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総合格闘技(MMA)の各団体の特徴や年収を解説!海外との比較も!

みなさんは総合格闘技をご覧になったことはありますでしょうか。年末にTV中継しているので、ご覧になったことがある方も多いかと思います。

今回は、そんな総合格闘技の海外と日本の違いを徹底解説します。団体ごとの特徴、日本や海外の人気選手の年収や待遇面などからも解説していきます。

日本の総合格闘技団体

日本にある主な総合格闘技の団体をご紹介。完全実力主義を掲げる団体からユニークなマッチメイクをする団体まで、特徴ある日本の団体を4つ紹介します。

パンクラス

1993年にプロレスラーの船木誠勝鈴木みのるによって設立されたパンクラス。日本の総合格闘技界を長く牽引する団体の一つで、地上波放送がされるほどの人気を誇っています。

パンクラスの特徴は「完全実力主義」。旗揚げ試合では、真剣試合ゆえの秒殺試合も多く、多くの格闘技ファンを唸らせました。

修斗

1984年に初代タイガーマスクとして活躍していた佐山聡によって作られたのが修斗です。修斗の特徴はアマチュアからプロまで一貫した体制が整っている点です。

公式戦で実績を積み重ねるランカーから、趣味で総合格闘技を楽しむアマチュアまで、幅広い層の選手が所属しています。

創始以来、不正試合を全く行っていない」ことも団体の理念として掲げられています。

DEEP

2001年に旗揚げされたDEEPですが、お客さんに分かりやすいエンターテイメント性と、勝負論がある格闘技を信条にしています。レフェリーが試合に出場するような話題性のあるマッチメイクも特徴です。

2008年からは女性選手が所属するDEEP JEWELSも旗揚げ。男女ともに人気選手が多く所属している団体です。

RIZIN

日本の総合格闘技で多くの人の注目を集めるのがRIZINです。キックボクシングや総合格闘技の主催、運営をしているRIZIN。日本や世界のさまざまな団体に所属している選手の魅力的な対戦カードが揃うのが魅力です。

エンターテインメント性の高い演出も試合を盛り上げます。日本の格闘技では珍しいPPVと呼ばれる有料放送も2021年から導入されています。

世界の総合格闘技団体

世界の主な総合格闘技の団体をご紹介します。

下記に記載されている団体以外にも多くの団体が存在しますが、今回は代表的な3団体を紹介します。

UFC

UFCは世界的な人気を誇るアメリカの総合格闘技団体です。世界58カ国以上から常時600人以上の選手が参戦しているUFC。

2021年時点で170以上の国で放送されている人気ぶりです。選手のファイトマネーが最高クラスといわれるUFC。1試合のファイトマネーが1億円を超えることも。

注目マッチを鑑賞できるPPVという有料放送も特徴です。世界トップクラスの選手が集まったハイレベルな攻防を楽しめます。

Bellator MMA(ベラトール)

UFCと並んで世界的に人気のBellator MMA。UFCが六角形のリングなのに対して、Bellator MMAでは円形のリングで試合が行われます

日本の団体が主催する試合でも人気を博したエメリヤーエンコ・ヒョードルも所属。日本人の堀口恭司選手が2021年より参戦することでも話題になりました。

ONE Championship(ワンチャンピオンシップ)

ONE Championshipは、シンガポールを拠点にしているアジア最大級の総合格闘技団体です。水抜きの減量が禁止されるなど、軽量に関して細かい規定が定められています。

アジア版UFCともいわれるONE Championship。実力派選手の白熱の試合とエンターテイメント性の高い演出を一度に楽しめます。

総合格闘技選手の年収は?世界と日本の違い

総合格闘技選手の年収は、国や団体によって大きく異なります。

例えば日本の団体では、選手の人気によりますが数万円から数十万円のファイトマネーが相場といわれます。海外の団体の中でも知名度が高いUFCの場合、一試合のファイトマネーが億単位になることも。

総合格闘技は試合後、選手に残るダメージを考慮して、年間の試合数が少ない傾向にあります。数試合から多い選手でも数十試合ほどの試合数のため、ファイトマネーの金額によっては、兼業で働いている選手もいます。

スター選手の年収が高額になるのは、ファイトマネーの他にCM出演料やスポンサー収入などがあるためです。所属している団体や国、選手の人気によって年収に大きく差があるのが総合格闘技の特徴です。

日本トップクラスの選手を紹介!

プロ選手として格闘技一本で活躍する選手のほかに、兼業で働く選手までさまざまな選手が日本にはいます。

格闘技のみで生計を立てているトップ選手として人気なのが堀口恭司選手。世界的な知名度を誇るUFCで好成績を残し、2021年からはBellator MMAに参戦することもでも話題に。

テレビ放送のあるRIZINにも多くの選手が参戦しています。若手スターの朝倉未来選手などが活躍中です。

女子で世界の団体でチャンピオンになった浜崎朱加選手も日本のスター選手です。2021年時点でRIZINに参戦している浜崎朱加選手は、試合の他に兼業で仕事をこなしているそうです。

競技が人気になるにつれて、少しずつ選手の待遇が改善されつつある日本の総合格闘技界。人気選手の今後の活躍に注目です。

世界トップクラスの選手も紹介

世界でもトップクラスの実力を誇る選手が集まるUFCなどの団体では、日本と比べるとファイトマネーも高額になります。

2021年時点、世界で最も稼ぐ総合格闘技選手といわれているのがコナー・マクレガー選手。UFCに所属するコナー・マクレガーは、2021年アメリカのフォーブス誌で、世界一稼ぐスポーツ選手に選出されています。総合格闘技選手が世界一の年収となるのは史上初のことでした。人気と実力を兼ね備えた世界的なスターです。

女子選手で現役最強といわれているのがアマンダ・ヌネス選手。UFCに所属するアマンダ・ヌメスは女子で初めて2階級制覇を達成しています。

日本人選手と世界のスター選手を比べると、団体の大きさやファンの数も多い海外の総合格闘技選手の方が年収は高めだといえます。

まとめ

UFCをはじめ海外の団体を主戦場にしている日本人選手も増え、RIZINをはじめとする人気イベントも増えている日本の総合格闘技界。

世界中にあるそれぞれの人気団体特徴にも注目し、試合を観戦してみてください。

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ゆうき

ゆうき

スポーツ大好きなランニングマン

スポーツ大好きなゆうきです。ランニングを中心に、剣道や野球、水泳など多様なスポーツ経験あり。スポーツの楽しさを伝えられる記事を書いていきます。剣道初段を保持し、さいたまマラソン完走もしました。

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