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【パデル】テニスでもスカッシュでもない!?|比較して違いを探る!

スペイン生まれのニュースポーツで、今ではヨーロッパを中心に世界中でブームとなっているパデル。そのパデルは「テニススカッシュを合わせたようなスポーツ」と言われています。

とはいえ、どこがテニスやスカッシュと似ていて、どこが違うのでしょうか?

ここでは2つのスポーツと比較しながらパデルの魅力を探っていきます。

パデルの基本

パデルはテニスと同じポイントの数え方で、テニスと同じようにボールをノーバウンドまたはワンバウンドでネット越しに打ち合います。シングルスはなく、試合は2対2のダブルスのみ。

その意味では基本的にはテニスのダブルスにとてもよく似たラケットスポーツです。

コートの違い

パデル、テニス、スカッシュは、まずコートに大きな違いがあり、それによってプレイにも違いが生まれています。

テニスとの比較

テニスのコートは、ダブルスの場合、縦が23.77m、横が10.97mです。

これに対してパデルのコートは縦が20mで横が10m。あまり変わらないように思えますが、テニスはコートの周囲に広いスペースがあるのが大きな違い。その部分も使って走り回ることになります。

それに対してパデルは周囲が強化ガラスと金網の壁に覆われているのが大きな特徴。壁に当たって跳ね返ってきたボールはまだ有効で、コート上に2バウンドしなければ打ち返せることになります。

スカッシュとの比較

壁を使って打てるのはスカッシュと同じですが、スカッシュはコートが敵味方の陣地に分かれていないことが一番の特徴。パデルやテニスでは中央のネットがある位置にスカッシュではフロントウォールと呼ばれる壁があり、ここで跳ね返ってきたボールを交互に打つことになります。

一方のパデルの壁は横と後ろのみ。基本はネットを挟んだ相手と打ち合います。つまりパデルはスカッシュよりはテニスに近いスポーツなのです。

ラケット

ラケットの形は、テニスのラケットを基本とするとスカッシュは細長く、パデルは短いというイメージ。しかしパデルのラケットは、テニスともスカッシュとも違った、とても不思議な特徴を持っています。

それは、テニスやスカッシュのラケットではガットを張って網になっている部分が板になっていること。空気抵抗を減らすためにたくさんの穴が空いていますが、基本的には板そのものです。

テニスに慣れた人は「打ちにくそう」と感じるかもしれませんがそれは逆。ガットが張ってあるラケットの場合、中心のスイートスポットを外すと飛ばなくなったり方向が歪んだりしますが、パデルの場合は板なので、どこに当たっても狙った方向にまっすぐ飛びやすいのです。

ボール

パデルのボールは見た目がテニスのボールそっくりです。大きさの規格はほぼ同じで、重さも同じ。大きく違うのはバウンドで、パデルボールは空気圧が低くなっているためあまり弾まないのです。

一方、スカッシュのボールもテニスボールより弾みにくい点では似ていますが、大きさや構造は全く別。こちらはゴルフボールほどの大きさの中空のゴムボールになっています。

シューズ

パデルのシューズはテニスシューズに似ていますが、壁から跳ね返ったボールに反応することが多いため、パデルでは垂直方向や回転の動きに対応する必要があります。そのためシューズはより溝が深く、滑りにくいものに。またカラフルなデザインが多いのも特徴です。

一方、スカッシュのシューズは日本では専用品があまりないのが実情。プレイヤーの多くはバドミントン用やバレーボール用などのインドアスポーツ用シューズを利用しています。

体力面の違い

テニスを基準として考えると、壁で跳ね返ってくるボールを素早く打ち合うスカッシュは、コート面積は4分の1なのに2倍のカロリーを消費するというほど激しいスポーツです。

一方のパデルは、スカッシュのように壁も使いますが、基本は相手コートと打ち合うため展開がテニス並みとなるのが大きな違い。しかもコート外を走り回ることもなく、試合はダブルスのみなので、一人が動く範囲はテニスの約半分となります。パデルはテニスよりもむしろ体力が要らないスポーツなのです。

またパデルでは、テニスならエースになるような速い打球でも、後ろの壁で跳ね返ってきたところを打ち返すことができます。速いボールを打つほど後ろの壁で大きく跳ね返り、相手にとってはネットの近くから打ち返せるチャンスボールになることも。パデルではむしろ遅いボールをうまく使うことの方が重要になります。

つまりテニスと比べてスカッシュはより体力が必要なスポーツ、パデルは体力やパワーが落ちてきた方でも楽しめるスポーツだと言えるのです。

初心者の上達

テニスはボールコントロールが難しく、まともに打ち合えるようになるまでにある程度の練習が必要です。スカッシュは少しくらいおかしなところへ飛んでも壁に当たってボールが返ってくるため、入り口はテニスよりは簡単。

これに対してパデルは、ラケットが板で、反発力の低いボールを打つという特徴のため、楽しめるレベルまで打てるようになるのはあっという間だと言われています。

まとめ

テニスから派生したパデルとスカッシュ。

スカッシュが短時間で多くのカロリーを消費する激しいスポーツであるのに対して、パデルはテニスよりずっとハードルの低いスポーツとなっています。

その特徴から今後はパデルが日本でも大ブームになるかもしれません。

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でかむ

でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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