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【体力テスト】50メートル走コツ6選!タイムUPのポイントを調査

スポーツテスト(新体力テスト)の中で、最も単純ながら実は難しいのが、50m走です。

一生懸命走るだけと思われがちですが、それは間違い。

実は50m走にはコツがあり、普段走り慣れていない子どもほど記録を伸ばせる可能性があるのです。

ここでは、新体力テストの50m走のコツ6選をご紹介します。

【体力テスト】50メートル走のルール

【体力テスト】50メートル走コツ6選!タイムUPのポイントを調査①

新体力テスト実施要項に書かれている50m走のルールをまとめると、以下のような内容になります。

①50mの直線を走る
②6歳から11歳はスタンディング、12歳から19歳はクラウチングでスタート
③ゴールライン上に胴が到達するまでのタイムを測る

そして注意点として、ゴールライン前方5mのラインまで走るようにするとあります。

実はこのルールと注意事項の中に、50m走タイムアップの秘訣がいくつも隠れているのです。

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【体力テスト】50メートル走のコツ

【体力テスト】50メートル走コツ6選!タイムUPのポイントを調査②

本格的に速く走ろうと思ったら、脚の筋力アップは必要。

できれば上半身の筋力もつけたいところです。

とはいえ、体力テストのために本格的なトレーニングなどできないもの。

ここではできる範囲で手っ取り早くタイムを上げるコツをご紹介します。

コツ① スタートの利き足

50mという短い距離では、スタートダッシュをいかに速くするかが最大のポイント。

スタートで最大限の力を爆発させてダッシュできれば、スピードに乗ることができます。

そのコツは、利き足の位置

実は利き足の位置は、6歳から11歳までのスタンディングスタートと12歳以上のクラウチングスタートで逆になります。

スタンディングスタートは、利き足を前にするのがコツ。

後ろ側の足で蹴りがちですが、最初に前の足で地面を蹴って、勢いよく飛び出します。

小さな子どもは自分の利き足を意識していないことが多いのですが、サッカーをやってみて自然にボールを蹴る方が利き足です。

一方、クラウチングスタートでは利き足が後ろ

体力テストではスターティングブロックは使いませんが、それでも利き足を後ろにした方が力強いスタートを切ることができます。

コツ② スタートは前に倒れる

そしてクラウチングスタートは地面を強く蹴るためにしゃがんでいると思われがちですが、これは間違い。

前に向かって倒れ込むことで、前進する力を生んでいるのです。

そこで重要になるコツが、ラインについた手の真上に肩を出すこと。

クラウチングスタートに慣れていないと、手よりも肩が後ろになりがちですが、これでは重心が後ろになってしまいます。

体への負担は少し大きくなりますが、本来は手よりも肩の方が前になるくらいが理想。こうすれば体重をより前に乗せ、スタートと同時に前に倒れ込みやすくなります。

この倒れ込みが加速のためにはとても重要。

スタンディングスタートでも同じで、スタート後の数歩の間は前に倒れ込むよう意識することで加速力が生まれます。

コツ③ 前傾姿勢

スタート後の加速では前傾姿勢を維持するのがコツ。

加速している途中で体が起きてしまうと、蹴る力が下に向かい、前への推進力が少なくなってしまいます。

ただし前傾姿勢を意識して頭だけを低くするのは逆効果です。

背中を曲げるのではなく、体は一直線に伸ばしながら体全体が前に倒れ込み続けるようにして加速します。

みぞおちと膝を同時に前に出すイメージで走ると、倒れながら足が前に出て加速しやすくなるはずです。

コツ④ 腕を振る

速く走るためには腕をしっかり振れ」とよく言われます。

これは腕の振りに連動して足が前に出るから。

そして実はもう一つ理由があります。

それは腕を振ることで体の軸が安定すること。

腕の振り子効果で体幹が安定すれば、ぶれがなくなって走りも速くなります。

ただしこのとき、腕を振るために力んでしまっては逆効果。

手に持った生卵を割らずに走るイメージで肩と手の力を抜いて、自然に腕を振るようにします。

コツ⑤ 5m前まで走る

実施要項の注意点に書かれている「ゴールの5m前方のラインまで走る」という項目は実はかなり重要。

多くの人が50m走ではゴールラインを越えたところで力を抜きますが、これをやるとゴール前からわずかに減速してしまっているのです。

一般的な100m走の場合、最初の加速は25m付近までで、そこから2次加速が50mあたりまで続きます。

つまり50m走はまだ加速の最終段階。

ゴール時点で止まることを意識するのはとてももったいないのです。

だからゴールとして意識するのは55mのライン。そこまで全力疾走するつもりで走ればタイムアップにつながるはずです。

コツ⑥ 胴でゴール

実施要項のルールにある「ゴールライン上に胴が到達するまでのタイムを測る」という項目も、地味ながら重要なヒント。

最後にジャンプするように足を前に出す人がいますがあれは無意味なのです。

そして前傾姿勢で最初の加速をした後、最も速く走れるのは、頭が糸で上に引っ張られるような姿勢

この姿勢で腕を振ってバランスをとり、正しく走れば、腕や頭ではなく自然に胸が前に出るはずです。

まとめ

今回は50m走を速く走るコツをご紹介しましたが、その前に重要なのは、足にぴったり合った靴を履くということです。

特にかかとがしっかりフィットしていないと、全力で走ることができません。

成長期には大きめの靴を選びがちですが、サイズの合わない靴はスポーツには危険なことも。

記録と安全のため、体力テストのときにはできるだけジャストサイズの靴を履くようにしてください。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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