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【ボウリング】投げ方のコツは8つ!初心者が意識すべきことは?

1年間に1回以上プレイしたことがある「参加人口」の調査ではウォーキングに次いで2位となっているボウリング。あまり上手くなくても十分に楽しめることから人気のスポーツです。とはいえ何度かやっていれば高スコアを目指したくなるもの。

それは投げ方のちょっとしたコツを覚えれば、難しいことではないのです。

ここでは初心者が意識した方がいいボウリングの投げ方のコツを、ボウリング経験のある筆者が解説します。

ボウリング|投げ方のコツ 狙い方

実際に投げる前に、まずはどこを狙って投げるかが重要。一投目は1番ピンの中心に向かって投げる人も多いのではないでしょうか。しかしそれは大きな間違い。真ん中に当たると左右のピンが残るスプリットになりやすいのです。

コツ① 狙う場所

投げるときに狙う場所は、1番ピンの少しだけ横。右利きの場合は1番ピンの少し右、1番ピンと3番ピンの間です。これをポケットと言います。左利きの場合は、1番ピンの少し左側で1番ピンと2番ピンの間がポケットです。ポケットに当てることが、ストライクを出すコツになります。

またそれぞれの逆側をブルックリンと言います。右利きの場合は1番ピンの少し左側。左利きの場合は1番ピンの少し右側で、この場合もストライクは出やすくなります。

コツ② 簡単に狙う方法

とはいえ18mも先にあるピンの間を正確に狙うのはとても大変。実はプロでもそのような狙い方はしていません。実際にはスパットというとても便利なものがあるのです。

スパットはレーンの4m先に描いてある三角形7つのマーク。

右利きの場合、右から2つ目の2番スパットの上を通るように投げるのがコツになります。ストレートでここを通ればちょうどポケットの位置に行くはず。左利きの場合は左から2番目で、この場合も2番スパットと呼びます。

では2番スパットの上を通り、まっすぐ進んでいるのにポケットに当たらない場合はどうすればいいでしょうか?

この場合は投げ方や狙うスパットの位置で微調整するのではなく、投げる位置で調整します。具体的には、最初の立ち位置を左右にずらすのです。そしてどの板の上に立ったときに正確にポケットに当たったかを覚えておきます。

コツ③ 投げる位置

2番スパットを通ってポケットにまっすぐ行くためにはどこで投げるべきでしょうか? 基準となる場所は簡単な角度の計算で分かっています。

ボウリングのレーンには39枚の板が張ってあるのですが、正解は、投げるときに右から10枚目の板を右手が通過する位置です。左利きなら左から10枚目となります。その場所を覚えておき、そこに向かって助走していくのです。

アプローチを始める位置にはスタンスドットと呼ばれる点が描かれていますから、毎回同じ、正しい位置からスタートします。

ボウリング|投げ方のコツ 体の使い方

狙う位置と立ち位置が決まったら、いよいよ投げ方です。ストライクの場面では大きな音と共にピンが弾け飛ぶように見えるもの。そのためつい力を込めて投げてしまうのですが、それは最もやってはいけない間違いだと言われています。

では具体的にはどうすればいいのでしょう?

コツ④ 助走のリズム

右利きで助走が4歩の場合、1歩目は右足を中くらいの幅に踏み出します。2歩目の左と3歩目の右は小幅、最後の4歩目の左は大幅にするのがコツです。リズムで表現すると、タン、タ、タ、ターン。

助走を5歩にする場合は、この4歩の助走の最初に左足を付け足します。

コツ⑤ 力を抜いた振り子運動

投げ方で最も大切なコツ、それは力を抜くことです。

腕の力は抜き、ボールの重みを利用して腕を振ります。まず胸の右横あたりでボールを抱えたところからスタート。1歩目で腕を伸ばすようにして前に出し、2歩目でボールの重さを利用して腕を振り下ろします。

すると3歩目では重みの反動でボールが後ろに上がり、4歩目ではその反動で降りてきたボールを自然にリリースすることになるのです。

肩を軸にして振り子のように腕が動くイメージです。

コツ⑥ 投げないリリース

腕を振り子のように振りつつも初心者がやりがちなのが、リリースで力を込めてしまうこと。自分の力で前に投げるのではなく、重力で落ちてくるボールの後ろに手が続くイメージを持つのがコツです。

そして落下点では投げるのではなくボールを離し、後押ししてあげるように手を大きく前に振り抜きます。

コツ⑦ 体と指の向き

まっすぐ投げているつもりなのにボールが曲がってしまう場合、体、腕、手のどこかがおかしな方向を向いている可能性があります。

コツは、体、腕、手が狙うピンに対してまっすぐ正面を向いていること。

特にありがちなのは手の向きです。リリースのときの親指の位置は12時。振り子運動から親指をまっすぐピンに向かって振るイメージです。

コツ⑧ 同じフォームの繰り返し

最後のそして重要なコツは、毎回同じフォームで投げることです。それは1投目だけでなく、スペアを狙う2投目でも同様。投げる位置と体全体の向きだけを変え、フォームは変えずに投げるようにします。腕の振り方や手首の角度などで狙いを微調整しないよう気をつけてください。

まとめ

ボウリングの投げ方のコツは、力を抜き、ボールの重さを利用して振り子のようにまっすぐ腕を振ること。力を込めて投げないよう注意して、同じ立ち位置、同じフォームを繰り返せば、スコアアップが狙えるはずです。

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スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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