スターウォーズのジェダイの対決や格闘ゲームの必殺技・波動拳に憧れ、真似をして遊んだことがある人は多いのではないでしょうか。
楽しかった空想の世界。実はそれが今、スポーツになっているのです。
ここでは、SFチックな世界が楽しめるニュースポーツをご紹介します。
HADO
HADOはAR(拡張現実)の技術を使ってゲームの世界に入り込めるスポーツ。頭にはヘッドマウントディスプレイ、腕にはアームセンサーを装着してプレイします。
そしてCGなどで作ったデジタルデータを現実のプレイに反映。プレイヤーのディスプレイや観客のモニターには、体の動きでエナジーボールを発射し、バリアで受け止めているように見えます。
拡張現実で楽しめるARスポーツなので、基本の「HADO」の他、よりゲームに近いコンテンツが楽しめるところも特徴。
拡張現実に現れるモンスターの攻撃をかわしながらエナジーボールを放ち、撃破する「HADOモンスターバトル」や、かわいいモンスターをHADOショットで倒しながらアイテムをゲットする「HADOシュート!」などで遊ぶこともできます。
HADOのルール
HADOはエナジーボールを投げて3対3で戦うドッジボールのようなスポーツ。腕を前に突き出すことでエナジーボールを発射。腕を下から振り上げてバリアを発動したり、素早く体を動かしたりして攻撃を回避します。
プレイヤーの前にあるライフ4枚をエナジーボールで破壊すると1ポイント獲得。80秒の制限時間内により多くのポイントを手に入れたチームが勝利となります。
仲間のバリアに隠れつつエナジーボールを放つなど、チームプレイと作戦が勝利の鍵です。
SASSEN
SASSENはライトサーベルのような刀で戦うIT時代のチャンバラ。サムライの真剣勝負を現代に再現したデジタルスポーツで、LED内蔵で青く光る「SASSEN刀」を使います。
ポリエチレン製で柔らかく、65cmと短い刀を使うところはスポーツチャンバラに近いのですが、このSASSEN刀にはセンサーが内蔵されているところが特徴。
攻撃が成功すると赤く光り、効果音が鳴ります。考案者は空手の試合で何度も判定に泣いた経験から、審判のIT化を思い立ったそうです。
安全性が高く、子どもからお年寄りまで楽しめるため、新しい生涯スポーツとして注目を集めています。
SASSENのルール
SASSENの基本はチャンバラ遊びですが、特徴的なルールとして60秒間の試合中にスイングは5回までと定められています。
これは宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決戦のように、駆け引きを重視した真剣勝負を行うため。やたらと振り回すことができないため、一発で勝負が決まる緊張感が味わえます。
微妙なタイミングの場合、スマホの専用アプリが勝敗を判定。0.025秒以内の同時打撃は鍔迫り合いとして特別な音が鳴る仕組みになっています。
SASSENの派生スポーツ
SASSENの勝負には、一般的なチャンバラの他に「早斬り対決」もあります。これは荒野のガンマンの刀バージョン。二人が身構えた状態で待機し、音の合図と同時に居合抜きで切り合います。
他にも当たると音が鳴る剣の特性を使って、「デジタルソード鬼ごっこ」や「スイカ割り」、「イライラ棒」など、様々なレクリエーションが行われています。
【SASSENを体験してみたい方はこちら】⇩
・SASSEN(サッセン)関東
・サッセンスポーツ教室 巣鴨
ブラックミントン
ブラックミントンは暗闇で行うラケットゲーム。プレイヤーは蛍光塗料を体中にペイント。ブラックライトで光り輝きながらプレイします。
暗闇で行う以外は、クロスミントンというニュースポーツと同じなのですが、世界観は完全に近未来のクラブイベント。DJによる激しいビートが鳴り響く中、プレイヤーや観客は映画「トロン」のような幻想的な空間を楽しみます。
ブラックミントンのルール
ブラックミントンのルールは基本的にクロスミントンと同じ。このクロスミントンはテニスとバドミントンを融合したようなスポーツです。
特徴はテニスやバドミントンとは異なり、コートの間にネットがないこと。その代わりに5.5m四方の互いのエリアの間には距離が空けられています。その距離は大人の場合42フィート(12.8m)で、ジュニアは29フィート(9m)。相手エリア内に入らなければアウトとなります。
ラケットはテニスより短い専用品で、バドミントンのシャトルコックの代わりに、スピーダーと呼ばれるものを使用。形はシャトルコックに似ていますが、重さは約2倍あり、風などの影響を受けにくくなっています。
この重さのおかげで公式テニスに近い心地よい打球感に。ヒュンヒュンと飛び交う音にも迫力があります。ブラックミントンの場合はブラックライトに反応する蛍光塗料付きのものを使います。
各プレイヤーのエリアが狭いため、あまり走り回ることがないのも特徴。暗闇で走り回るのは危険なため、このクロスミントンは暗闇でもプレイに向いたスポーツとなっています。
まとめ
テクノロジーと融合して生まれたSFチックなスポーツ。
現実とも非現実とも感じられる世界観は、全く新しいスポーツの楽しみ方だと言えそうです。
このような自由で柔軟な発想が、今後もスポーツを進化させてくれるかもしれません。
【関連記事はこちら】⇩
・アルティメットテーザーボールの歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】