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【プロ】バレーボール選手になるには?年収や活動内容もさらっと紹介!

世界中で愛されるスポーツであるバレーボール。

全世界での競技人口は男女合わせて5億人といわれ、全スポーツの中で最も多いとされています。

男女ともに楽しめる競技であり、学生時代にバレーボール部に所属していた方もいらっしゃることでしょう。

身近なスポーツであるバレーボールですが、プロ選手として活躍するにはどうしたらいいのでしょうか。

日本でプロバレー選手になる方法や、海外チームに所属するまでの道のりについて解説します。

【プロ】バレーボール選手になるには?

日本のプロバレー選手は、主にVリーグでプレーすることが仕事です。

Vリーグとは、一般社団法人日本バレーボールリーグ機構が主催する日本最高峰のバレーボールリーグです。

プロバレー選手が所属するのは、Vリーグに参加する実業団チームやクラブチームとなります。

プロバレー選手になる手段は、大きく分けて2つあります。1つ目は、チームからのスカウトを受けること。

2つ目は、チームのトライアウトを受けて合格することです。

チームからのスカウトを受けるには、高校や大学在学中に大きな大会で活躍することが必要になります。

大きな大会として挙げられるのは、高校では春の高校バレーとして知られる全日本バレーボール高等学校選手権やインターハイ、国体など、大学では黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会などです。

大会での活躍がチームの目に留まれば、オファーが来て卒業後にチームに所属できる可能性は高くなるでしょう。

バレーボールの全国大会に出場する強豪校はほぼ固定されています。プロバレー選手を目指すのではあれば、高校や大学進学の際にこうした強豪校へ入学することが近道です。

チームのトライアウトを受けるには、各チームが実施する新人発掘のためのトライアウトに応募します。

選考方法や条件はチームにより異なりますが、このトライアウトに合格すれば、晴れてそのチームに所属することができるのです。

ただし、チームによってはトライアウトを行っていないところもあります。

トライアウトに挑戦する際は、将来的なことやそのチームについてよく研究し、考えた上で挑むことが大切です。

海外チームまでの道のり

海外チームに所属するプロバレー選手の年収は1,000万円以上、中には1億円を超える年収の選手もいるようです。

そんな海外チームに所属するには、日本国内でも優秀な才能を発揮する必要があります。

日本から海外へ進出するには、日本代表選手として国際大会で活躍して注目を集めることが重要です。

まずはVリーグに所属して、チームのレギュラーとして大会に出ること。そこで活躍して日本代表メンバーに入り、さらにその中でも注目を浴びるほどの結果を残すことで、海外へのチャンスを掴むことができるのです。

海外チームへの道のりは険しいのが現実といえるでしょう。

一方で、日本のVリーグを経験せずに海外チームに所属する選手も存在します。

イタリアのセリエAで活躍する石川祐希選手は、大学在学中にバレー留学し、卒業後はプロ選手として同じくイタリアのチームに所属しました。

イレギュラーではありますが、このような例もあります。

海外でプロバレー選手として活躍した日本人選手としては、日本人初のセリエAプレイヤーの加藤陽一選手、高校生の時から注目を浴びていた木村沙織選手、ベストリベロとされた佐野優子選手らが有名です。

海外選手と比べて小柄な日本人であっても、世界のトッププレイヤーとして活躍できるという希望を与えてくれる存在でもあります。

【プロ】バレーボール選手の活動内容

プロバレー選手の仕事はVリーグで試合を行うこと。Vリーグに参加するチームに所属して活動をしていくことになります。

Vリーグで活躍することで、全日本メンバーに選ばれることもありますし、さらには海外チームへの移籍のチャンスにもつながります。

スタープレイヤーを目指して日々鍛錬に励むことがプロバレー選手の仕事といえます。

Vリーグは、年度にもよりますが10~11月頃の秋から3~4月頃の春にかけて公式戦が行われます。

シーズン中は試合に集中し、シーズンオフとなる4~5月は体のメンテナンス。5月頃から次のシーズンに向けて自主練習をする、というのが一般的なスタイルです。

プロバレー選手の主な活動はもちろんバレーの練習や試合になりますが、実業団チームに所属している場合は、所属企業の社員として社業に従事する選手もいます。

日常的に並行して活動している人や、オフシーズン中に社員としての仕事をする人など、チームや選手によって様々です。

また、プロバレー選手はバレーボールを広めることも仕事のひとつ。

有名選手となれば、タレント活動をする場合や、イベントや公演会への出演、バレーボール教室の講師など、試合以外の活動をすることもあります。

まとめ

プロバレー選手になるには、在学中に大きな大会で活躍し、チームからスカウトを受けるのが一般的な方法です。

チームによってはトライアウトを実施しているところもあります。

プロバレー選手が試合を行うVリーグで優秀な才能を発揮すれば、全日本チームに参加できる可能性もあります。

海外チームを目指すのであれば、日本の代表選手として国際的な大会で活躍することが重要です。

プロや海外への道のりは険しいといえますが、世界のトッププレイヤーとして活躍している日本人選手もいます。

厳しい道のりを越えてバレーボールやスポーツの素晴らしさを広められるのも、プロバレー選手の魅力のひとつといえるでしょう。

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