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【世界最古】どんなスポーツがあったの?大昔から続く競技をご紹介!

多くの人々が楽しんでいるスポーツには、長短さまざまな歴史があります。

例えば野球やバレーボール、バスケットボールは19世紀、ゴルフは14世紀に誕生したと伝えられています。

ではスポーツの中で最も古いものは何でしょうか。

ここでは、特に古いと言われているスポーツについてご紹介します。

大昔のスポーツとは

そもそもスポーツの定義とは、ルールに則って競技をするもの。

その定義を広く解釈していくと、3万年前にはすでにスポーツが行われていたことになります。狩猟の合間に狩猟道具の技を競い合っていた様子が、当時の洞窟壁画に描かれているのです。

人類は大きな文明が発生する以前から競い合っていたことが分かります。

古代文明のショースポーツ

世界の各地で大きな文明が興ると、それぞれの場所でスポーツと呼べる文化が生まれていきます。

特に発展したのは、観客が見て楽しむ、いわゆる「ショースポーツ」でした。

古代エジプト

古代エジプトでは兵士の訓練としてスポーツが利用され、同時に貴族の娯楽としてショースポーツも行われました。

当時の壁画にはレスリングや重量挙げ、跳躍の様子が残っています。特にレスリングは人気で、ベニハッサン村の洞窟では400種類以上のレスリング壁画が発見されています。

古代ギリシア

古代ギリシアではスポーツが非常に盛んに行われました。神々を崇めるために、古代オリンピックとして知られる「オリンピア祭典競技」のほか、「イストミアン・ゲームズ」、「ネメアン・ゲームズ」、「ピシアン・ゲームズ」が行われ、4大祭典競技と呼ばれました。

紀元前776年の古代オリンピック第1回大会で行われた競技は、1スタディオン(約191m)を走る短距離走だけでした。第13回まで競技はこの1種目のみ。

その意味で、最初に大会が開かれた競技は短距離走だと言えるかもしれません。その後、古代オリンピックは競技数を徐々に増やしていきます。

紀元前724年の第14回大会では、約400mの短距離走が、紀元前720年の第15回大会ではスタディオンを10往復する長距離走が始まります。

そして紀元前708年の第18回大会から加わったのは、ペンタスロンという五種競技でした。この競技では、短距離走、レスリング、円盤投げ、槍投げ、幅跳びを行いました。

古代ギリシアの格闘技

古代ギリシアでは特に格闘技が人気を集めました。紀元前668年の第23回大会から、ペンタスロンの中のレスリングが単独競技に。

また、同じ大会からボクシングも始まりました。さらに紀元前648年の第33回大会からは総合格闘技のパンクラチオンも加わっています。

中でもレスリングは「科学と神の芸術」と言われ、文武両道を求められる若い男性にとって最も重要なトレーニングとされました。ちなみに哲学者のプラトンはレスリングの選手で、プラトンという名前も「肩幅が広い男」というリングネームです。

彼はイストミアン・ゲームズでは2度優勝していますが、オリンピアでは活躍できませんでした。そのためレスリングを断念して哲学者になったと伝えられています。

最古のボール競技「ファウストボール」

ファウストボールは、最も古いスポーツの一つと言われている競技です。紀元前240年頃のローマ帝国の歴史書にも登場するこのスポーツは、球技としては圧倒的な歴史を誇ります。

ファウストは「拳」という意味のドイツ語。英語風にいうとフィストボールになります。

バレーボールの前身?

拳で皮の球を打ち合うファウストボールの基本的なルールができたのは紀元前3世紀のヨーロッパ南部と言われ、1800年代後半にドイツで細かなルールが整えられました。そのルールはバレーボールにとてもよく似ています。

コートの中央に男子は2m、1.9mの高さに紐を張り、基本的に5人対5人で、紐の上を超えるようにボールを打ち合うのです。

このことからファウストボールはバレーボールの前身とも言われています。

バレーボールとの違い

ところが実際にはバレーボールはテニスのボレーを参考にノーバウンドで打つことを重視して誕生したため、異論もあります。実はその部分が、バレーボールとファウストボールの最も大きな違い。

ファウストボールは、3打以内に相手コートに返す部分は同じですが、一度打つごとにそれぞれワンバウンドしても良いというルールになっているのです。しかもコートは屋外では縦50mの横20m、インドアでは縦40mの横20mと広大。
このことが駆け引きを生み、試合を面白くしています。

もちろん拳で打つという紀元前以来の伝統もバレーボールとの大きな違い。手を開いて打つと相手の得点になってしまいます。古典的なスタイルのファウストボールはバレーボールとはかなり違うスポーツだと言えます。

まとめ

歴史あるファウストボールはドイツやオーストリアを中心にヨーロッパで特に人気。

オリンピックに次いで大きな大会であるワールドゲームズの公式競技にもなっていますが、日本ではほとんど無名です。

また、古代オリンピックでも特に重要な競技だったレスリングは、東京2020オリンピックで除外も検討されました。世界的には人気が高くないことや競技人口の少なさなどが除外の理由とされましたが、これほど歴史のある競技も除外の対象になるのかとショックを受けた方も多いのではないでしょうか。

長い歴史を持つこれらのスポーツ、ぜひご注目ください。

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でかむ

でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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