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【RIZIN】ファイトマネーを調査!他団体と比較してご紹介!

今、日本で最も盛り上がる格闘技イベントのひとつであるRIZIN。
近年は格闘技イベントが地上波で放送されること自体少なくなったにもかかわらず、RIZINは大晦日のゴールデンタイムに放送されるなど、かなりの人気を誇っています。
ということはファイトマネーもかなり高額になるのでしょうか。
今回は、RIZINのファイトマネーを調査。
他団体と比較してご紹介します。

【RIZIN】ファイトマネー

RIZINのファイトマネーは守秘義務があると言われ、基本的には公表されていません。ただし漏れ伝わってくる情報もいくつかあります。
世界の多くの格闘技団体ではファイトマネーや賞金は階級によって大きく変わります。これは強さだけでなく人気や注目度によってファイトマネーが決められるから。
しかしRIZINには階級でファイトマネーが変わるというルールはないようです。
そしてファイトマネーは試合の翌月末に振り込まれるという情報も。
朝倉未来選手は自身のYouTubeチャンネルで「さすがにうれしいよね。この間の試合が大晦日だったから、1月末にドン!って口座に入ってくるから」と語っています。

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ファイトマネーの額

守秘義務があるという割には、実際の額が話題に出ることも。
朝倉選手はRIZINの看板選手となった現在の収入について、これまでとは「全然違うよ、マジで。レベチよ。多分、俺が一番もらってると思うしね、圧倒的にね」と語り「地方の家一軒って感じ」「一軒買えるぐらいはいただいてますね」と表現しています。またパンツに社名などを刺繍する「パンツスポンサーもファイトマネーと同じぐらいの値段」と発言。
さらにシバター選手は自身のYouTubeチャンネルでよりはっきりと「朝倉未来さんや那須川天心さんのような人のファイトマネーが1000万くらい」とぶっちゃけています。
また、自分のファイトマネーについては、「案件より少し少ないくらい」と表現。
シバターさんの案件は150万円と自身の動画で語っているため、ファイトマネーは100万円台ではないかと推測されています。
つまり階級による格差はない代わりに、人気・実力によってファイトマネーには大きな差があるということです。

賞金

RIZINにはファイトマネーだけではなく各種の賞金も存在します。
これも大会によって異なりますが、例えば2021年のバンタム級JAPAN GPの賞金は以下の通りでした。

優勝:賞金1000万円
準優勝:賞金500万円
ベストバウト賞:賞金100万円×2名
ベストKO賞:賞金100万円
最速勝利賞:賞金100万円

【RIZIN】ファイトマネー 他団体との比較

RIZINのファイトマネーは、朝倉選手がこれまでとは「全然違うよ」と語っているように、日本の総合格闘技団体では最も高くなっています
それはRIZINが、サッカーのチャンピオンズリーグのように、「団体の垣根を超えて最強を決める大会」だから。
K-1などのように多くの選手を抱えて定期的に試合を行う興行形態とは根本的にコンセプトが異なるのです。

日本の格闘技団体

1試合で1000万円もあり得るRIZINとは違い、DEEP、パンクラス、修斗などの選手は優勝してもそれだけで生活は難しいのが実情
ファイトマネーは数万円から数十万円で、優勝賞金は最大100万円前後となっています。
このため多くのトップファイターがアルバイトやYouTube、ジムのトレーナーなどで稼ぎ、むしろそちらを本業とする選手が多くなっているのです。

世界の格闘技団体

一方、世界の総合格闘技団体には、さらに破格のファイトマネーを払うところも多くあります。

ベラトールMMA

ベラトールMMAは世界2位の実力・人気・規模を誇る総合格闘技団体。
2008年に設立されたアメリカの団体で、RIZINと対抗戦なども行なっています。
1回あたりのファイトマネーはトップ選手なら2000万円以上
このファイトマネーに勝利者賞広告費などもつきます。
トップだけでなく、下位レベルの選手でも年収は推定約1500万円以上
RIZINが約300万円からと言われているのに比較してかなりの高額になっています。

UFC

UFCは総合格闘技界最高峰と言われる団体。
1993年に設立されたUFCには世界中のトップファイターが集まるため、ファイトマネーは1000万円以上が当たり前となります。
下位ランクの選手でも平均年収は3000万円以上
さらにトップ選手になると1試合のファイトマネーは3000万円から4000万円となり、勝利すればファイトマネーと同額程度の賞金も出ます。
そして中には億単位のファイトマネーを稼ぐ選手も。
例えば以下の選手は、1試合で1億円以上を稼いでいます。

*ハビブ・ヌルマゴメドフ:約6億7800万円
*コナー・マクレガー:約5億6500万円
*ダニエル・コーミエ:約4億5200万円
*ロンダ・ラウジー:約3億3900万円
*ブロック・レスナー:約2億8250万円
*ダスティン・ポイエー:約1億1300万円

まさに桁違い。
しかしこれでもボクシングの最高峰と比較すれば安いと言われています。
そのためボクシングのトップ選手との異種格闘技が行われると、さらに破格のファイトマネーになることも。
2017年にボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー選手と対戦したコナー・マクレガー選手は、ファイトマネーで約110億円を稼いだと報じられています。
とはいえ、同じ試合でフロイド・メイウェザー選手が得たファイトマネーは約330億円
さらに桁違いの世界があることが分かります。

まとめ

数万円もあり得る他団体と比べればはるかに高額のファイトマネーが出るRIZIN。
しかし団体の垣根を超えたトップ選手でなければ試合が組まれることもない大会ですから、100万円から1000万円以上と言われるファイトマネーは当然かもしれません。
一方で世界にははるかに高額なファイトマネーも存在します。
RIZINのファイトマネーはこれからどうなっていくのか。
守秘義務があるとは言え、漏れ伝わってくる情報にも注目が集まります。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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