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【保存版】ウエットスーツの種類と選び方を解説!季節に合わせよう!

夏のイメージが強いマリンスポーツですが、「大好きなマリンスポーツを一年中楽しみたい!」「人が少ない冬の間にスキルアップしたい!」という方も多いと思います。

夏の海はもちろんですが、冬の海もとても魅力的です。
冬にしか見られない海の景色や魅力を知る人こそ、本当の意味で海を愛する人と言えるでしょう。夏の暑い時期だけでなく、気温の低い秋や冬にも快適にマリンスポーツを楽しむためには、ウエットスーツ選びがとても重要です。

今回はマリンスポーツで大活躍のウエットスーツの種類と選び方を解説します。

1|ウエットスーツの必要性

ウエットスーツが必要とされる一番の理由として「保温性」が挙げられます。マリンスポーツでは外気温だけでなく、水温にも注意が必要です。

外気温が暖かくても水温が低ければ、海の中で過ごしているだけで体温はどんどん下がっていきます。
ウエットスーツを着用することで体を保温し、安全で快適にマリンスポーツを楽しむことができます。

また、「保温性」以外にも、着ることで水面に浮いたり、ケガや日焼けから身を守ってくれたりという効果もあります。
「ウエットスーツは冬に着るもの」というイメージの人も多いかもしれませんが、実際には暖かい季節でも必須の道具と言えます。

2|ウエットスーツの種類

「ウエットスーツは一枚あればいいんでしょ?」
と思う方もいるかもしれませんが、寒いと体温が下がりますし、逆に暑すぎるとストレスになり高いパフォーマンスを発揮することができません。
季節や海水温に合わせてさまざまな形がある、ウエットスーツの種類を紹介します。

ドライスーツ

最も保温性が高い、真冬に活躍するウエットスーツ。

ブーツ一体型になっていて完全防水ではありませんが、水の侵入を極力抑えられるのが特徴。保温性もさることながら気密性に優れていて身体とフィットします。ドライスーツの性能は近年向上していて、寒さに弱いという方に人気があります。

セミドライスーツ

ドライスーツ同様、冬の寒い時期に着るウエットスーツ。ドライスーツと違い、ブーツ一体型ではありません。

上半身には風を通さないラバー生地、下半身には耐久性に優れたジャージ生地を使用し、保温性と運動性を兼ね備えています。

フルスーツ

春、秋、初冬と1年で一番長い期間着用するウエットスーツ。

生地の厚みは1㎜~7㎜のものまで幅広くあり、マリンスポーツの種類や用途によって使い分けます。海水温が高い時期でも、日焼けやケガから身を守るために薄めのフルスーツを着用する人もいます。

シーガル

上半身が半袖、下半身が長ズボンタイプのウエットスーツ。

外気温が暖かく、水温が低くなる時期に使用頻度が多くなるウエットスーツです。

ロングスリーブスプリング

シーガルとは反対に上半身が長袖、下半身が半ズボンタイプのウエットスーツ。

水温の冷たさが気になる時期はシーガル、外気の寒さが気になる時期はロングスリーブスプリングという使い分けができます。腕の日焼けが気になるという女性の方に人気のウエットスーツです。

タッパー&ベスト

真夏に水着と併用して着る上半身のみのウエットスーツ。日焼けや上半身を保護することができて、保温効果もあります。

スプリング

半袖半ズボンタイプのウエットスーツ。

外気温、水温共に暖かい時期に着るウエットスーツです。男性サーファーが着ることが多く、簡単に着ることができて動きやすいのが特徴です。

ショート&ロングジョン

ショートジョンはランニング半ズボンタイプ、ロングジョンはランニング長ズボンタイプのウエットスーツ。

外気温が暖かい時期に着用し、肌寒くなると上にタッパーを重ね着することも可能です。

3|ウエットスーツのサイズの選び方

保温性だけではなく、高いパフォーマンスを発揮するためには動きやすさも重要な要素です。

「ウエットスーツを着ると、思うように腕が動かせない!」「サイズが大きすぎて大量に水が入ってくる!」ということにならないように、自分の体にフィットしたウエットスーツのサイズの選び方を解説します。

サイズ表の見方

ウエットスーツのサイズ表に記載されている数値は、実寸値ではなくヌードサイズです。

身長、体重、胸囲、腹囲がこのぐらい方にはこのサイズが適正という基準です。

サイズ選びのポイントは「胸囲」

胸囲がサイズ表の数値よりも大きい場合は、ワンサイズ上を検討しましょう。
小さいサイズを選んでしまうと胸が圧迫され、負荷がかかり常に苦しいと感じてしまいます。

また、胸囲が合っていないと肩周り、背中などもきつく感じ、動きづらくなるので胸囲がしっかりあったサイズのものを選びましょう。

多少窮屈なものを選ぼう

ウエットスーツは普通の洋服と違い、伸縮性のある素材で出来ています。

着用した時に肌と密着することにより本来の性能を発揮するため、屋内で試着した際に多少きつく感じる程度が良いとされています。入水した際に圧迫感が減り、本来のフィット感となるので多少窮屈なものを選びましょう。

オーダーしよう

自分の体形にあった快適なウエットスーツを手にいれたければ、オーダーするのがおすすめです。

実際に自分の体を採寸して体形に合ったウエットスーツをつくるため、フィット感は間違いありません。「安く購入したものの、サイズが合わず快適に着ることができなった!」ということになってしまうのを考えると、値段が多少上がったとしてもオーダーしたほうがよいでしょう。

予算的にフルオーダーが難しいという方は、既成品の数カ所を調整して作る、おてごろ価格のセミオーダーもあるので検討してみてはいかがでしょうか?

4|まとめ

マリンスポーツで大活躍のウエットスーツの種類と選び方を解説しました。

海は季節や時間帯によってさまざまな景色を見ることができて、陸上では感じられないスリルや、高揚感を味わうことのできる最高の遊び場です。

海でマリンスポーツを心地よくストレスフリーに楽しむためには、ウエットスーツ選びがとても重要だと言えます。

外気温や海水温、また自分の体形に合ったウエットスーツを手にいれて、マリンスポーツを快適に楽しみましょう。

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