どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツ豆知識

【高校野球】選抜と甲子園の違いを徹底解説!見どころがこんなにも!

全国の高校球児たちが目指す夢舞台が、春のセンバツ高校野球と夏の甲子園です。

全国の強豪校が集まる2つ大会の歴史や見どころをそれぞれご紹介!

出場チームの選考方法や優勝旗など、違いにも注目して解説します。

【高校野球】春のセンバツの歴史

春のセンバツ高校野球(選抜高等学校野球大会)は、毎年3月下旬から4月上旬にかけて開催される高校野球の大会です。

主催は、毎日新聞社高野連(日本高等学校野球連盟)

第一回大会は、1924年愛知県名古屋市の山本球場で開催。

関西以外で高校野球の全国大会が開催されたのは、2021年時点でこの時のみです。第二回大会からは、夏の甲子園と同じ甲子園球場で開催されています。

1942年~1946年にかけて、戦争による大会の中止がありましたが、1948年に復活。

1954年にはテレビ中継が開始され、2021年に至るまで継続して開催されています。

【高校野球】春のセンバツの選考方法

春のセンバツ高校野球の出場高校は、大会の選考委員会によって決められます。主催者が設けた5つの基準に基づいて出場チームが決まるのが特徴です。

特に春のセンバツ高校野球ならではのポイントは、”予選が設けられていない”こと。

高校生のスポーツ大会には予選が設けられている場合が多い中、チームとしての実力の他、各高校の環境や野球以外の地域貢献なども選考基準に設けられるのが春のセンバツ高校野球です。

出場校の選考基準の一つになるのが秋大会です。

秋大会は北海道・東北・関東・東京・東海・北信越・近畿・中四国・九州のブロックごとに行われます。

秋大会の結果もあくまで選考基準の一つです。

一般選考枠の他に、特別な枠があるのもセンバツ高校野球ならではです。2021年時点で残っている特別枠は、明治神宮大会枠、21世紀枠。

明治神宮大会枠は、11月に行われる明治神宮大会の優勝校が出場できるというものです。

21世紀枠からの出場チームは、豪雪などの地域の特性を克服した高校や野球外の地域貢献、新しい取り組みなどを評価されています。

野球の実力以外も考慮した上で、出場校が決まるのが春のセンバツ高校野球のユニークなところですね。

夏の甲子園の歴史

夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)は、毎年8月に行われています。

主催は、朝日新聞社と日本高等学校野球連盟です。

兵庫県西宮市にある甲子園球場で毎年行われているため、甲子園の名称で球児や野球ファンから親しまれています。

第一回大会が開催されたのは1915年。当時は甲子園球場が完成していなかったため、大阪府の豊中グラウンドで開催されました。

第一回大会は予選に73校、本戦に10校が出場しています。

1953年からはテレビ放送が開始。日本の夏のスポーツイベントとして人気を博しています。

2019年には第100回大会が開催。”高校球児が目指す夢舞台”になっている歴史ある大会が夏の甲子園です。

夏の甲子園の選考方法

夏の甲子園の出場校は、6月下旬から7月にかけて行われる地方大会で決められます。

甲子園に出場できるのは、各都道府県で開催されている予選を突破した高校のみ。

1978年の第60回大会より、全ての年で一府県一校のチームが選出されています。東京と北海道のみ例外で2校が選出されるため、甲子園に出場するのは全49校です。

節目に行われる記念大会では、出場校の枠が特別に追加されることもあります。

春のセンバツと夏の甲子園の違い

大会の主催や出場校の選び方の他にも、春のセンバツ高校野球と夏の甲子園には違いがあります。

大きな違いの一つが、トーナメントの組み合わせの選び方です。

春のセンバツ高校野球では一回の抽選会で決勝戦までの全ての組み合わせ、試合日程が決定。

出場高校が作戦を立てたり、野球ファンが勝敗予想で盛り上がったりしやすいのが特徴です。

夏の甲子園は、大会前の抽選会で準々決勝までの組み合わせを決定。

大会中に勝ち上がったチームで再度抽選して決勝戦までの組み合わせを決めます。

優勝旗の色は春のセンバツ高校野球は紫紺、夏の甲子園は深紅です。

夏の甲子園は優勝旗のみですが、春のセンバツ高校野球には、準優勝旗まで用意されています。

大会の入場時にも違いがあります。

春のセンバツ高校野球では出場校の生徒、夏の甲子園では地元の西宮高校の生徒が出場校のプラカードを持って入場します。

夏の甲子園では大会に出場できなかった選手やマネジャーがプラカードを持つ場面も。

入場時の音楽は夏の甲子園では、「全国中等野球行進曲」を使っての入場です。

春のセンバツ高校野球は、流行の曲やテーマソングが毎年決められます。

2つの大会の違いに注目して鑑賞してみましょう。

春のセンバツと夏の甲子園の見どころ

2つの大会の大きな見どころは負けたら終わりのトーナメント戦です。

総当たり戦ではないため、試合に負けた高校から大会を去ります。

特に夏の甲子園はプロ野球に進学する選手にとっては大一番、秋季大会に出場しない選手にとっては高校最後の大会。

選手たちが一球に全力を尽くす姿を目に焼き付けましょう。

全国の予選を勝ち抜いたチームや選びぬかれたチームのみが出場する2つの大会。

後にプロ野球選手になるかもしれない選手の活躍を見られるのもおすすめポイントです。

大会前にはプロ注目の選手が雑誌や新聞などのメディアで話題に。

お気に入りの選手や注目の高校を事前に知っておくと、試合をより一層楽しめます。

まとめ

春のセンバツ高校野球と夏の甲子園は、高校野球の一大イベントです。

選びぬかれた高校の選手たちが躍動する姿を楽しみましょう。

一発勝負のトーナメント戦の緊張感や注目選手などの見どころや2つの大会の違いにも注目してみてください。

【関連記事はこちら】⇩
【簡単】野球の打率とは?計算方法を知って試合にいかそう!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
ゆうき

ゆうき

スポーツ大好きなランニングマン

スポーツ大好きなゆうきです。ランニングを中心に、剣道や野球、水泳など多様なスポーツ経験あり。スポーツの楽しさを伝えられる記事を書いていきます。剣道初段を保持し、さいたまマラソン完走もしました。

  1. 【高校野球】選抜と甲子園の違いを徹底解説!見どころがこんなにも!

  2. 【世界水泳】競技の魅力を歴史や楽しみ方も含めて解説!

  3. アイアンマンレースとは!?その魅力や有名日本人選手も紹介!

PAGE TOP