どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツ豆知識

【テニス】4大大会について解説!開催時期や出場条件もご紹介!

世界の主要都市で大規模におこなわれるテニスの「4大大会」。

テレビやネットのニュースで1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

とはいえ、詳しい開催時期や出場条件などはまだ知らないという人も多いですよね。

そこで本記事では、テニスの4大大会について詳しく解説します。

テニスの4大大会とは

テニスの4大大会とは、オーストラリア・フランス・イギリス・アメリカの4カ国で開催される国際試合のことです。

この大会はテニスのメジャー大会とも呼ばれ、多くの世間やメディアの注目を集めています。

テニスプレイヤーにとって4大大会は、目指すべき目標であり、憧れの場所でもあるのです。また同シーズンに4大大会を制覇することをグランドスラムと呼びます。

4大大会を最初に制覇したのはアメリカ出身のドン・バッジ。彼は185cmという高身長を生かし、数々の実績を残しました。

その後1964年には国際テニスの殿堂入りを果たしています。

国際テニス連盟〔LLTF〕が定めた4大大会

4大大会にはそれぞれ「全豪オープン」「全仏オープン」「全英オープン」「全米オープン」という大会名があります。

それぞれ特徴や開催時期について見てみましょう。

全豪オープン

全豪オープンとは、毎年1月の後半から2週間にわたってオーストラリアのメルボルン・パークで開催されるテニストーナメントです。

2020年からは3種類のハードコートを採用し、大会がおこなわれています。

また雨天時や猛暑でも対応できるよう、3つの主要コートには閉会式の屋根が立て付けられているのが会場の特徴です。

ほかにも男女シングルス以外に、車椅子競技、エキシビジョンなども開催されています。全豪オープンの魅力は気候や時差の影響が大きいということ。

多くの選手たちは北半球から遠征するため、南半球にあるオーストラリアでは本来の実力が出せず、番狂わせが起こりやすい大会だともいわれています。

全仏オープン

全仏オープンとは、毎年5月末からフランスのパリで開催されるテニストーナメントです。大会は全豪オープンに続いて2番目に開催され、会場は4大大会で唯一、クレーコート(赤土=レンガの粉)を採用しています。

クレーコートはすべりやすく、ボールの速度が減速しやすいため、タフでパワーのある選手が活躍しています。

なかでもスペイン出身のラファエル・ナダルは、全仏オープンで過去に10回以上の優勝を果たしている選手です。

この大会の特徴はトップランカーたちが、トーナメントの序盤で敗退することが多いことです。

これらの理由からクレーコートを採用している全仏オープンには「赤土の魔物がいる」といわれています。

全英オープン

全英オープン(別名:ウィンブルドン)は、毎年6月下旬から7月の上旬にかけてイギリス・ロンドンで開催されるテニストーナメントです。

4大大会の中では世界で最も古いトーナメントであり、伝統と格式のある大会ともいわれています。

この大会の特徴は、ウィンブルドンで定められた独自のルールがあること。大会に出場する競技者全員に対して「全身白のドレスコード」が義務づけられています。

また大会には王室の後援や、そのほかロレックスIBMといった世界的有名企業のみが公式スポンサーとして認められているのもウィンブルドンの特徴です。

ウィンブルドンは大会で唯一、芝生のコートが採用されています。芝生のコートが使用されるのは大会開催期間の2週間だけです。

全米オープン

全米オープンとは、毎年8月の最終月曜日からアメリカ・ニューヨークで開催されるテニストーナメントです。4大大会では全英オープンに続き4番目におこなわれます。

会場は世界最大のテニス専用競技場であるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター。全豪オープンと同じハードコートが採用されています。

また会場は、非営利団体である米国テニス協会が所有・運営をしています。

2014年には日本トップランカーである錦織選手が男子シングルスで準優勝を達成。

さらに2018年と2020年には最高ランキング世界1位の大坂なおみ選手が女子シングルスで優勝を果たしています。

テニスの4大大会に出場する条件

テニスの4大大会に出場するには3つの方法があります。

  • 世界ランキング上位104名に入る
  • 予選で3ラウンドを勝ち抜く
  • 主催者推薦(ワイルドカード)で出場する

シングルスの場合は、4大大会に出場できる枠は全部で128です。その128枠のうち世界ランキング上位104名が割り当てられます。

そのほかは24の枠しかないため、選手たちは厳しい予選を勝ち抜くか、大会主催者に推薦されなければなりません。

また、上位104名の中から怪我や欠場者が出た場合は、ほかの選手に出場枠が当てられる場合もあります。

ダブルスで本戦に出場できるのはシングルスの半分の64枠です。そのうちの7枠はワイルドカードに当てられます。

ダブルスの場合はどちらか良い方のランキングで申し込むことができ、ペアのランキングを合算して、合計値が低い順に大会に出場できます。

「まとめ」テニスの4大大会は選手にとって憧れの場所である

テニスの4大大会に出場するためには、常に大会で上位を獲得する必要があります。

大会を勝ち抜き、晴れ舞台で活躍する選手たちは、ハードなトレーニングを日々おこなっていることでしょう。

本記事を参考に、テニスの中継を見れば、新たな発見があるかもしれません。

【関連記事はこちら】⇩
テニスコートは5種類!それぞれの名前・特徴やプレーへの影響とは?
【テニス】サーブのコツは〇〇!正しい身体の使い方とは?



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
よーへい

よーへい

健康第一クリエイター

栄養士資格取得後、フリーのWEBライターに転身。サイトの企画からライティング・デザインなど幅広い分野で活動しています。

  1. バスケットカウントって何?試合で盛り上がるプレイを徹底解説!

  2. 【車いすバスケットボール】ルールを解説!通常バスケとの違いとは

  3. 【バスケ】各ポジションの役割とは?それぞれの名前や番号を調査!

PAGE TOP