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【キャッチボール】コツ8選!コントロールUPに必要なこと!

野球の練習で最初にするのがキャッチボール。

また本格的に野球をしなくてもキャッチボールくらいはできるようになっておきたいと思う人も多いのではないでしょうか。

今回は、キャッチボールの基本やコントロールアップのコツをご紹介します。

【キャッチボール】ボールの握り方のコツ

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ボールの方向が毎回バラバラという人は、基本的な握り方ができていないために、球筋が安定していないのかもしれません。

まずは握り方からチェックしてみてください。

コツ①フォーシームで持つ

野球のボールはわし掴みではなく、親指、人差し指、中指の3本で握ります。

人差し指と中指の間隔は指1本ほど。

親指は人差し指と中指の逆側から支えるように持ちます。

このときに球筋が安定するコツはフォーシームで持つこと

フォーシームというとピッチャーの特殊な球種のように思われがちですが、ボールが縦に1回転する間に4回縫い目が見えるという意味で、実は普通のストレートになる最も基本的なボールです。

その持ち方は、人差し指と中指に対して垂直に2本の縫い目が来るように握るというもの。

人差し指と中指の根本、さらに人差し指と中指の第一関節の先が縫い目にかかり、親指の第一関節の先でも縫い目を押さえます

縫い目にしっかり指がかかることで縦に回転をかけることができ、球筋が安定する持ち方です。

コツ②下向きに持つ

初心者は投げる直前に振りかぶったとき、親指を手前、人差し指と中指を外側にして、ボールを上に向けがち。

しかしこれではボールを上に押し出すような動きになり、スムースに投げることができません。

振りかぶったときには手首をひねって親指を外側に、ボールを下に向けるのがコツ

ここからスタートすれば、よりスムースに腕を振ることができます。

【キャッチボール】投げ方の練習とコツ

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基本的な持ち方ができたら、まずは正面を向いたまま、腕と手首のスナップだけで投げてみてください。

肘を肩よりも少し高い位置にすることを意識して、腕を大きく伸ばし、腕が伸び切ったところで投げる練習をします。

それができたら、次に体を横に向けたところからスタートし、腰のひねりを利用する投げ方を練習します。

前にした足を上げて体重を利き手側の足に乗せてから、前側の足に体重移動。

同時に腰をひねって、その動きを肩から腕に伝えます。

コツ③グラブの手を相手に突き出す

パワーをうまく使うには、体を横にして足を上げたときにグラブをはめた手を相手に向かって突き出すのがコツです。

こうすることで体が早く開いて手投げになってしまうのを防ぎます。

投げるときには体重移動と同時にグラブをはめた手を抱え込むように引き寄せます。

その勢いを使って腰が一気に旋回し、パワーを腕に伝えるのです。

コツ④肩のラインと腕のラインを揃える

体重移動と腰の回転で生まれたパワーをボールに伝えるコツは、両肩を結んだラインと腕を揃えることです。

上から投げようと意識して腕だけ上げてしまうと、腰の回転軸と腕の軸がズレてしまいます。

右利きの場合、右肩が左肩より上がり、斜めの軸で体が回転。その先にある腕を遠心力で振るイメージです。

コツ⑤腕をムチのように使う

腰からの回転で腕を振るときは、肘を少し前に出すことでしなやかなムチのように振るのがコツ

最後に、伝わった力を人差し指と中指の2本に集中させます。

コツ⑥小指が下→親指が下に

ボールを離すときには小指が下で、離した直後には親指が下になるように手首を返します。

これはバドミントンのスマッシュと同じ動き。意識すればより自然に、強く腕を振ることができます。

【キャッチボール】コントロールをアップするコツ

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ここまでのコツを押さえれば、キャッチボールの基本的な形はできたはず。

しかし初心者のうちはコントロールが定まらず、ボールが狙ったところに行かないことが多いかもしれません。

そこで、コントロールをアップするコツをご紹介します。

コツ⑦下半身を安定させ、上半身はリラックス

コントロールを安定させるのは、どっしりした下半身。

まずは重心を低くして下半身を安定させることを意識してください。

前に踏み出したら、自分の足をチェック。

つま先をまっすぐ相手の方に向けるのもコツです。

どちらかに曲がっているようなら、真っ直ぐになるよう、気をつけてください。

そして上半身はリラックス。下半身の体重移動から始まった腰の旋回運動がスムースに上半身に伝わるようにして、特に腕の力は抜くことが重要です。

全力で投げる必要のないキャッチボールでは、上半身の力を入れるのはリリースの瞬間の指先だけと意識するのがコツです。

コツ⑧最後にバックスピンをかける

コントロールよく投げるためには、ボールにバックスピンをかける必要があります。

バックスピンがかかったボールはよく伸びるため、力一杯投げなくても安定した軌道でまっすぐに届きやすいのが特徴。

逆にバックスピンが足りないとボールが伸びず、途中で失速してしまいます。

バックスピンをかけるコツは、人差し指と中指。

リリースの瞬間に2本の指に集中し、縫い目を下向きに擦りながら押し出すことで、強いバックスピンをかけることができます。

まとめ

キャッチボールは、下半身からのパワーをスムースに回転運動に変え、リラックスした腕に伝えることがコツ。

そして最後の指先に集中すれば、よく伸びるボールが投げられるはずです。

キャッチボールは野球の基本。それに手軽なエクササイズとしても楽しめます。

コツを意識しながら練習して、ぜひ基本を覚えてみてください。

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