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キックボクサーの収入とは?収入源や団体別ファイトマネーも解説!

RIZINやK-1、RISEなどの立技格闘技団体が目立っていることから、格闘技と言えばキックボクシングのイメージを持つ人も多いでしょう。

有名選手はメディアに露出している華やかな選手ばかりで、強さも半端じゃありません。格闘技が盛り上がっている昨今で、キックボクシングを始めた人も多いと思います。

そこで今回は、キックボクサーのファイトマネーについて解説していきます。団体別のファイトマネーなど気になる収入事情を解説していくので、キックボクシングに興味がある人は最後までご覧ください。

キックボクサーの収入源について

プロキックボクサーの収入源はファイトマネーしかなく、多くの選手がファイトマネーだけで生活することを夢見て日々練習し、試合に臨みます。そのファイトマネーですが、プロキックボクサーが貰えるファイトマネーには4種類あります。

・現金
・チケットの売り上げ
・現金+チケットの売り上げ
・チケットバック

以下では、4種類のファイトマネーについて解説していきます。

現金

現金は事前に契約書で決められた金額のファイトマネーを現金で受け取れることです。ファイトマネーの金額については後述で詳しく説明しています。

ファイトマネーに関して勘違いされがちなのは、試合に負けても貰えるということ。問題なく試合が行われて無事に終われば、勝敗に関係なく決められたファイトマネーを全額貰うことができます。

チケットの売り上げ

チケットの売り上げでファイトマネーが決まるパターンです。1枚いくらに対し、売れた分だけ自分のファイトマネーになります。

極端に言うと、見にきてくれる人がいなかったらファイトマネーは0ということです。反対に、チケットを買ってくれる人が多ければ多いほど、ファイトマネーは高くなります。

現金+チケットの売り上げ

契約書で決められたファイトマネー+チケットの売り上げが貰える場合もあります。

このパターンは大会主催者側の都合が絡んでいることが多く、チケットを売り捌くためにこの方法をとる場合があるそうです。

チケットバック

チケットバックとは、ファイトマネー分のチケットを売り捌いた後、試合に出場する選手はチケットを安く買うことができ、安く買ったチケットを元の値段で売り捌いてその差額を貰うことです。

実力がなくても人脈が広い選手はチケットバックで稼げることも可能です。

ファイトマネーの相場について

プロキックボクサーのファイトマネーは、新人選手のデビュー戦で3万円前後メインイベントでも数十万円前後です。命懸けで戦っているのにこれしかもらえないのか、と思う人が多いのではないでしょうか。

また、キックボクシングの試合は多くても1年間に10試合程度です。試合数とファイトマネーから計算すると、プロキックボクサーの平均月収は6万円前後、平均年収は80万円前後となります。

日本チャンピオンレベルの選手でも人気選手でなければ平均年収は100万円前後で、サラリーマンの平均年収の1/4程度です。ですので、メディアに露出しているようなカリスマキックボクサーでなければ、ほとんどの選手が他の仕事と掛け持ちしているのが現状です。

高層マンションに住み、高級車に乗ることができるのは世界チャンピオンかそれ同等に人気のある選手のみということです。

団体によるファイトマネーの違い

キックボクシングには色々な団体があり、その中でも人気なのはRIZINとK-1です。TV中継がある格闘技団体なので、ファンでなくても知っている人が多いでしょう。メディアに露出している選手も、RIZINかK-1に所属している選手ばかりです。

この両団体にファイトマネーの差があるのかどうか定かではありませんが、K-1で3階級制覇を成し遂げた武尊選手の最高月収は約1,000万円だと公言しており、一方でRIZINはキックボクシングの選手だけではありませんが、所属の那須川天心選手など看板選手のファイトマネーは一説によると1,000万円〜2,000万円だと言われています。

RIZINがK-1よりも団体的に盛り上がっていて、有名選手を多く抱えていることからRIZINの方がファイトマネーを多く貰えるのではないかと推測されます。

海外キックボクサーの収入について

海外のキックボクシング団体のファイトマネーは、日本の団体よりもかなり高いです。これはキックボクシングに限らず、全ての格闘技に言えることです。

理由は日本よりも格闘技が盛んに行われていて、興行収入が多くスポンサーの数も段違いだからです。人気選手のメインイベントになれば、1試合で数億〜数十億円のファイトマネーが貰える場合もあります。

ある程度の実力がある日本人選手が、日本の団体よりも海外の団体の方がファイトマネーを多くもらえるという理由で、海外の団体に所属する選手もいるほどです。

まとめ

今回はプロキックボクサーの収入事情に迫ってみました。

日本チャンピオンクラスの一流選手でもキックボクシングだけで生活していくのは厳しく、世界チャンピオンクラスか、よほどのカリスマ選手でなければ、夢のような生活を送ることはできないことが分かりました。

多くの選手がファイトマネーだけで生活できるようになれば、キックボクシングはより人気競技となり、プロ選手を目指す人も増えていくのではないでしょうか。



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Naoto

Naoto

フリーランスライター

フリーランス、YouTube、DJで生きているアラサーWEBライターです。

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