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【バドミントン】ラケットの選び方!プレースタイル別にご紹介!

皆さんこんにちは。社会人アスリート兼ジュニアチームコーチとしてバドミントンに15年以上関わらせてもっているライター「しょうへい」です。

バドミントンのラケットには重さやヘビーバランス、シャフトの硬さによって色々なタイプがあり、選手のプレースタイル別に適したラケットが異なります。

この記事では選手のプレースタイル別にオススメのラケットの選び方を記載していきますので、ラケットを購入するときの参考にして頂けると嬉しいです。

ダブルスの前衛重視プレーヤーにオススメのラケット

ダブルスの前衛重視プレーヤーにオススメなのは「軽め・ヘッドライト・硬め」のラケットです。

「軽め」は単純にラケットの重さが軽いことです。ダブルスの前衛は対戦相手との距離が近い分、俊敏なラケットワークが求められるので軽いラケットがオススメです。

「ヘッドライト」はラケットの重心がグリップ寄りにあるラケットのことです。ラケットの重さで記載した理由と同様に俊敏なラケットワークに向いたヘッドライトのラケットがオススメです。

「硬め」はシャフトが硬いラケットのことを指します。シャフトが柔らかいラケットはそのしなりを利用し、少ない力でシャトルを飛ばすことができるという利点がありますが、しなる分のタイムロスが発生するので早いテンポでラリーが展開するダブルスの前衛では振り遅れが発生してしまいます。そのためダブルスで主に前衛のプレーヤーはシャフトが硬いラケットを選ぶことがオススメです。

ダブルスの後衛重視プレーヤーにオススメのラケット

ダブルスの後衛重視プレーヤーにオススメなのは「重め・ヘッドヘビー」のラケットです。

「重め」なラケットは早く重いスマッシュを打ちやすいので、スマッシュを多く打って相手を崩すことが求められるダブルスで主に後衛をするプレーヤーにはオススメです。

「ヘッドヘビー」のラケットは重心がラケットのトップ寄りにあるので遠心力を使って、体重が乗ったスマッシュを打ちやすいのでダブルスで主に後衛をするプレーヤーにはオススメです。ただし、ヘッドヘビーのラケットは振り遅れやすく、ドライブが多い展開では不利になる場合があるので注意が必要です。

シャフトの硬さについてはスマッシュが多い男子は硬めを、クリアとドロップも多い女子は中間の硬さのラケットを、力の弱いジュニアやシニアのプレーヤーは柔らかいラケットを選ぶと良いと思います。

シングルスプレーヤーにオススメのラケット

シングルスプレーヤーにオススメなのは「重め・ヘッドライト」のラケットです。

「重め」なラケットはショットが安定しやすいので、激しく動きながらミスをせずにラリーをつなげることが求められるシングルスにはオススメです。

「ヘッドライト」のがオススメな理由は2つあります。

1つ目の理由はシングルスでは広いコートを全て一人で守らなければならない一方、ボディ周りに撃ち込まれた早いショットもさばかなければなりません。そのため、俊敏なラケットワークをすることができるヘッドライトなラケットがオススメです。

2つ目の理由はシングルスではダブルスよりもラリーが長くなることが多く、その長いラリーを一人で戦い抜かなければなりません。さらに大会などでは1日に数試合行うことも多いので、少ない力で扱うことができるヘッドライトのラケットで筋力や体力の消費を少しでも抑えることがオススメです。

シャフトの柔らかさは打つ球種のバランスによって好みを選べば良いと思います。

初心者が初めて選ぶのにオススメのラケット

初心者が初めて選ぶのにオススメなのは偏りがなくバランスの良いラケットです。

バドミントンを始めたばかりのプレーヤーは自分にシングルスとダブルスどちらが向いているのか、攻撃型なのか守備型なのかもわからないため、どれにもある程度対応する偏りのないラケットがオススメです。

また、フォームが固まるまでは変なクセを付けないといった意味合いでも標準的なラケットがオススメです。

シニアプレーヤーにオススメのラケット

シニアプレーヤーにオススメなのは「軽め・ヘッドライト・柔らかめ」のラケットです。

どれも強い力を必要とせずにラケットを扱うことができるという理由ですが、特に大事なのがシャフトの柔らかさです。

近年のラケットは性能が上がっており、シャフトが柔らかいラケットはそのしなりを利用して少ない力で遠くまでシャトルを飛ばすことができます。そのため、筋力が弱まってきているシニアプレーヤーにはシャフトが柔らかいラケットがオススメです。

ジュニアプレーヤーにオススメのラケット

バドミントンのラケットには全長が680mm以内という規定がありますが、最短何mm

以上という規定はありません。

そのため、まだ身長が低い小学校低学年くらいジュニアプレーヤーは自身の身長に合わせて大人が使用するラケットよりも短いラケットを選ぶことがオススメです。大人が使用するものと同じ長さのラケットを使用するとショットの後に床にラケットがぶつかってしまったり、長さが短い分軽く子供でも扱いやすかったりするためです。

シューズやウェアと同様にお子さんの成長に合わせてラケットも選んであげましょう。

まとめ

以上、それぞれおすすめのラケットを紹介してきました。

ラケット選びに迷われている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。



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しょうへい

しょうへい

バド歴15年の社会人アスリート兼ジュニアチームコーチ

10代に始めたバドミントンをケガでのブランク期間を挟んで合計15年以上続けています。 学生時代には関東大会に出場。現在は某県の県代表としてプレーしながら、ジュニアチームのコーチとして学生の指導をしているアラサー社会人アスリートです。

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