるBig3が並んでいます。
Big3は2003年から2020年頃にかけてテニス界を支配した3選手
同時代に競い合いながら、グランドスラム大会を3人でほぼ独占し続けました。
この3人はいったい何がそれほど凄いのでしょうか。

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ラファエル・ナダル

スペインのラファエル・ナダル選手は、2000年代当時にテニス界を席巻していたボールを強く打ち、強烈なトップスピンを掛けるスペインテニスを突き詰めた選手です。
スピンをかければアウトのミスは減りますが、ボールのスピードは落ちるもの。
しかしナダルはスピンをかけつつもボールスピードを保ち、クレーコートで圧倒的な強さを発揮しました。
その特徴が全仏14勝という結果にも現れています。

ノバク・ジョコビッチ

セルビアのノバク・ジョコビッチ選手は190㎝近い長身で完璧なディフェンスをするカウンターテニスが特徴です。
大きな体でパワーを発揮するのではなくカウンターテニスに徹することで、どのような攻撃も跳ね返す壁に。
無駄をそぎ落としたテニスで背の高い守備型選手の先駆けとなりました。

ロジャー・フェデラー

スイスのロジャー・フェデラー選手は現代の超高速テニスを生んだ人
彼が登場した当時の主流はボールを強く叩き、回転量の多いボールを打つスペインテニスでした。
それに対してフェデラーはキレの良いボールでテンポを上げる高速テニスを展開。相手の時間を奪うことで簡単にポイントを取るというテニスの新時代を切り開きました

【グランドスラム】優勝回数ランキング 女子

続いては女子のグランドスラム優勝者を回数順にランキング。
こちらも5回以上の優勝がある選手をご紹介します。

回数名前全豪全仏全英全米
24マーガレット・スミス・コート11535
23セリーナ・ウィリアムズ7376
22シュテフィ・グラフ4676
19ヘレン・ウィルス・ムーディ0487
18クリス・エバート2736
18マルチナ・ナブラチロワ3294
12ビリー・ジーン・キング1164
9モニカ・セレシュ4302
9モーリーン・コノリー1233
8スザンヌ・ランラン0260
8モーラ・マロリー0008
7マリア・ブエノ0034
7イボンヌ・グーラゴング4120
7ジュスティーヌ・エナン1402
7 ドロテア・ダグラス・チェンバース0070
7ビーナス・ウィリアムズ0052
6ナンシー・ウィン・ボルトン6000
6ルイーズ・ブラフ1041
6マーガレット・オズボーン・デュポン0213
6ドリス・ハート1212
6ブランチ・ビングリー0060
5ポーリーン・ベッツ0014
5シャーロット・クーパー0050
5ダフネ・アクハースト5000
5ロッティ・ドッド0050
5アリシア・ギブソン0122
5マルチナ・ヒンギス3011
5ヘレン・ジェイコブス0014
5アリス・マーブル0014
5マリア・シャラポワ1211

こちらにも有名な選手がたくさん並んでいますが、上位にも各時代を代表する選手が入っているのが女子の特徴。
トップ3の選手はどのような人物なのでしょうか。

マーガレット・スミス・コート

オーストラリアのマーガレット・スミス・コート選手は日本ではコート夫人と呼ばれることも多い人。
1960年から1975年まで圧倒的な強さで君臨した選手で、1970年には年間グランドスラムを達成
シングルスの24回に加えて、女子ダブルスでは四大大会を通算19回(全豪8、全仏4、全英2、全米5)、混合ダブルスでも通算21回(全豪4、全仏4、全英5、全米8)制覇しています。
また1963年には混合ダブルスで年間グランドスラムを達成。シングルスとダブルスで年間グランドスラムを達成したのは彼女のみです。

セリーナ・ウィリアムズ

アメリカのセリーナ・ウイリアムズ選手は、世界最強のテニス姉妹であるウィリアムズ姉妹の妹。姉のビーナスがプロ入り後すぐに大活躍した当時から「我が家の最強は妹のセリーナ」と言い続け、その言葉通り、セリーナはそのパワーテニスで、史上最強と言われるテニス選手になりました。
また姉妹が登場した当時、テニス界はまだ富裕層の白人が主流でしたが、その世界を大きく変えたことでも讃えられる選手です。

シュテフィ・グラフ

ドイツのシュテフィ・グラフ選手は、1980年代から90年代にかけてフォアのライジングショットを武器に勝ち続けた絶対女王
ランキング1位在位期間通算377週は男女を通じて最長記録で、世界ランキング連続1位186週はセリーナ・ウィリアムズとタイ記録です。
また1988年には四大大会にオリンピック金メダルも加えた年間ゴールデンスラムも達成しています。

まとめ

一度でも優勝すれば、歴史に名が刻まれるグランドスラム。
今回は男女それぞれ上位3人をご紹介しましたが、リストに上がった選手はいずれも5度以上優勝したスーパースターばかりです。
ご興味を持った方は、他の選手についてもぜひ調べてみることをお勧めします。

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スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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