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野球の人数って何人?基本的な規則やポジションを押さえよう!

バスケットボールは5人、ラグビーは15人と、スポーツによってフィールドに入れる選手の人数は決まっています。

では野球は?

たくさんいる選手は、それぞれ何をやっているのでしょうか?

今回は、野球の人数とポジション、打順などを解説します。

野球の人数は何人?

野球の人数って何人?基本的な規則やポジションを押さえよう!①

野球は1チーム9人でプレーします。

ただし指名打者制を採用している場合は合計10人

ピッチャーが打つべき打席に、打撃専門の選手が入ります。

ベンチ入りできる人数

野球は途中交代できるため、ベンチ入りできる人数はもっと多くなるのが一般的。

その人数は団体によって決まりがあります。

日本のプロ野球では、ベンチ入りできる人数は最大25人。

大学野球も25人が一般的ですが、無制限という大会もあります。

高校野球は全国大会では18人、地方大会は20人が一般的。

国際大会では、オリンピックは24人、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は28人です。

また選手のほか、試合に出場しない監督やコーチもベンチに入ります。

交代のルール

野球では最初に試合に出る先発メンバー(スタメン)を選び、選手名と打順、守備位置を審判に申告します。

そしてサッカーなど多くのスポーツでは途中交代できる人数に制限がありますが、野球には人数制限はありません

ベンチ入りしたメンバーは全員が交代可能。

ただし一度ベンチに下がった選手を再び出場させることはできません

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【野球】DH(指名打者)制とは?意味や具体例をご紹介!
【野球】警告試合とは?意味や事例について詳しく解説!

野球の人数 守備のポジション

野球の人数って何人?基本的な規則やポジションを押さえよう!②

プレーする9人が揃ってグラウンドに出るのは、守備のときです。

このとき選手は、それぞれのポジション(守備位置)につきます。

ピッチャー

ピッチャー(P・投手)の守備番号は1番。

相手チームのバッターが打ちにくいボールをキャッチャーに向かって投球する、最も重要な役割です。

ピッチャーは途中交代することが多いポジション。

最初に投げるピッチャーは先発、最後に投げるピッチャーは抑え、先発と抑えの間に投げるピッチャーは中継ぎと呼ばれます。

キャッチャー

キャッチャー(C・捕手)の守備番号は2番。

ピッチャーが投げたボールをキャッチします

投げる球種を考えてピッチャーにサインを送り、盗塁を阻止する役割も。

守備陣全体に指示も出すことから守備の要(かなめ)と呼ばれます。

ファースト

ファースト(1B・1塁手)の守備番号は3番。

1塁ベース周辺の守備をし、1塁への送球をキャッチします

内野からの送球を少しでも早く捕るため、柔軟性が高い選手か、背の高い選手が適任です。

セカンド

セカンド(2B・2塁手)の守備番号は4番。

2塁ベース周辺の守備をし、2塁への送球をキャッチします

ファーストまでの距離が近いため肩は弱くても良いのですが、素早く打球に反応できる俊敏性が必要です。

サード

サード(3B・3塁手)の守備番号は5番。

3塁ベース周辺の守備をし、3塁への送球をキャッチします

サードは痛烈な打球を受けることが多いポジション。

素早い反応と打球を止める強い体が求められます。

ショート

ショート(SS・遊撃手)の守備番号は6番。

2塁と3塁の間の守備をし、2塁や3塁のベースカバーも行います

役割が非常に多く、最も高い守備力が必要。

素早い状況判断ができる野球偏差値の高さも重要です。

レフト

レフト(LF・左翼手)の守備番号は7番。

外野左方向の守備をします

レフトには速い打球がくることが多いため、足の速さと高い守備力が必要です。

センター

センター(CF・中堅手)の守備番号は8番。

外野中央の守備をします

守備範囲が広く、ホームまでの距離も遠いため、足の速さと肩の強さが求められるポジションです。

ライト

ライト(RF・右翼手)の守備番号は9番。

外野右方向の守備をします

ランナーを3塁やホームでアウトにするため、正確で鋭い送球ができることが理想。

また1塁カバーに走ることが多く、体力も必要なポジションとなります。

野球の人数 攻撃の打順

野球の人数って何人?基本的な規則やポジションを押さえよう!③

攻撃のときには1人ずつバッターとして打席に立ちます。

この打順を決めるのは自由。

ただし一度決めた打順を試合途中で変えることはできません。

そして一般的にこの打順には作戦上の役割があります。

上位打線

上位打線とは、1番バッターと2番バッターのこと

チャンスを作ることが役割で、長打よりもとにかく塁に出ることが求められます。

1番バッターは中でも特に出塁率が重要。

フォアボールを選べる選球眼と、内野安打でも出塁できる走力が求められます。

続く2番バッターは従来、送りバントなどでランナーを進めるのが役割でした。

しかし近年は統計学的に2番バッターの長打で得点する方が効率的だと言われ、2番に強打者を置くチームも増えています。

中軸

クリーンナップとも呼ばれる中軸は、3番、4番、5番バッターのこと

塁上に溜まったランナーを返すことが役割です。

3番バッターは上位打線と中軸を兼ねる役割。

長打力を発揮しながら、4番につなぐバッティングもできることが理想です。

4番バッターは得点を求められるバッティングの花形。

チームで最も長打力があり、チャンスに強い選手が起用されます。

5番バッターは3、4番で得点した後にさらにダメ押しを狙う打者。

やはり長打力やチャンスへの強さが求められますが、4番までで攻撃がひと段落した後、新しくチャンスを作る1番バッターのような役割とするチームもあります。

下位打線

チームの中でバッティングの上手な選手を上位打線や中軸に並べていくと、6番から9番の下位打線にはバッティング能力の劣る選手が配置されがち

しかしそれぞれに重要な役割があります

6番バッターは中軸のすぐ後で塁上にランナーが残っていることが多いため、その状況に合わせた幅広いバッティング技術が必要に。

7番バッターは5、6番のタイプによって、ランナーを返せる強打者を配置することもあれば、つなぎに徹することもあります。

DH制がない試合では8番バッターの役割は重要。

9番に打撃がほとんど期待できないピッチャーが入ることが多く、8番バッターには溜まったランナーを返すことが期待されるのです。

そしてDH制のある試合では8番、9番バッターは1番バッターにつなぐことが主な役割となります。

まとめ

9人のメンバーの中で、それぞれ役割が違う守備のポジションや攻撃の打順を任されるのが野球の特徴。

どのような特徴を持った選手がどのポジションと打順についているのか、考えながら観戦してみるのも面白いのではないでしょうか。

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