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WBSSとは!?世界の選手が集結するボクシングイベントをご紹介!

WBSSは、ボクシングの主要4団体から真の世界一を決める大会です。

世界チャンピオンやチャンピオンに準ずる選手が繰り広げる世界最高峰の攻防を試合では楽しめます。

そこで今回は、日本人選手の活躍や世界でトップクラスの賞金額まで、WBSSの見どころを余すことなく紹介します。

WBSSとは?

WBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)とは、ボクシングの主要4団体のチャンピオンや世界ランク上位の選手だけが参加できるトーナメントです。

ボクシングファンの間では、WBC・WBA・WBO・IBFの4つの団体の中で、どの王者が一番強いのか議論になることもありました。それぞれの団体で同じ階級の王者を集めて、本当の世界ナンバーワンの選手を決めようとしたのがWBSSです。

2021年時点で、WBSSはシーズン2まで開催。1つのシーズンごとにいくつかの階級の王者を集めたトーナメント戦が開催され、各階級の世界王者が決定します。

真の世界一を決めるコンセプトと合わせて注目を集めているのが、WBSSのファイトマネーです。WBSSでは一試合のファイトマネーが、1億円を超える試合が多々あります。

日本人世界チャンピオンの防衛戦のファイトマネーが数百から数千万といわれる中で破格の金額です。

選手は多額の報酬と名誉、ボクシングファンは今まで見られなかった対戦を楽しめるのがWBSSの魅力です。

WBSSの仕組み

WBSSに出場できる選手は、主要4団体の世界チャンピオンか世界ランキング15位以内の選手のみです。現役選手の中でも強者だけが集まったトーナメントは、組み合わせが決まる前からワクワクします。

試合の勝敗を決めるジャッジは、基本的に3人制です。判定が引き分けになった時のみ、4人目のジャッジの採点によって勝敗が決定し、優勝者にはトロフィーと試合ごとに決められた多額の賞金が与えられます。

WBSSのトーナメントは、ワンシーズンでいくつかの階級ごとに実施され、シーズン1ではクルーザー級とスーパーミドル級、シーズン2は、スーパーライト級とバンタム級、クルーザー級で開催されました。

シーズン2には、日本人プロボクサーの井上尚弥選手が出場したことで、日本でも注目を集めました。負けたら終わりのトーナメント戦で、白熱の試合を楽しみましょう。

WBSSの見どころ

WBSSの大きな見どころの一つが団体の垣根を超えたマッチメイクです。ボクシングの主要4団体のチャンピオンは、基本的に同じ団体の選手としか試合をしません。例外的に違う団体のチャンピオン同士が戦う場合は統一戦として注目を集めます。

WBSSが画期的なトーナメントとして話題を集めたのは、全ての団体のチャンピオンを一度に集めた統一戦は前例がなかったためです。

WBSSのもう一つの見どころはトーナメント戦という方式です。ボクシングは世界チャンピオンクラスになると、トーナメント戦に出場する機会がほぼありません。日本人プロボクサーが出場するトーナメントといえば、プロになって間もない選手が出場する新人戦くらいです。

勝ち残った選手が一番強いというシンプルなルール、ボクシングでは珍しいトーナメント戦が、世界中のボクシングファンを熱狂させているポイントです。

日本人選手の活躍も!

WBSSシーズン2のバンタム級には、日本人の井上尚弥選手が出場しました。

井上尚弥選手は、階級も関係なくボクシングの全選手の中で誰が強いのかを評価するパウンドフォーパウンドでも、世界上位といわれるほどの選手です。

WBSSに参加を表明した当初から、優勝候補の一角として世界から注目を集めていました。トーナメントでは下馬評通りの強さを発揮。同じ階級の世界的なスター、ノニト・ドネア選手に勝利して見事優勝を勝ち取ります。

特に決勝のノニト・ドネア戦は、世界のボクシングファンを唸らせる盛り上がりをみせ、WBA、IBFでは年間最高試合に選出されました

世界では重量級に比べて人気が低いといわれる中量級のバンタム級。そんなバンタム級のチャンピオン、井上尚弥選手の知名度は一晩で一気に急上昇。

WBSSでの優勝が、井上尚弥選手を世界的なスター選手へ近付けたと言われています。

WBSSの今後!初の女子大会も

真の世界一を決めるコンセプトと多額の賞金額で注目を集めたWBSSですが、シーズン2の途中には賞金の未払いを危惧されたこともありました。
結果的に問題は解決して、シーズン1、2ともに成功を収めます。

WBSSは、2019年よりコロナ禍の影響もあり、シーズン3の開催が遅れていましたが、2022年にシーズン3が開催されることが発表。そして、シーズン3では初の女子大会が行われます。
コロナ禍の状況を考慮して、シーズン3では女子のスーパフェザー級の単一トーナメントのみとなり、複数階級のトーナメント開催についてはシーズン4以降となるそうです。

WBSSの発展と新しいチャンピオンの誕生から今後も目が離せません。

まとめ

真の世界チャンピオンを決めるハイレベルな試合を楽しめるWBSS。

初めてボクシングを見る方から、ボクシングファンまでも楽しめる魅力的な試合や対戦カードなどが目白押しです。

出場選手や賞金額も規格外な世界最高峰大会で、ボクシングの魅力をたっぷりと堪能しましょう。

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ゆうき

ゆうき

スポーツ大好きなランニングマン

スポーツ大好きなゆうきです。ランニングを中心に、剣道や野球、水泳など多様なスポーツ経験あり。スポーツの楽しさを伝えられる記事を書いていきます。剣道初段を保持し、さいたまマラソン完走もしました。

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