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エクストリームバイクとは!?歴史や構造を徹底解説!

華麗なテクニックやダイナミックな技を魅せて競う”エクストリームスポーツ”をご存知でしょうか。

パルクールやBMXなどが一例で、世界には様々なエクストリームスポーツがあり、日々多くの人に親しまれています。

今回は、数多くあるエクストリームスポーツの中でも、スリル満点で人気のある「エクストリームバイク」について紹介します。

エクストリームバイクとは

エクストリームバイクとは、専用の大型バイクを使用し、アクロバット技を競うエクストリームスポーツです。重量のある大型バイクをいかに操れるかが魅力の競技です。

単純にバイクの操縦技術だけではなく、ライダーの身体能力、運動能力も問われるので、見応えがたっぷりあるでしょう。

前輪を上げながら走る「ウィリー」や、後輪を上げる「ストッピー」などが代表的なトリックで、小さい頃に自転車でチャレンジした人も多いのではないでしょうか。「スポーツフリースタイルバイク」「バイクスタント」なんて呼ばれることもあります。

エクストリームバイクの歴史

エクストリームバイクのルーツは、1963年に公開された映画『大脱走』が由来とされています。スタント役のバド・イーキンズがバイクで柵を超えた映像が話題になり、”バイクスタント”という言葉が世に広まりました。

また、バド・イーキンズは1999年にグランド・キャニオンをジャンプしたことでも有名で、結果的に着地に失敗しましたがこの挑戦は全米で大きく取り上げられました。日本でもこの映像を見たことある人が多いでしょう。

その後、モトクロス競技のスーパークロスの余興でウィリーなどの技が見られるようになり、競技へと発展していきました。
日本では2000年にお台場で開催された『コアエクストリームサマーゲームス』に当時有名だった2人の巨匠が出演し、「エクストリームバイク」という言葉が広まっていきます。

これを機にブームが巻き起こり、競技にチャレンジする人が増えていきました。

エクストリームバイクに使用されるバイクについて

エクストリームバイクで使用されるバイクは、排気量が600ccを超える大型バイクが多いです。中でも100馬力以上のレーサータイプやスポーツタイプがライダーから選ばれやすいです。

軽い小型バイクは小回りが利きトリックしやすいと思われがちですが、重量のある大型バイクが使用されるのはバイクの安定性や、静止状態から体勢を変えることが多くそのためにパワーが必要だからです。

パワーがあればあるほど、体勢を変えやすいと考えていいでしょう。

エクストリームバイクの構造について

エクストリームバイクを見たことがある人は分かると思いますが、単なる大型バイクとは異なり多くのカスタムが施されています。カスタムを工夫してトリックの幅を広げるのも、エクストリームバイクの醍醐味です。

ここからは、エクストリームバイクに使用されているバイクはどんな構造になっているのか、簡単に紹介していきます。

エンジンを守るエンジンスライダー(エンジンガード)は必須

エクストリームバイクは転倒して当たり前の競技です。なので、エンジン周りの保護はエクストリームバイクにおいて最重要カスタムと言っても過言ではありません。

その為、転倒時に衝撃から守ってくれるエンジンスライダー(エンジンガード)を装着します。1回の転倒でバイクが再起不能になることも考えられるので、これからエクストリームバイクにチャレンジする人は押さえておくべきポイントです。

カウルは装備せずにネイキッド化

カウルを装備せず、エンジンが裸になっているバイクを”ネイキッド“と言います。エクストリームバイクにおいて、スーパースポーツ(SSバイク)を使用する際はネイキッド化することが多いです。

これは転倒することを前提にカウルを外すのですが、カウルが装備されていると転倒して損傷し、何回も交換することになるからです。

ガソリンタンクが凹んでいるのはなぜか

ライダーのバイクはガソリンタンクの上部がかなり凹んでいるのですが、これはタンクの上でトリックをすることがあるからです。「キリスト」と呼ばれるトリックが例で、タンクを凹ませることによって足やお尻をフィットさせることができます。

転倒や損傷による凹みではないので、ライダーになるときは知っておきたいギミックです。

ウィリーバーを装備

エクストリームバイクの特徴として、車体後部に取手のようなパーツが付いています。これを「ウィリーバー」と言って、ウィリーバーを装備することによってトリックの幅を広げることができます。

バイクが立っている状態を見たことのある人がいると思いますが、これはウィリーバーがそうさせています。

まとめ

今回は、エクストリームスポーツの一つ「エクストリームバイク」について紹介していきました。

ライダーは常に危険と隣り合わせですが、その分ダイナミックなトリックを観客に楽しんでもらえるスポーツです。

興味がある人は、この記事を参考にして競技を始めてみましょう。

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Naoto

Naoto

フリーランスライター

フリーランス、YouTube、DJで生きているアラサーWEBライターです。

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