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アスリート・スポーツ関連のお金事情

スキー選手の収入は?どれくらい稼げる?海外との比較も!

冬季オリンピック競技の花形競技でもある、スキー競技(アルペンスキー)。圧倒的なスピード感と臨場感で、見る人を楽しませてくれます。

そんな華のあるスキーの世界で活躍するスキー選手に、憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、気になるスキー選手の年収、お金事情について解説していきます。

日本のスキー選手の収入について

日本で活躍しているスキー選手の年収は、実業団(社員)選手かプロ選手かによって異なります。

実業団選手の場合

実業団選手とは、企業に就職(所属)し、その企業の社員として仕事と並行しながらアスリート活動を行う選手のことです。競技シーズン中はスキーに専念することができ、会社員と同じように、安定した収入(給料)が保証されていることがメリットです。

また、アスリート活動に必要な遠征費なども企業が負担してくれることが多いです。実業団選手の収入は、企業の規模によってさまざまですが、一般的な会社員の年収とほぼ同じと言われています。企業によっては、大会で好成績を収めたときや偉業を成し遂げたときには、ボーナスが支給されることもあります。

実業団選手の年収は、固定給以外に大会での賞金報奨金によって上がる場合もありますが、スキーの世界では、他の競技に比べて賞金の出る大会が少なく、ワールドカップ大会など、世界的な大会で賞金を手にできる選手は、トップ選手に限られているのも現状です。

そのため、大会で好成績を残すようなトップ選手でも、会社員とアスリート業を並行する実業団選手であることが多いです。実業団選手は、スキー選手としての活動を引退した後も所属先企業で、社員として働き続ける選択肢があることもメリットと言えます。

以上のことより、実業団のスキー選手の年収は、以下の通りです。
・会社員の年収とほぼ同じ(300万円〜400万円ほど)
・好成績を収めた場合は賞金額やボーナスがプラスされる

プロ選手の場合

プロ選手は、実業団(企業)に所属せずフリーでアスリート活動する選手のことです。プロ選手は、実業団選手とは異なり会社員ではないため、毎月安定した給料は保証されていません。また、選手活動に必要な諸経費も、基本的に自己負担となります。

プロ選手の場合の収入は、大会での賞金や報奨金、スポンサー契約料、イベント活動などによる収入によって決まります。プロ選手の場合、企業による制限がないため、大手企業とのスポンサー契約によって稼いでいるプロ選手もいます。スポンサー料だけでも大きな収入源となるのが、プロ選手のメリットともいえます。

スポンサー契約料は企業の規模や、選手の成績などによって異なりますが、大手企業かつトップ選手の場合であれば、年契約で数千万円〜1億円以上になることもあります。プロスキー選手として有名な、皆川賢太郎選手は、以前出演したテレビ番組での発言から、年収数千万と言われています。

また、海外のトップ選手では約10億円稼ぐ選手もいることも発言していました。トップ選手の年収は、大会の賞金による金額も大きいですが、やはりスポンサーとの契約料が大きいようです。

以上のことより、プロのスキー選手の年収は数百万円〜数千万円(大会成績やスポンサー契約料による)となります。スポンサー契約が全くない場合など、場合によっては実業団選手(会社員)よりも少ない年収になることもあり、プロ選手の年収は人によってそれぞれです。

海外のスキー選手と世界大会について

スキーの本場である北欧では、スキー選手の年収が億超えになることもあります。そんな海外のトップスキー選手と、スキー世界大会の賞金について紹介します。

アルペンスキー・ワールドカップ

アルペンスキー・ワールドカップは、1967年より国際スキー連盟が毎年開催する世界大会です。世界選手権、オリンピックに並ぶ重要な大会ということもあり、賞金金額も大きくなっています。

【アルペンスキー・ワールドカップ(2021シーズン)】
男子、女子それぞれの賞金ランキングは以下の通りです。

男子
1位 アレクシ・パンテュロー選手(フランス)
379,064.88(CHF) 約44,350,590円
2位 ビンセント・クリヒマイヤー選手(オーストリア)
355,090.00(CHF) 約41,545,530円
3位 マルコ・オーデルマット選手(スイス)
285,920.00(CHF) 約33,452,640円

女子
1位 ララ・グート選手(スイス)
485,091.00(CHF) 約56,755,647円
2位 ペトラ・ブルバボ選手(スロバキア)
444,501.00(CHF) 約52,006,617円
3位 ミカエラ・シフリン選手(アメリカ)
410,978.53 (CHF) 約48,084,488円

※1CHF(スイスフラン)=117円で算出

アルペンスキー・ワールドカップの賞金は4〜5千万円にのぼり、高額です。また、トップ選手は大会での賞金以外にも、スポンサー契約等の収入もあるため、億を超えるようなトップ選手もいることが分かります。

まとめ

スキー選手の年収は、日本人選手ですと実業団(社員)選手とプロ選手でも違いますし、また日本人選手と海外選手でも年収に違いがあることが分かりました。

日本では、スキーはメジャーなスポーツのようにみえて、まだまだ国内での大会が少ない競技ではありますが、本場北欧では、何億~何十億と稼ぐトップ選手もいるほどの競技です。

将来「スキー選手になりたい」と、スキー選手に憧れを抱いている人は、日本での活躍はもちろん本場海外での活躍も、視野にいれてみてはいかがでしょうか。

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