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【小学生】1年生にラケット競技をオススメする理由【4選】

皆さんこんにちは。社会人アスリート兼ジュニアチームコーチとしてバドミントンに15年以上関わらせてもっているライター「しょうへい」です。

この記事ではバドミントンのジュニアチームのコーチとしてたくさんの子供や親御さんと触れ合う中で感じた「初めてのスポーツにラケット競技をオススメする理由」を記載していきます。

お子さんにスポーツ系の習い事をさせようと思っているけれどもどのスポーツをやらせればよいか迷っている親御さんの参考になれば嬉しいです。

対戦相手と物理的な接触がないためケガのリスクが少ない

初めてのスポーツにラケット競技をオススメする理由の1つ目は、「対戦相手と物理的な接触がないためケガのリスクが少ない」ということです。

スポーツの中で怪我をしてしまう原因として多くを占めているのが予想外の事態に対応でないことです。対戦相手はそれぞれに意思を持った人間なのでその動きを完全に読むことはできませんし、サッカーのボールのように自分の意思ではコントロールすることもことはできません。そのため、対戦相手と物理的に接触することがスポーツ中のケガの原因となってしまうケースが多いのです。

一方で、バドミントンをはじめとするラケット競技では基本的にネットを挟んで対戦相手と向かい合うので、このような対戦相手との物理的な接触がありません。

もちろんケガの原因はそれだけではありませんが、ケガの原因として多くの割合を占める対戦相手との接触がないことで、対戦相手との接触があるスポーツと比較するとケガのリスクは少ないと言うことができます。

親御さんの立場からするとスポーツ系の習い事をさせるときにはケガをしてしまうのではないかという不安がつきものですが、その点ラケットスポーツでは上記のような理由から比較的安心と言うことができます。

自分の体だけでなく道具を扱う感覚が身に付く

初めてのスポーツにラケット競技をオススメする理由の2つ目は「自分の体だけでなく道具を扱う感覚が身に付く」ということです。

バドミントンをはじめとするラケット競技では手や足といった体の一部で直接ボールやシャトルに触れることはなく、ラケットを介してプレーを行います。

そのため、空間認識能力の発達に良い影響を与えると言われています。空間認識能力が長けている人は身近なところではUFOキャッチャーが得意な人が多く、生活の面では車の運転を習得しやすいと言われています。

また、ラケット競技以外ではバスケットボールのフリースローやゴルフのパターのように、距離感が重要なプレーが得意なりやすいといった傾向もあるようです。

このように自分の体以外のラケットという道具を使って行う競技によって養われた感覚は、その後の生活や取り組むスポーツに活かされてきます。

普段手にしない道具を使うので子供が興味を持ちやすい

初めてのスポーツにラケット競技をオススメする理由の3つ目は、「普段手にしない道具を使うので子供が興味を持ちやすい」ということです。

子供は好奇心旺盛で、普段触り慣れていないものには興味を持ちやすいです。バドミントンのラケットも日常生活で触れる機会が多くはないものなので、子供が興味を持ってくれる可能性が高いです。

さらに、公園や学校では怒られてしまう「長いものを振り回す」ことができるという点も、子供がラケット競技に興味を持ちやすいポイントの一つだと感じています。

特に未就学児から小学校低学年の段階ではスポーツをするにあたって、楽しんで取り組むことができるという点が子供の成長にとっても大切なことですので、その点でもラケット競技はオススメすることができます。

他のラケット競技への転向が比較的有利

初めてのスポーツにラケット競技をオススメする理由の4つ目は「他のラケット競技への転向が比較的有利」ということです。

ラケットを使ってボールやシャトルを打つという行為はラケット競技以外のスポーツでは身に付けることができない感覚です。そのため、種目によってラケットの長さや大きさに違いはあるものの、ラケットを使って対象物を打つという感覚を掴んでいると他のラケット競技も飲み込みが早いようです。

ちなみに私の実体験として、高校2年から3年にかけてバドミントンのペアを組んでいた部員は中学時代にソフトテニスをやっていて、高校のバドミントン部には初心者として入部してきましたが、高校2年の終盤には他のバドミントン経験者を追い抜いてレギュラーの座を勝ちとっていました。

これはあくまで一例ですが、近い感覚を持って競技を始めることができるという点においてはメリットであると言うことができるようです。

比較的低コストで始めることができる

小学校低学年で始めるスポーツ系の習い事では、始めてすぐに辞めてしまったり続かなかったりすることがよくあります。その理由としては、「やってみたら楽しくなかった」や「そのスポーツ自体は好きだが環境に馴染めなかった」など様々で仕方ないことです。

そのため、道具一式を揃えたのにすぐに使わなくなってしまいもったいない思いをすると言うこともよく耳にしますが、多くのラケットスポーツでは比較的低コストで始めることができるのでその心配が少ないです。

服装については運動に適していれば特に指定しないことが多いですし、シューズも本格的に始めるまでは学校などで使用している体育館履きを使えば問題ありません。

また、ラケットも貸し出されていることが多いのでいきなり購入するための費用がかかる心配もありません。このようにラケットスポーツは比較的コストを抑えて始めることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。以上がバドミントンのジュニアチームのコーチとしてたくさんの子供や親御さんと触れ合う中で感じた「初めてのスポーツにラケット競技をオススメする理由」です。

お子さんにどのスポーツをさせるかの参考にしてもらうことができると嬉しいです。

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しょうへい

しょうへい

バド歴15年の社会人アスリート兼ジュニアチームコーチ

10代に始めたバドミントンをケガでのブランク期間を挟んで合計15年以上続けています。 学生時代には関東大会に出場。現在は某県の県代表としてプレーしながら、ジュニアチームのコーチとして学生の指導をしているアラサー社会人アスリートです。

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