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【プロ】テニス選手になるには!?その活動内容と共に解説!

海外のテニス大会で日本人選手が活躍するニュースを見ると、嬉しくなりますよね。

錦織圭選手や大坂なおみ選手などの活躍を目の当たりにして、「なりたい!」と憧れる少年少女もたくさんいます。

そもそもテニスを仕事にするためには、どのような資格が必要になるのでしょうか。

ここでは、プロテニス選手となるための道のり、活動内容についてご紹介します。

【プロ】テニス選手になるには?

プロテニス選手とは、テニス大会の賞金や、スポンサーとの契約などテニスに関わることでお金を稼いでいる人をいいます。

とはいっても、実はプロを名乗るのに資格はいりません。自分で「プロ」だと宣言してしまえばよいので、海外ではそんな「自称プロ」も多いようです。

しかし日本では、日本テニス協会にプロ登録しなければ、日本テニス協会公認大会で賞金が受け取れません。

テニスを仕事とするためには、やはりプロ登録が必要といえるでしょう。

まずは国内のトーナメントでポイントを稼ぎ、日本でのランキングをあげていきます。

日本ランキングで上位の成績を維持できるようになれば、日本テニス協会に申請して承認を受け、プロとして登録されるのです。

では、プロテニス選手になるためには、いつからテニスをはじめるのがよいのでしょうか。

日本のトッププレーヤーの多くは、遅くとも小学生のころにはテニスをはじめているようです。

その後の選択肢としては、ジュニア養成所に通う、中学・高校のテニス強豪校に進学する、専門学校のテニススクールに通う、などがあります。

ジュニアの大会で結果を残した選手が、高校卒業後、20歳前後までにプロに転向することが多いようです。

練習環境などの体制を整え、大会で好成績を残し続けた選手こそ、世界で活躍するプロテニス選手に近づくことができます。

海外チームまでの道のり

プロテニス選手の目標は、世界各地の大会に出場して結果を残し、世界ランキング上位につけることです。

グレード別に分けられた大小さまざまな大会が、世界各地で毎週のように開催されています。

選手は試合で勝ち進み、ポイントを稼ぐことによって、よりグレードの高い大会への出場権獲得を目指すのです。

このグレードの頂点にたつのが「グランドスラム」といわれる、全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン選手権・全米オープンの4大大会です。

錦織圭選手の2014年全米オープン準優勝は、アジア人男子初の快挙となりました。

大坂なおみ選手は2018年と2020年の全米オープン、2019年と2021年には全豪オープンで優勝をしています。

このように華々しい舞台もある一方、テニスは多額の費用がかかるスポーツでもあります。

交通費や宿泊費、コーチやトレーナーを雇う資金は、基本的に選手自身が負担しなければなりません。

また、日本ランキング上位の男性選手は特に、よりよい環境を求めて海外に練習の拠点をおくことも多いようです。

そうなると、更に金銭的負担は重くのしかかってきます。

一方最近では、日本のプロテニス選手を支援する団体も立ち上げられています。「Pro Tour Team Japan」という団体です。

女子テニスに限られていますが、選手が競技に集中できるように、費用面での援助や、チームとして指導・育成・治療などをサポートしてくれます。

日本のみならず世界テニス界でも先駆的な取り組みだということで、今後このような団体が増えると、選手が安心して世界に挑戦できるでしょう。

【プロ】テニス選手の活動内容

プロテニス選手にとってメインの活動は、世界中で開催される大会に出場し、賞金を稼ぐことです。

トッププロ選手ともなると、1年のほとんどを海外で過ごすことになります。しかも、他のプロスポーツと比べてオフシーズンが短く、過酷といえるでしょう。

大会に出場していない期間にはトレーニングを行い、コンディションを整え試合に備えます。

また、よい環境でテニスを続けていくためには、支援してくれるスポンサーをみつけることも必要不可欠です。

トッププロ選手になるほど、スポンサーのイベントやPR活動、メディア出演などで忙しくなります。

ただし、スポンサー契約で多額の収入を得ている選手はごく一部です。

そのため賞金だけではなく、テニスコーチやインストラクターで生計を立てている選手も多いのが現状となっています。

まとめ

今回は、プロテニス選手になるための資格取得や活動についてご紹介しました。

プロの資格を得て、テニスで生計を立てていくには相当な覚悟が必要です。

しかし、好きなテニスを仕事にできるのは、プロになる最大の魅力といえるでしょう。

プロテニス選手たちは過酷な環境の中、自分のすべてをかけて、好きなテニスを極めようとしています。

それを知ると、現在活躍している選手たちをさらに応援したくなりますね。

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