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ウルトラマラソンとは!?走行距離や制限時間などについて徹底解説!

世の中には「ウルトラマラソン」というレースが存在しますが、ウルトラマラソンについてご存知でしょうか。

ただでさえ、つらそうなイメージのある「マラソン」に、さらに「ウルトラ」とつくと、「とんでもない過酷なレース」と思われるかもしれません。

そのような「ウルトラマラソン」は、意外にたくさんのランナーの間で楽しまれているスポーツです。

今回は、一応ウルトラマラソン(78kmの部)を完走(完歩)した筆者がウルトラマラソンについて解説します。

ウルトラマラソンに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

ウルトラマラソンとは

ウルトラマラソンとは、フルマラソン(42.195km)よりも長い距離を走るマラソンのことをいいます。

一般的なマラソンのように一定の距離を走るタイプと、24時間耐久レースなどの一定時間走るタイプがありますが、一定の距離を走るタイプの方が比較的一般的です。

距離・制限時間

ウルトラマラソンは、大会によって距離や制限時間が異なります。
国内のウルトラマラソンは1年を通して、北は北海道、南は沖縄まで、全国各地で開催されています。50〜60kmのレースもあれば、100km以上のレースもあります。

国内で開催されているレースでは、1つの大会で、60kmの部、100kmの部のように部門分けされているケースが多いです。上を見だしたらキリがありませんが、アメリカの大会では52日以内に5,000kmを走るというとんでもないレースも存在します。

制限時間は、50kmの場合、大体8〜10時間、100kmの場合、大体13時間〜15時間に設定されています。

参加方法・参加料

参加方法
ウルトラマラソンに参加する際は、各大会で定められている参加資格を満たしている上で、エントリーをします。大会によっては、「フルマラソン完走経験のある健康な方」などの規定があります。

エントリーは、先着順の場合と抽選の場合があります。(近年では、新型コロナウイルスの影響により大会が軒並み中止になっています)
人気のある大会は倍率も高く、世の中にはウルトラランナーがたくさん存在していることに驚きます。

無事にエントリーができ、出走権を獲得したら、大会に向けてトレーニング、準備をするのみです。

参加料
気になるウルトラマラソンの参加料ですが、参加料も大会によって異なりますが、50km〜60kmの部で大体15,000円、100kmの部で大体20,000円です。

普段走らない人やマラソンに興味がない人からすると、「大金を払って100kmも走るってどういうこと」と思うかもしれません。わかります。私も昔はそうでした。

確かにマラソン、ウルトラマラソンの参加料は高いかもしれません。しかし、高い参加料を払ってでも大会に出たくなる達成感や喜びが得られるのです。

賞金
ウルトラマラソンのような過酷なレースを完走したら「賞金」は貰えるの?と疑問を抱いた人もいるかもしれません。
残念ながら、国内のウルトラマラソン大会において、賞金が用意されているような大会はほとんどないといわれています。一部の海外の大会では賞金を獲得できる大会も存在するようですが、ほとんどの大会では完走した場合、「名誉」と「記録」と「完走賞」が得られるのみです。

ウルトラマラソンの魅力

これまでの説明で、ウルトラマラソンは「距離が長い、参加料は高い、賞金はない」一言でいって「エグいレース」であることがお分かりいただけたかと思います。しかし、なぜそんなにも多くの人々が参加する競技なのか。

ウルトラマラソンの魅力について筆者なりにお伝えしたいと思います。

達成感

やはり、一番はなんといっても「達成感」なのではないでしょうか。

マラソンを完走するのに必要な体力、走力は、ほんの数日で身に付けられる力ではありません。(超人以外)大会に向けて、日々コツコツとトレーニングを積み重ね、本番で発揮する。

大会に出走しているランナーは練習内容に個人差はありますが、何かしら努力をしてきています。
大会に出る目的や目標はさまざまですが、ウルトラマラソンを完走することで自分の目標を達成したり、自分に自信をもつことができたり、ひとそれぞれの達成感を得られることができます。

“普通じゃない距離”を走るウルトラマラソンでは、他の競技では体験できないような特別感のある達成感を味わうことが魅力なのではないでしょうか。

エイド

筆者がウルトラマラソンを走るうえで一番楽しみにしていたのは「エイド(補給食)」です。

ウルトラマラソンでは、速さを重視した記録に挑戦する人や、とにかく完走を目指す人、それぞれ目標が違います。筆者は、「とにかく完走」が目標でしたので、いかにウルトラマラソンを楽しむことができるかという部分が重要でした。
ウルトラマラソンは、距離が長いこともあり、エイド(補給食)が数キロごとに用意されています。

食べることが大好きな筆者は、とにかくエイドを楽しみに走っていました。大会によっては、ご当地グルメがエイドで楽しめるのも魅力のひとつです。

良い刺激をもらえる

ウルトラマラソンやフルマラソンに出場すると、当然ですがたくさんのランナーと一緒に走ることになります。マラソンははっきり言ってつらい競技です。

しかしつらくなったときに周りのランナーをみて、「みんな頑張っている」と励まされることがあります。時には「あと少しです、頑張りましょう!」など声をかけあって完走を目指す場面もあり、スタートからゴールまでに、それぞれにさまざまなドラマがあります。

普段1人で走っているだけだと得られない体験や感情に気づくことができることもウルトラマラソン(フルマラソン)の魅力です。

まとめ

ウルトラマラソンについて、筆者の体験談を交えつつ解説しました。

ウルトラマンは過酷な競技ではありますが、それぞれの目標に合わせて無理をしない程度で「楽しむ」ことが一番です。

ウルトラマラソンに興味をもった方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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いずほ

いずほ

食べるために走る系ライター

好きなスポーツは、登山、マラソン、トレイルランニング、水泳! 元々走ることが大嫌いで1kmも走れませんでしたが、気付いたらウルトラマラソン(78km)完走してしまいました。 山で食べるカップ麺が大好きです。

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