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【野球】背番号1番はどんな意味がある?名選手や特徴を調査!

野球には背番号を背負ってプレーをする必要があるという決まりがあり、選手・球団・ファンにとって背番号は思い入れのあるものです。

背番号は選手の「第二の顔」とも言われています。

背番号は基本的に0番から99番まであり(プロ野球の支配下登録選手)、試合に出ている選手はどれかの背番号をつけてプレーしています。

その中でも「背番号1番」は特に有名な番号です。

今回はそんな「背番号1番」について解説していきます。

背番号1番はどんな意味がある?

背番号1番は野球についてあまり詳しくない人でも、どういった意味を持っているか知っているという人もいるのではないでしょうか。

まずは世代別に解説していきます。

高校野球における背番号1番の意味

高校野球での背番号1番は、野球界における背番号として最も有名ではないでしょうか。

高校野球における背番号1番は、トランプの「1」からとってエースナンバーと呼ばれています。

野球におけるエースは、そのチームおけるNo.1ピッチャーのことです。

つまり、高校野球での背番号1番は、投手として憧れのナンバーになります。

その背番号を背負うために、日々努力を続けています。

プロ野球界における背番号1番の意味

プロ野球における背番号1番は、高校野球のように必ず投手であるという必要はありません。

現在、投手は12球団中楽天ゴールデンイーグルス松井裕樹投手と福岡ソフトバンクホークス風間球打投手の2球団に留まり、そこまで多くないのが現状です。

歴代を遡っても、内野手や外野手に多く背負っている傾向にあります。

背番号は球団でも意味が変わってくることがあります。

背番号1番は東京ヤクルトスワローズで「ミスタースワローズ」の証であり、チームの中心となる選手が継承していく決まりがあります。

千葉ロッテマリーンズや福岡ソフトバンクホークスでは、将来のスター候補が背負う傾向にあります。

このように、背番号は球団にとっても重要な意味を成す場合が多いです。

背番号1番を背負ってプレーした代表的な選手

背番号1番を背負った、もしくは背負っている選手にはどのような選手がいたのでしょうか。

代表的な選手を紹介していきます。

王貞治

生年月日:1940年5月20日

出身地:東京都墨田区

利き手(投・打):左・左

プロ野球歴(選手):読売ジャイアンツ

プロ野球歴(監督・コーチ):読売ジャイアンツ、福岡ダイエーホークス、福岡ソフトバンクホークス、日本代表

タイトル・表彰歴:首位打者、本塁打王、打点王、最多出塁数、最多安打、最優秀選手、ベストナイン、ダイヤモンドグラブ賞、野球殿堂競技者表彰、国民栄誉賞、日本シリーズ優秀選手賞、日本シリーズ打撃賞、日本シリーズ技能賞、月間MVP

記録:三冠王、通算868本塁打(世界記録)、13年連続本塁打王(日本記録)、8年連続打点王(日本記録)、シーズン30本塁打19年連続(日本記録)、1試合2本塁打以上95回(日本記録)など

背番号1番を背負った選手として最も有名な選手が「王貞治」です。

野球をよく知らない人も「王貞治」の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

王貞治が残した数々の記録は、未だ破られていないものが多く、日本プロ野球界を語る上で欠かせない伝説的な選手の1人です。

1本足打法(世界のフラミンゴ)」と呼ばれる独特の打法で、本塁打数の世界記録を樹立し、未だ破られていません。

ミスタージャイアンツである長嶋茂雄と共に、読売ジャイアンツの「V9」時代の中心選手として活躍していました。

そういった活躍から「歴代No.1ホームランバッター=王貞治」といっても過言でないくらいイメージが定着していきます。

その後、現役を引退してから読売ジャイアンツにおいて「背番号1番」は永久欠番となりました。

東京ヤクルトスワローズ:山田哲人

生年月日:1992年7月16日

出身地:兵庫県豊岡市

利き手(投・打):右・右

プロ野球歴:東京ヤクルトスワローズ

タイトル・表彰歴:本塁打王、盗塁王、最高出塁率、最多安打、最優秀選手、ベストナイン、トリプルスリー

山田哲人は元々、背番号23番を背負ってプレーしており、その影響なのか、背番号23番は東京ヤクルトスワローズの出世ナンバーとして定着していきました。

山田哲人といえば、「トリプルスリー」を達成したということで有名な選手です。

「トリプルスリー」とは「打率3割」「30本塁打」「30盗塁」以上の成績を記録することを指し、野球界でとても難しいとされる記録です。

山田哲人はその1度でも難しいとされている「トリプルスリー」をNPB史上初となる3回達成しており、世界で見てもトリプルスリーの3回達成は有名なメジャーリーグの「バリーボンズ」に続き、2人目です。

さらには、トリプルスリーと100打点の同時達成は65年ぶり、トリプルスリーと盗塁王の同時達成はNPB史上初という偉業を成し遂げました。

山田哲人はレギュラーシーズンだけでなく、日本シリーズにおいても活躍をしています。

日本シリーズで3打席連続本塁打というミスタージャイアンツと呼ばれた長嶋茂雄以来2人目を記録し、1試合3本塁打を達成するのはNPB史上初の快挙です。

そんな数々の記録を打ち立てた山田哲人も入団から2015年まで背番号23番を背負っていましたが、2016年からミスター・スワローズの証である「背番号1番」を着用しています。

まとめ

今回はエースナンバーと言われる「背番号1番」について解説しました。

プロ野球では内野手・外野手に多い傾向にあり、今回紹介した2名は長距離打者でした。

現在、2022年では8名の選手が背番号1番をつけており、今後どのような選手が活躍していくのか楽しみです。



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トシ

トシ

医療資格のあるスポーツ大好きズッコケ隊長

初めまして、大阪出身ズッコケ隊長のトシです!鍼灸師やアスレティックトレーナーの資格など保有しており、リハビリや健康・ダイエット指導をしております!スポーツは中学から「バスケットボール」をやっておりました!関西人の個性を活かして、おもしろおかしく楽しい記事をお届けしていきます!

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