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【ゴルフスイング】正しい動きや注意点を解説!

多くのスポーツが動いているボールを打つのに対して、ゴルフは止まっているボールを打てるとても珍しい球技。

にもかかわらずまっすぐ打つことすら難しいのがゴルフの不思議なところです。

思い通りに飛ばすためには、正しいスイングを身につけるのが一番。

今回は、ゴルフスイングの正しい動きと注意点を解説します。

ポイントを押さえてスコアアップを目指してください。

【ゴルフスイング】アドレス

【ゴルフスイング】正しい動きや注意点を解説!①

アドレスはスムースにスイングするための大切な準備。

ここをおろそかにするとぎこちないスイングになってしまいます。

ちなみにアドレスといえばスタンスや構えのことですが、ルール上の「アドレス」は、スタンスをとっていたかどうかに関わらず、ボールの直前や直後の地面にクラブを置く動作のこと。

もし打つ気がなくてもこの動作をしてしまうとアドレスに入ったことになってしまいますから気をつけてください。

ではアドレスで覚えるべき基本をご紹介します。

スタンスは狭め

スタンス(足幅)はアイアンの場合はシューズの横幅の2.5足分、ドライバーなら3.5足分が標準。

これを基準に打ちやすいスタンスを取ることになりますが、一般的なアマチュアゴルファーはスタンスが広すぎることが多いと言われています。

スタンスが広いとパワーが出る代わりに回転と体重移動がしづらくなることに。

まずは基本のスタンスを意識してください。

【関連記事はこちら】⇩
【ゴルフ】グリップの握り方6つのポイント!注意点もご紹介!
【ゴルフ】ルール(最低限)を覚えよう!6つのポイントを押さえよう

前傾前にまっすぐ立つ

スタンスが決まったら前傾する前にまっすぐ立ちます。

このとき背筋をしっかり伸ばすのがコツ。

そして背中はまっすぐにしたまま股関節から上半身を傾けて前傾します。

すね・腕は地面と垂直

次に膝を軽く曲げます。

このとき重心は両足の拇指球(親指の付け根の膨らみ)に乗せ、すねが前後に曲がらず地面と垂直になることを意識。

また肩から手までの腕も地面と垂直になるように下ろします。

3つのラインをチェック

打つ準備ができたら、以下の3つのラインが並行になっているかチェックしてください。

・両足のつま先を結んだスタンスライン
・両肩を結んだライン
・両太ももを結んだライン

この3つのラインの向きが揃っていないと、動きが不安定になってしまいます。

初心者は特に肩のラインがずれてしまいがちですから注意が必要です。

【ゴルフスイング】バックスイング

【ゴルフスイング】正しい動きや注意点を解説!②バックスイングでどう上げれば良いのか分からないという人は多いもの。

一度悩んでしまうとさらにぎこちない動きになってしまいます。

そこで動きの基本をしっかり覚えてください。

体幹を使ってスタート

バックスイングは最初の30cmが特に重要。

ここで腕の力を使って持ち上げようとするとスイング全体が不安定な動きになってしまいます。

始動のコツは体幹を使うこと。

ヘソを中心に体を回し、両手は体の正面から外れないようにします。

始動は腕を一切使わないイメージでOKです。

クラブの角度と位置

クラブが腰の辺りまで上がってくるときに注意したいのはクラブの角度と位置です。

フェース角度は前傾か垂直の範囲になるよう意識。

開き過ぎや閉じ過ぎはスライスやフックの原因になります。

そして手元よりもシャフトとヘッドが高い位置になることも重要。

ヘッドが手元よりも下の位置だと振り遅れやダフリなどにつながります。

45度と90度

バックスイングの上端は45度と90度、2つの角度を意識します。

45度は腰の回転で90度は肩の回転です。

右利きの場合、右腰を背後に引き45度に。かなり大きく引くイメージです。

腰がしっかり回転していれば肩も回転しやすいはず。

左肩があごの下にくるくらい大きく回転すれば90度になっているはずです。

手首と肘

悩んでしまう人が多いのが、クラブを上げる方向。

これは手首(コック)を曲げる方向が決まれば解決します。

コックは左手親指側に曲げるイメージ。

クラブはその方向に向かって自然に上げていくだけです。

そして左肘をまっすぐに伸ばせば、大きな軌道で振ることができます。

【ゴルフスイング】ダウンスイング

【ゴルフスイング】正しい動きや注意点を解説!③ダウンスイングはバックスイングを逆にしたものではないところがポイント。

切り返しの「」でスピードを生み出します。

体でスイング

ダウンスイングでスピードを生むのは、体の回転

腕ではなく、ひねった腰を解放して戻すことで回転力を生みます。

回転させるコツは、右利きの場合、左腰を背後に回すこと。

これで強力な遠心力が生まれますが、このときに一緒に腕をスタートさせるのではなく、グリップは一瞬トップの位置に残しておくのがコツです。

これによってを生み出し、腰の回転力を一気に腕に伝えます。

左手の甲を地面に

そのままインパクトするとフェースが開いたままボールに当たり、スライスやプッシュアウトになってしまいます。

そこでフェースを閉じるフェースローテーションを行いますが、このときに右手を使って返そうとするとすくい打ちになってしまいます。
コツは左手を使うこと。

手と手首、腕をリラックスさせ、インパクトにかけて左手の甲を地面に向けるイメージで振り切れば、自然にフェースローテーションができるはずです。

【ゴルフスイング】フォロースルー

【ゴルフスイング】正しい動きや注意点を解説!④初心者がやりがちなのが、インパクトのときに頭が上がってしまうヘッドアップ

これを防ぐためには打ち終わった後のフォームまでしっかり意識する必要があります。

前傾を維持

顔をすぐに上げないことと合わせて重要なのは、打ち終わっても前傾を維持すること。

打ち終わっても顔を上げないことだけ意識すれば前傾姿勢を維持しやすく、強く正確に振り切ることができます。

両腕が伸びきる

フォロースルーのチェックポイントは両腕がしっかり伸びきっているかです。

これは意識して伸ばすというよりも自然にそうなることが理想。

もしフォロースルーでひじが曲がっているようなら、腰の回転不足が考えられます。

しっかり回転できていれば腕がまっすぐ伸び、ダイナミックなフォロースルーになっているはずです。

体重は完全に移動

フィニッシュは右利きの場合、左足にすべての体重が移動します。

左足一本で立ち、右足はつま先立ちになっているのが理想。

最初のうちはこのフィニッシュの形をしっかり意識し、そのゴールに向かって振るようにすると、フォームが定まりやすくなるはずです。

まとめ

ゴルフは微妙なズレが大きく影響するスポーツ。

細かな修正点にばかり注目してしまうと全体のフォームが崩れてしまうことになりがちです。

うまく打てなくなったら基本に立ち返って、シンプルに正しいスイングをチェックしてみると良いかもしれません。



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おおぱ!

おおぱ!

寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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