パデルは全世界で人気が高まっているスポーツです。
世界で競技人口が増えているパデルは、新感覚のスポーツとして注目が集まっています。
また、日本でも競技人口や専用コートも増えています。
パデルに興味を持った人は、プロ選手になるための方法や活動内容が気になるのではないでしょうか。
今回はプロパデル選手になるための道のりや活動内容について、ご紹介します。
プロパデル選手になるには
プロパデル選手は大会の賞金、スポンサー契約、イベントなどから収入を得ています。
また、個人や団体から支援してもらいながら、活動を行っていくのです。
プロパデル選手は、特定の資格を持たずに活動できます。
しかし、日本パデル協会(JPA)のパデルプレーヤーズシステムへの登録が必要です。
このシステムでは「無料会員登録」、「クレジットカード登録」、「選手登録」、「大会エントリー」を行います。
JPAの選手登録するメリットは、「JPAが主催の大会にエントリー可能」、「JPAの定めるポイントを獲得」、「ポイントに応じたランキングに参加できる」の3つです。
プロパデル選手になるためには国内大会でポイントを獲得し、日本ランキングの上位を維持する必要があります。
上位のランキングを維持することで日本代表に選出され、国際パデル連盟(FIP)の主催した国際大会や世界パデルツアー(WPT)に参加できる可能性が高くなります。
国内・海外の大会で好成績を残せた選手は大会の賞金だけではなく、企業や個人などからスポンサー契約を得られることがあるしょう。
では、プロパデル選手になるためには、いつからパデルを始めるのがよいでしょうか。
パデルは、大人になってからでもプロ選手を目指せるスポーツです。
しかし、幼少期から始めた方が知識や技術の習得が早くなります。
パデルを習得する方法は、「家族・知人と練習する」、「イベントに参加する」、「スクールに通う」の3つです。
3つの中でもパデルのスクールに通う方法が効率的な練習ができ、おすすめします。
海外で活躍したい人は国内大会で好成績を残し、世間から注目を集めましょう。
海外までの道のり
プロパデル選手の中には、海外での活躍を目標にしている人もいるでしょう。
海外で活躍するためには国内大会でランキングポイントを稼ぎ、国際大会や世界パデルツアーの代表に選ばれることです。
JPAが主催している国内大会で好成績を残し続ければ、国際大会の日本代表に選出されやすくなります。
国際大会にはFIPとWPTがあり、それぞれのパデル組織が主催しています。
FIPとWPTは協力関係を強化し、ポイントのランキングを統一しました。
また、各国のパデル選手がWPTに参加しやすくなったのです。
国際大会で活躍した選手は、競技人口の多いスペインやアルゼンチンで腕を磨くことができるでしょう。
世界で活躍できる選手になることで、新たなスポンサーを見つかる可能性が高くなりますよ。
プロパデル選手として活動する場合、ラケットやシューズなどの費用がかかります。
また、遠征するときは交通費や宿泊費などの金銭的な負担が大きくなるのです。
ランキング上位の選手は良い環境を求め、海外に拠点をおくこともあります。
さらに、コーチやトレーナーを雇うと人件費がかかってくるのです。
そのため、スポンサーの有無で活動できる範囲が変わり、成績にも影響が出てきます。
競技に集中できる環境を作るためには、複数のスポンサーを見つけることが大事です。
プロパデル選手の活動内容
プロパデル選手の主な活動は国内や海外の大会に出場し、賞金を稼ぐことです。
また、スポンサーいる場合はイベントやCMなどの広報活動に参加することもあります。
他にも、パデルに関連するイベントや講演会などに呼ばれる機会があるでしょう。
しかし、プロパデル選手の中で大会の賞金やスポンサー契約の収入で生計を立てられる方は、ごく僅かです。
国内大会は世界大会に比べ、賞金金額が少なかったり、賞金が無かったりと条件が良くありません。
そのため、会社員やコーチとして働きながら競技を続ける方が多くなっています。
上記以外の時間は試合に向けて、トレーニングや練習を行います。
ただし、大会がある場合は移動時間も考慮しなければいけません。
プロパデル選手は試合や練習だけではなく、その他の活動もあります。
限られた時間の中で効率的に活動を行っていくことが大事です。
海外へ遠征する方はコンディションの管理が重要になります。
例えば、時差や環境の変化によって、食事や体調の管理を変えなければいけません。
プロ選手には技術だけではなく、自分の体調管理を行うことも求められます。
まとめ
今回は、プロパデル選手になるための登録方法や活動内容について、ご紹介しました。
プロ選手を目指すためには、国内大会に積極的に出場することが大事です。
また、大会に出場したい場合は、選手登録と年会費を忘れないようにしましょう。
日本のパデルの競技人口は増えているため、今後の競技を行う環境の向上に期待ができそうです。
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