ゲートボールは世界的に人気のあるスポーツですが、ゲートボールに関してあまり馴染みのない方も多いかもしれません。
そんなゲートボールで、世界的なトップ選手になるにはどのような方法があるのでしょうか。
そこでこの記事では、ゲートボールのトップ選手への道のりを詳しくご紹介するとともに、仕事内容についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
日本でゲートボール選手になるには!?
日本でゲートボール選手になるには、公益財団法人日本ゲートボール連合(JGU)競技団体に、所属しているチームに入り、4つの大会で活躍する方法があります。
全日本選手権に出場する
全日本選手権についてご紹介します。毎年1回ほど開催される大会になり、年齢、性別無制限で、国内の大会で最も権威のある大会です。
47都道府県の代表+前回優勝の1チームを加えた48チームで頂点を争います。48チームを4チームずつの一次リーグに分け、各コートの上位2チームが二次リーグに進出。その上位2チーム、合計12チームによってトーナメントを戦い、優勝チームが決まります。
優勝チームには文部科学大臣杯を手にするとともに、多くの国際大会の日本代表選考も行っており、ここで、優秀な成績をとることで、ゲートボールトップ選手となれる可能性が高くなります。
世界やアジアのゲートボール選手権大会に出場する
世界大会やアジア大会は、4年に一度開催されており、全日本選手権で活躍したチームが選抜され出場します。この大会で活躍すれば、トップゲートボール選手と言えるでしょう。
世界的にみると、ゲートボールは多数の国で人気のある競技です。
世界ゲートボール連合・南米ゲートボール連合・アジアゲートボール連合など、世界で多くの組織が作られ、アフリカ大陸にも普及されたことにより、この大会で活躍するということは、世界的なゲートボール選手になることを意味します。
国体に出場する
国体ですから選抜された選手が多いので、実力の高い攻防戦を見ることが出来ます。
毎年一度行われ、地域ブロック大会の優勝チームと男子クラス・女子クラスの各16チームで戦い、4チームずつのリーグに分けた後、上位2チームによる決勝トーナメントを行います。
この大会に選抜されることで、ゲートボール選手としての知名度も上がり、トップ選手として認知されていきますので、全日本選手権・世界ゲートボール選手権大会・アジアゲートボール選手権大会・国体に出場することが大切です。
次に、ゲートボールトップ選手になるまでの道のりを紹介します。
ゲートボールのプロ選手までの道のり
ゲートボールトップ選手として活躍する為の方法を一部ご紹介します。
ゲートボールのトップチームへ入ること
高校・大学・社会人団体のゲートボールチームを結成し、予選大会を勝ち抜き、各種大会で活躍したり、地域の選抜チームなどに選ばれたりするのが王道です。
年齢に関係なく、地域の代表の選手として戦うことができますが、ゲートボールは5人対5人のチーム対抗戦で行い、先行チームは奇数番号のついた赤いボールを。後攻チームは偶数番号のついた白い色のボールを使用し交互にプレイを進めていきます。
ゲートボール独自の技術を駆使し、相手チームよりも多くの得点を取ることを競うスポーツですので、テクニックやコミュニケーションスキルが重要です。
公益財団法人日本ゲートボール連合(JGU)が選手情報を管理し、大きな大会は必ずチェックしているので、活躍していけば様々な選抜などから、声がかかるようになっていきます。
ゲートボール選手の活動内容
ゲートボールの選手の活動内容は主に2つあります。
世界大会や国体に出場し、そのためのトレーニングを行う
ゲートボール選手の仕事は、ゲートボールチームに所属し、試合に出場して、全力でゲートボールをすることです。
また、日頃からトレーニングや練習を行い、技術レベルの向上を行う必要があります。
ファンとの交流や地域貢献活動など
高齢者や多くの人々への貢献も大事な役割の1つです。世界的な人気スポーツとなっているので、ファンと積極的な交流をし、ゲートボール選手としての認知を獲得、介護施設など訪問することにより高齢者の方々と交流を図る。
また、地元の世代交流イベントへ参加し、子供や高齢者が参加するようなイベントで、ゲートボールのルールの説明や用具の解説、戦略・戦術についてなどを紹介し、実践することによって、世の中の人にゲートボールを普及させ、競技人口の増加に貢献することが、大切になります。
まとめ
ゲートボールの技術や身体能力が優れているだけでは、ゲートボールのトップ選手にはなれません。
一番大事なのは、「技術」と「コミュニケーションスキル」ということです。どんな苦手なことにも諦めず、努力し続けることがゲートボールトップ選手になるために必要な要素と言えるでしょう。
ぜひケートボール選手に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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