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卓球のTリーグとは!?仕組みや見どころを詳しくご紹介!

世界No.1の卓球リーグを目指して、日本に創設されたのがTリーグです。

オリンピックに出場した有名選手の試合を間近で楽しむことができるだけでなく、見どころ満載のTリーグ。

今回はそんなTリーグの仕組みや注目ポイントを徹底解説します。

Tリーグとは?

Tリーグは、2018年に発足した卓球のリーグ戦です。世界を相手にする一流の選手からアマチュアの選手が8チームに所属。リーグナンバーワンの座をかけて各地を転戦しながら熱い戦いを繰り広げています。

Tリーグには、「世界No.1の卓球リーグを実現する」、「卓球のスポーツビジネス価値を高める」、「卓球を通じて人生を豊かにする」という3つの理念があります。

このTリーグの理念や構想の元になっているのは、ドイツの卓球リーグです。ドイツでは一流のプロから卓球を楽しむアマチュア選手が1~16部のレベル別のグループで切磋琢磨しています。

世界基準の選手だけでなく、アマチュア選手も参加できるリーグを目指しているのがTリーグ。2021年時点で参加しているのは、男子が4チーム、女子は5チームとなっています。

2021年時点でも新規参入チームが募集されているため、今後の発展にも注目が集まる新しい卓球リーグです。

Tリーグの仕組み

プロ・アマ混合のチームがリーグ戦形式で戦い、2021年時点で男子4チーム、女子5チームがそれぞれ優勝を競っています。各チームの選手数は6名以上、必ず各チームに世界ランク10位以内相当の選手が所属しているのも見どころです。

レギュラーシーズンは基本的に毎年10月~3月です。世界卓球やオリンピックなどの大きな大会がある場合には、開催時期が前後します。男女どちらもリーグ戦では、ホーム、アウェイ、中立のセントラルで21試合が行われます。(女子は希望がなければ20試合)

リーグ優勝を決めるのはプレーオフ。チーム数が少ない男子はリーグ戦の1位、2位チームが試合をして、勝者が優勝チームです。女子は1位のチームと2位、3位同士のセミファイナルを勝ち上がったチームが対戦、勝者が優勝となります。

同一チームが複数回対戦するリーグ戦のため、ライバル選手同士の対決や負けたチームへのリベンジマッチを見られるのもTリーグの魅力です。

独自のルールも!白熱の公式戦

Tリーグの公式戦は、基本的にシングルス3試合、ダブルス1試合の4試合制です。シングルスは5ゲームマッチ、ダブルスは3ゲームマッチで、人気選手の試合を鑑賞できます。

Tリーグでは、原則デュースがないため11ポイントを先取したチームが勝利。手に汗握る試合が続きます。シングルス、ダブルスともに最終ゲームまで試合がもつれた場合、最終ゲームのみ6対6の状態からスタートするのも特徴です。

選手が繰り広げる白熱の試合をさらに盛り上げるTリーグならではのルールもあります。それがビクトリーマッチです。基本的に4試合制のTリーグですが、2勝2敗のときのみ、勝敗を決するために5試合目が行われます。

ビクトリーマッチはデュースありの11ポイント先取。出場選手はその場で決められるため、臨場感のある試合を楽しめます。

1チームにつき1回の対戦で4名以上の選手を出場、1名の選手が出場できる試合数は2試合までといったルールにより、エースだけでなく若手選手の活躍も見どころのひとつです。

ベテランから若手、アマチュア選手まで、さまざまな選手の試合をリーグ戦で鑑賞できます。

Tリーグは各チームに世界クラスの選手が所属

Tリーグでは出場選手が実力によってランク分けされています。

リーグのルールで各チームには、WR20位以内、世界大会で優秀な成績を収めているSランク選手が必ず所属。どのチームにも世界クラスの選手が所属しているため、ハイレベルな試合がリーグ戦では繰り広げられます。

Sランクについで、ランクの高いAAA選手はWR40位以内に相当する実力派。Tリーグのルールでは、AAAランク以上の選手が全てのリーグ戦、プレーオフに出場することが義務付けられています。

有名選手の中には、伊藤美誠選手をはじめ、Tリーグに所属していない選手もいます。

2022年からは卓球の日本代表選手の選考基準にTリーグでの活躍も加味されることが決定。有名選手の動向やリーグの発展に要注目です。

Tリーグの見どころを紹介

さまざまな選手が集まるTリーグの見どころをご紹介!リーグ戦ならではの演出や選手との交流など、試合内外でTリーグを満喫してみましょう。

試合を盛り上げる演出

Tリーグは、通常の国内戦とは異なる、さまざまな演出があります。選手入場時から試合開始時には照明や音楽を使ったライトアップで盛り上げられる会場、コロナ禍においては、ネット中継の映像にデジタルエフェクトを加えた演出が実装されました。

現地での試合はもちろん、配信で試合を鑑賞する観客が楽しむことができる工夫がなされています。

2021年にはコンサートができる劇場での試合も開催!バイオリンの音色が響く中選手が入場するユニークな演出が話題となりました。

選手との交流

Tリーグでは観客と選手の交流も盛んです。例えばリーグ所属チームのT.T彩たまでは、選手や監督を交えたトークセッションや子どもたちとのイベントも開催されていました。

地元チームが地域住民と交流を持ったり、選手個人がファンサービスをしたり、今まで以上に卓球選手と触れ合う機会が増えているのがTリーグの見どころです。

まとめ

人気の卓球選手が集まるTリーグでは、白熱のリーグ戦を楽しむことができます。

2022年大会の日本代表選考にリーグ戦での活躍が関わることが決定し、ますます注目です。

会場や配信で選手たちの活躍をぜひ鑑賞してみてください。

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ゆうき

ゆうき

スポーツ大好きなランニングマン

スポーツ大好きなゆうきです。ランニングを中心に、剣道や野球、水泳など多様なスポーツ経験あり。スポーツの楽しさを伝えられる記事を書いていきます。剣道初段を保持し、さいたまマラソン完走もしました。

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