どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツを探求する

【ヨガ哲学】本来の目的や考え方をご紹介!日々の生活にいかそう

ヨガをする上で欠かせないのがヨガ哲学です。

「エクササイズなのに哲学を学ぶの?」と思う方もいるかもしれませんが、要点文章ヨガと哲学は強い結びつきがあります。

ヨガ本来の効果を十二分に発揮するためには、ヨガ哲学を理解することが大切です。

でも、「哲学」と聞くと一気にとっつきにくくなりますよね。

「哲学ってなんだか難しそう」「哲学ってなに?」という方に向けて、この記事では分かりやすくヨガ哲学について解説していきましょう!

ヨガ哲学とは?

ヨガ哲学とは、ヨガを実践することで自己の本質を探求する営みのことです。

つまり、「自分自身とよく向き合い、自分のことをよく知ろう」ということ。

例えば、他人から見えている自分は「◯◯くんのお母さん」ですが、それは表面上の自分でしかありません。

「本来の自分はどんな自分だろう?」と自分と向き合うことも哲学の本質です。

そう聞くと、「哲学ってそれほど難しいものではないのかも?」と思えるのではないでしょうか?

インド六派哲学の1つ「ヨーガ学派」

ヨガ哲学を学ぶ上で押さえておきたいのが、古代インド六派哲学の1つである「ヨーガ学派」です。

ヨーガ学派とは、瞑想により心を整えるヨガを実践することで「解脱」を目指す学派のこと。

解脱を分かりやすく言うと、「悟りをひらく」という考えに近いでしょう。

このことから古代インドの時代において、ヨガとは精神的な修行法だったことが分かります。

ヨガの経典『ヨーガ・スートラ』

ヨーガ学派が経典としている『ヨーガ・スートラ』は、400年頃に編纂されました。

ヨガ哲学の教えのほとんどは『ヨーガ・スートラ』によるものだと言われています。

【関連記事はこちら】⇩
【ヨガ】10種類一覧|それぞれの特徴を詳しくご紹介!
ウェルネスとは?ヘルスとの違いや具体例もご紹介!

『ヨーガ・スートラ』から読み解くヨガ哲学

さっそく先ほどご紹介した『ヨーガ・スートラ』の内容も踏まえて、ヨガ哲学についてさらに深く見ていきましょう!

ヨガ本来の目的

ヨーガ学派のところでも触れましたが、ヨガによって解脱を目指すというのがヨガ本来の目的です。

「解脱ってどういう状態のこと?」と疑問に思うでしょう。

具体的には 「真の自分を見つけること」。インド哲学において、その状態を「アートマン(真我)」と呼びます。

ヨガの考え方

真の自分を見つけるためには、 ヨガの「呼吸法」「ポーズ」「瞑想」の3つの要素が大切です。

『ヨーガ・スートラ』の1章1節に「ヨガとは、心のはたらきを静止するものである」と記載されているように、心を制することで本当の自分を見つけられると言われています。

そもそも、ヨガの語源はサンスクリット語で「牛や馬にくびきをつけて結びつけること」。

ヨガには牛や馬を結びつけるように、 「心と身体のバランスを整える」という意味があります。

すなわち、心と身体は表裏一体だとする考え方なのです。

これでやっと、ヨガと哲学には強い結びつきがあることが分かったのではないでしょうか?

日々の生活に活かせるヨガ哲学

ヨガ哲学は、日常生活にも活かせる教えがたくさんあります。

ここでは、日々の生活にも活かせるヨガ哲学について3つご紹介していきましょう!

シャウチャ

シャウチャとは「清浄」という意味。 部屋や服、心の状態など、自分だけでなく周りの環境もきれいにするよう保つことです。

そうすることによって、自然と心がスッキリするから実践しようという考え方になります。

いたって普通のことを言っているように感じますが、実践できている人は意外と少ないのではないでしょうか。

「お風呂に入ったりスキンケアすることは毎日のルーティンになってるけど、部屋が片付けられていない」「家事育児はきちんとしてるけど、自分のことは何もできてない」など。

常にきれいに保つことは難しいかもしれませんが、少しだけでもきれいにする意識を持ってみてはいかがでしょうか?

サントーシャ

「自分に与えられているものに満足すること」いわゆる「足るを知る」というのが、サントーシャです。

いつの時代も、人は自分の現状や環境に満足することなく求める傾向があります。

自分の置かれている状態をすべて受け入れて、まずは感謝の気持ちを持つのが大切だということです。

生きていれば、不満に思うことや嫌なこともありますよね。そういう時こそ、自分のことを自分ですべて肯定することがとても大切です。

サントーシャは自己肯定感を上げるための考え方でもあるのではないでしょうか?

サムバンダ

サムバンダとは「真実の絆」「原因と結果」という意味を持ち、あらゆる人・物事との関係性や繋がりを表す言葉です。

ここでは人間関係に焦点を当てて考えてみましょう。

ヨガ哲学では「人との関係性を深める」というのを重要視しています。自信を失って挫けそうになった時、背中を押してくれるような関係性を築こうということです。

いつでも頼れる存在がいるのは、きっとあなたの心の拠り所になっていると思います。

それに、このような考え方に救われる人もいるのではないでしょうか?

まとめ

ヨガ哲学について解説しましたが、いかがでしたか?

なんだかとっつきにくいと思っていたかもしれませんが、ヨガ哲学は日常生活でも新たな気づきを与えてくれる考え方だと思います。

この記事を読んだことをきっかけに、あなたもヨガ哲学に興味を持っていただけると嬉しいです。

【関連記事はこちら】⇩
【ヨガ】資格取得方法は2つ!種類や費用についてもご紹介!
【ヨガ】ピラティスとの違いは?どちらが向いているかもご紹介!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
ごとうあきら

ごとうあきら

スポーツ好き主婦ライター

「野球」「サッカー」「テニス」「バレーボール」など、スポーツ全般が好きです。子どもにも運動好きになってほしいと思い、習い事はスポーツ系を選びました。主婦目線でスポーツの魅力を伝えていきたいと思っています!

  1. 【ジム】失敗しない選び方は5つ!各種類についてもご紹介!

  2. 【スポーツトレーナー】向いてる人とはどんな人?適性や必要な能力も

  3. 【スポーツトレーナー】種類別一覧|各仕事内容も詳しくご紹介!

PAGE TOP