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サッカーのコーチに必要なライセンスや年収を徹底解説!

威厳あるたたずまいのサッカーのコーチや監督に憧れるという人も多いのではないでしょうか。

ベンチ前で、選手に的確な指示を出すことのできる監督やコーチなしには、良い試合結果は生まれません。

特にサッカー経験者にとってサッカーのコーチや監督は、憧れの仕事といっても過言ではないでしょう。

今回は、サッカーコーチになる方法や気になる給料、さらにはプロチームの監督として帯同するための方法などについてご紹介します。

サッカーのコーチに必要なライセンス

サッカー監督の資格には、S級からD級まで等級別に分かれたJFA公認指導者ライセンスがあります。

基本的に養成講習会を受講して資格を取得しなければ、コーチ・監督業はできません。

等級別の特徴や受講資格について、以下でチェックしていきましょう。

1)D級コーチ

・特徴
子どもを中心とした選手の指導ができます。未来ある子どもたちにサッカーの楽しさを伝えるという役割も担っています。

・受講資格
受講年度の4月1日時点で、満18歳以上

2)C級コーチ

・特徴
子どもから大人まで、アマチュアチームの選手を指導できます。今後の指導者としての基礎を築こうとしている、指導者の入門(基礎Ⅰ)の資格です。

・受講資格
受講年度の4月1日時点で、満18歳以上

3)B級コーチ

・特徴
子どもから大人まで、アマチュアチームの選手に対して質の高い指導ができます。

監督としての全般的な基礎固め(基礎Ⅱ)の資格です。

・受講資格
受講年度の4月1日時点で、満20歳以上

C級コーチライセンス、もしくは海外コーチライセンスのうちC級相当以上のものを保有している人が対象。

4)A級コーチ ジェネラル

・特徴
トップレベルのアマチュアチームの選手に対して、質の高い指導ができます。

・受講資格
1年以上の指導経験が必要。

B級コーチライセンス、もしくはUEFA-B、AFC-Bに相当するライセンスを保有している人が対象。

5)S級コーチ

・特徴
プロレベルのチーム及び選手の指導ができます。

・受講資格
1年以上の指導経験が必要。

A級コーチジェネラルライセンス、もしくはUEFA-A、AFC-Aに相当するライセンスを保有している人が対象。

上記内容からも分かるように、上級のコーチライセンスを取得するためには、段階的なステップを踏まなければなりません。

加えて指導経験も必要であるため、ある程度の年月がかかります。

実践的な方法としては、コーチライセンスと並行して教員免許を取得し、高校サッカー強豪校の顧問になって指導経験を積むという方法もあります。

そうすれば、教員として収入を得ながら、監督としての腕を磨くことも可能です。

サッカーのコーチの年収

ここからは、気になるサッカーコーチの給料をご紹介します。

監督のタイプごとの平均年収は以下の通りです。

・J1リーグ監督:平均年収6,000万円
・J1リーグトップチームコーチ:平均年収600万円
・アマチュアクラブチーム代表:平均年収500万円
・アマチュアクラブチーム コーチ:平均年収280万円
・個人スクール運営:平均年収720万円

この内容からも分かるように、J1リーグ監督の平均年収がずば抜けています。

中でも、横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督は、2021年の年棒がなんと2億円です。

しかし、周囲のプレッシャーを跳ね除け、チームに貢献した実力を考慮すれば妥当な金額だといえるでしょう。

また、意外にも平均収入が高いのが個人スクール運営です。

一般に、サッカーコーチの年収はあまり高くないともいわれていますが、未来ある子どもたちの指導をして安定した収入を得られる道もあります。

サッカーのコーチとしてプロチームに帯同するには?

プロチームのコーチとして帯同するための方法としては、2つあります。

1つ目は、JFA公認指導者ライセンスの最上級資格である、S級コーチライセンスを取得して監督になる方法。

2つ目は、S級コーチライセンスに相当するレベルの指導者としての実績を作ってから、監督になる方法です。

はじめからJリーグといったプロチームの監督として活躍したい、といった明確な目標があるのであれば、S級コーチライセンスを取得する方法が良いでしょう。

そのためには、まずC級コーチライセンス取得からスタートしなければなりません。

ライセンス取得の過程の中で、監督としての基礎的な知識や指導法を段階的に習得可能です。

また、専門学校の中には、サッカーの指導者に関する学科を備えているところもあります。

そうした学校でサッカーコーチに関連する知識をより深めてから、コーチライセンスの取得を目指す方法もあるのです。

まとめ

今回は、サッカーの監督になる方法やその給料、さらにプロチームに帯同するコーチになる方法についてもご紹介しました。

選手に的確な指示を出せる監督になるためには、やはり学習や下積みが必要です。

それだけ、チームを勝利に導いたときの喜びは大きいでしょう。

サッカーの監督やコーチに興味があるという人は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

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